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嗜好品とは?なかなかやめられない嗜好品と嗜好品の摂り過ぎを防ぐ方法

大船くじら

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目次

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1:嗜好品とは食べ物だけ?意味と類語、英語での言い方

1)嗜好品とは?意味と類語

まずは嗜好品の正しい意味から見ていきましょう。辞書で調べてみると、

しこう‐ひん【嗜好品】

栄養をとるためでなく、その人の好みによって味わい楽しむ飲食物。茶・コーヒー・酒など。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

ちなみに「嗜好」というのは、

し‐こう【×嗜好】

ある物を特に好み、それに親しむこと。好み。主に飲食物についていう。「嗜好が変わる」「日本人の嗜好に合う」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

という意味になります。

辞書の意味から読み取ると、朝の栄養補給や水分摂取のためのパンやコーヒーは嗜好品にはなりません。しかし、おやつの時間にケーキをこだわりのコーヒーと一緒に食べる……という場合は嗜好品にあたります。

つまりもともとはこういった「好きなもの」という意味なのですが、それを厳密に定義づけしていくと、「栄養やエネルギーを期待して摂取するものではない」「摂取すると精神的に落ち着き、逆にないと寂しく感じる」などの要素を含んだものを、「嗜好品」と呼んでいます。

(2)英語での言い方

嗜好品を英語で表現するものとして、「luxury goods」「a luxury」「luxury food」「one’s favorite food」などの言葉を英和辞典で見つけることができます。

日本語で嗜好品というと、飲食物を指すので「luxury food」「one’s favorite food」などが意味合いとしては近いのではないでしょうか。

2:体によくない?嗜好品といわれる定番7つ

(1)お酒

嗜好品の代表といえばお酒。ビール、ワイン、日本酒、焼酎など、お酒好きにはそれぞれ好みがありますよね。

仕事が終わりに家で飲むワインや、仲間と居酒屋で飲むビールのおいしさは、嗜好品と呼ぶに値するもの。ただし飲みすぎるとアルコール中毒になってしまいます。

(2)コーヒー

コーヒーも身近にある嗜好品のひとつ。その香り、苦みや酸味のある味わいは、好きな人にはたまらないものです。コーヒーの香りはリラックス効果があるともいわれていて、ふわっと立ち上る香りに癒やされると感じる人も多いのではないでしょうか。

おしゃれなカフェで、コーヒーと共に過ごす優雅なひととき。自宅などでこだわりの銘柄をドリップして飲む時間などたまらないですよね。

(3)お茶

お茶の香りや味わいを楽しむ時間が何よりも癒やされるという人もいるのではないでしょうか。お茶には心身の疲れを癒やす効果や、気持ちを鎮める効果があるといわれています。

日本茶と和菓子、紅茶とケーキなど組み合わせて楽しむのが好きな人も多いでしょう。ハーブを乾燥させたハーブティーも最近では人気です。

(4)炭酸飲料

炭酸飲料を飲んだときの、シュワシュワとした刺激にやみつきになってしまう人も多いですよね。炭酸飲料も嗜好品と呼んでいい飲み物といえるでしょう。

炭酸飲料の爽やかさをより楽しむために、あえて運動やサウナで汗を流すという人もいるのではないでしょうか。

(5)スイーツ

嗜好品の代表的な食べ物。栄養補給のためにスイーツを食べるということもなくはないシチュエーションですが、どちらかというと、その甘さや風味などを楽しむために食べることが大半。

食べすぎはダメと思いつつ、甘いスイーツを味わう時間が至福、という人も多いのではないでしょうか。

(6)タバコ

こちらも嗜好品を代表する存在。まさにたばこというのは、栄養を期待するものではなく、心理的なリラックスなどを目的として摂取している人が多いもの。

こちらもお酒やコーヒーと同じように、中毒症状があります。嗜好品というのは、その実、中毒になりやすいものばかりなのです。

(7)ジャンクフード

ついつい食べたくなってしまう、ハンバーガーやポテトフライなどのファストフード。もちろん栄養補給という意味合いもありますが、糖質と脂質たっぷりでガツンとくるジャンクフードは、現代の嗜好品のひとつとして認識されているようです。

3:病みつきになる前に…嗜好品の摂り過ぎを防ぐ方法3つ

(1)健康を意識する

嗜好品といわれるものの中には、摂り過ぎると健康に影響が出てくるものが多いです。タバコについてはいうまでもないですし、お酒なら肝臓に影響が出る場合がありますし、スイーツや炭酸飲料も摂りすぎれば肥満の原因に。

マイナス面を知ることで、特別なときだけに摂ろうという気持ちにもなれるはずです。

(2)回数を決める

嗜好品を取っているときは幸せな気持ちになれます。しかし、際限なく摂取してしまう人もいますよね。好きなものだからこそ、回数を決めてブレーキをかけるのもおすすめ。

お酒が好きなら週に2日は休肝日にする。コーヒーは1日1杯までにするなど、回数を決めましょう。好きなだけ摂取するよりも、回数制限があるほうが、摂取したときの感激や喜びも倍増するものですよ。

(3)ルールを設定する

嗜好品との関わり方を自分の中で設定しましょう。ただただガマンするというのはつらいもの。自分でルールを作ることで、嗜好品の取りすぎを防ぐのです。「仕事で疲れ果てたときだけお酒を飲む」「目標を達成したら大好きなスイーツを思い切り食べる」など、何でもいいと思います。

4:程よく嗜好品を楽しもう

自分の好きな嗜好品を食べたり、飲んだりするのは幸せなことですよね。しかしどんなものも大量に摂取すると、何かしらの弊害が生じるもの。自分なりの頻度を決めて、程よい量で楽しんでください。