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人見知りする人の特徴は?原因と改善する方法

桃倉もも

桃倉ももM.Momokura

目次

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1:人見知りを克服したい!

社会に出れば、ある程度のコミュニケーション能力が求められます。人見知りな性格のため、周囲の人とうまく接することができない場合、仕事に支障をきたすこともあるかもしれません。「克服したい」と思っている人もきっと多いことでしょう。

実際に、自分が人見知りだと自覚している人はどれくらいいるのでしょうか。そこで今回『MENJOY』では、20〜40代の男女500名に独自のアンケート調査を実施。「自分のことを人見知りだと思いますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

思う・・・371人(74%)

思わない・・・129人(26%)

全体の7割以上の人が自分のことを人見知りであると回答。多くの人が自分のことを人見知りだと感じていることがわかります。

続いて、自分が人見知りであると答えた371人に対して、「人見知りを克服したいですか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

したい・・・262人(71%)

したくない・・・109人(30%)

人見知りを克服したいと考える人は多く、全体の7割以上でした。一方で「克服したくない」と考えている人が3割もいることに驚きましたが、人見知りだけど、気にしない人もいるようですね。

2:人見知りの特徴5つ

ここからは、人見知りの人の特徴を見ていきましょう。

(1)知らない人がいると黙ってしまう

自分の知らない人とはうまく話せないのは人見知りの大きな特徴です。警戒して、黙ってしまうのはわかりますが、黙ってしまえばそこで会話は終わり。相手のことを聞き出したり、当たり障りのない質問ができるようになるといいですね。

(2)初対面の人に挨拶ができない

初対面の人に挨拶ができないのも人見知りの特徴。知っている人なら平気でも初対面の人に対して、挨拶さえも恥ずかしくてできないのです。初対面だからこそ挨拶は大事です。挨拶がちゃんとできないと悪い印象を持たれてしまうし、非常識だと思われてしまうことも。

(3)目を見られない

目を見て話をするのは難しいとしても、目を見て話を聞くことができないのも特徴。目を見て話せなくても、せめて目を見て話を聞けるようにならないと、話している相手に不快感を与えてしまいます。

(4)文面上では強気

対面ではうまく話せないのにも関わらず文面上では饒舌なのも特徴として挙げられます。文面上と実際会ってみるとまるで別人。かなり扱いにくいタイプで他人からめんどくさいと思われることも多いです。

(5)慣れるのに時間がかかる

人に慣れるのに、とにかく時間がかかる人はかなりレベルの高い人見知り。人見知りであれ、多くの人はある程度時間が経てば、対面での会話も問題がなくなります。

しかし、いつまでたっても、慣れない人は極度の人見知りといえるでしょう。

3:人見知りしてしまう原因3つ

(1)相手からどう思われるか気にしすぎてしまう

何をするにも相手にどう思われているかを気にしてしまうと、人見知りになりがち。気にしすぎるがあまりに、挙動不審な行動をとり、そのような態度が相手を不快にさせてしまいます。

人というのは思っているほど、他人の行動を気にしていません。気にしすぎは禁物です。

(2)警戒心の強さ

他人を簡単には信用できない警戒心の強さが原因で、なかなか相手と距離を縮めることができないといったことも考えられます。

警戒心が強いのは悪いことではありません。しかし警戒しすぎると、相手にあまりいい印象は与えないでょう。

(3)幼少期のコミュニケーション不足

幼少期に家族など、小さなコミュニティでのコミュニケーション不足が原因であることも考えられます。孤独な環境にいたり、正常なやりとりができないような状態で過ごしたりと、最低限のコミュニケーションすらも経験していないとなると、どう他人と接したらいいのかわからないまま大人になってしまうのです。

4:悪いことばかりではない!人見知りのメリット3つ

(1)人の気持ちがよくわかる

人からどう思われるかを深く洞察しているがゆえに、人の気持ちを感じるとるのに長けているのが、人見知りさん。言葉にしない感情などにも察知できるでしょう。

(2)深い人間関係が築ける

人見知りは、浅くて広い人間関係は苦手です。そのぶん、一度心を開くことができれば、深く関係を築くことができるのです。本当に困ったときに助け合えるのは、こうした狭くて深い関係ではないでしょうか。

(3)聞き上手

まったく人見知りしない人は、自分のことをどんどん話してしまうという人も多いでしょう。それが鬱陶しく感じられることも……。しかし人見知りは、自分のことを話すのが苦手なので、会話の中ではどちらかという受け身に回りがち。それが「聞き上手」となって、モテにつながるかもしれません。

5:人見知りのデメリット3つ

(1)印象が悪い

初対面の人に対して、伏し目がちで話したり、笑顔が少なかったり。そうなると、受け手にとっては印象が悪くなるもの。誤解を与えてしまうでしょう。

(2)正当に評価してもらえない

社会における評価というのは残酷なもの。能力が同じだったり、結果が同じでも、コミュニケーション能力が高かったり、アピールする力がなければ、ちゃんと評価してもらえません。人見知りはそれが苦手なので、正当な評価をしてもらえない可能性もあります。

(3)人から利用される

人見知りは思うように自分の意見を言えない人が多いです。なのでそれをいいことに、人からうまく利用されてしまう場合も。

6:人見知りな自分を変えたい!改善する方法5つ

人見知りの人は損をすることが多いのも現実。そこで、人見知りを克服する方法をご紹介します。

(1)リサーチする

人見知りになってしまう原因として、人と何を話したらいいかわからないために、ついつい内にこもってしまうこともあるでしょう。そんなときは事前リサーチが役に立ちます。わかる範囲で相手のことを調べあげ、好きなものや自分との共通点がないかを探り、話す話題を準備しておきましょう。

(2)逆に質問する

人見知りの人は、質問されたことに対して返すのに必死になってしまうケースも多いのだとか。そういうときは、質問返しが効果的。質問されたことに対して「〇〇さんはどうですか?」と逆に質問を返せばいいのです。相手の意見をもとに会話ができるので、プレッシャーは軽減されるでしょう。

(3)自己紹介を考える

自分のことをうまく紹介できないといった人もいるでしょう。まずは自分を知ってもらうことが大切。なので、自分の自己紹介のテンプレートを、ある程度考えておくといいでしょう。

(4)自分に自信を持つ

人見知りの多くは、自分に自信がないという共通点があります。人見知りを克服するには、根本的に自分を変えることが大切。自分のネガティブな面ばかり見ずに、いい部分を探して、自信を持ちましょう。

(5)利害が絡まない人と会話する

買い物に出かけると、見知らぬ店員さんが必ずといっていいほど話しかけてきます。こうした、直接的に人間関係が発生しない人たちとの会話をすることもいい練習に。おすすめの商品について聞いたり、逆に何かすすめられたらそれに対して対応したり。そういった積み重ねが人見知り克服につながるかもしれません。

7:まとめ

アンケート調査を通しても、人見知りを克服したいと思っている人は多いことがわかりました。しかし、自分が人見知りであることに悲観的になりすぎないことも大切。

そして、克服したいと思っている人は、自分のペースで焦らず、変えていければいいですね。