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水を飲むと起こるいいこととは?期待できる効果と飲み方のコツ
コマツ マヨM.komatsu
目次
隠す1:水を飲むとどんな効果があるの?肌がきれいになるって本当?
成人の場合、人間の体の約60%は水分だといわれています。体内の水分は、酸素や栄養を運んだり、体温調節を行なったり、老廃物を排出することと深く関係しています。
そして水分が体内で不足すると、これらの機能がスムーズに行われなくなり、その結果、体調不良やお肌の不調の原因となってしまうことだってあるんです。
2:水をよく飲む人の特徴
普段から水をたくさん飲んでいる人は、健康や美容の面で、いくつかの共通する特徴があります。
(1)汗をたくさんかく
水分を摂ると、汗として体の外に排出されます。水分の巡りが良くなることで効率よく体温調節ができるので、熱中症などにもなりにくく、夏の暑い時期や冬の寒い時期にも、元気に過ごすことができます。
(2)肌がきれい
人間の体は、水分が十分に摂取されないと、水分を保つために汗をかかなくなったり、尿の頻度を減らすようになったりします。
汗や尿は体内の老廃物を体外に排出する役割があります。それらが少なくなると、不要なものが体内に蓄積されてしまい、肌荒れをはじめとするさまざまなトラブルにつながることも。水をよく飲む人に肌がきれいな人が多いのは、こういう理由があるのですね。
(3)いつも元気
水をたくさん飲む人は元気な人が多いと思いませんか。これにはちゃんと理由があります。
水分を取ると新陳代謝がアップし、体温が上昇したり、不要なものをスムーズに体外に排出しやすかったりするといわれています。水を飲むことは、毎日を元気に過ごすことにつながるのです。
3:水を飲むといいことがある?水を飲む効果5つ
(1)便秘改善
便秘には食物繊維が重要なのは有名ですよね。しかしそれ以上に水分がとても重要。いくら腸の動きを良くしても、それをスムーズに排出するだけの水分がないと難しいからです。
また、マグネシウムなどを含む水を飲むことで、便が柔らかくなり、排便がスムーズに行われるというメリットもあります。
(2)美肌
体内の水分不足から、乾燥やシワなど肌トラブルが起きることも。普段からしっかりと水分を摂取して、潤いを失わないようにしたいですね。
(3)むくみ解消
水を飲むとむくむ、と思われがちですが、実は水分をたくさん摂るほうがむくみには良いという情報も。水分が不足すると、水分を失わないように、尿や汗を出さないようにするため、水分を体内に溜め込んでしまいます。
体のむくみが気になるときこそ、意識的に水を飲むことが大切だといえそうです。
(4)疲労回復
疲労の蓄積もまた、水分不足が原因の場合も考えられます。体内の水分が少ないと、血流が滞って栄養や酸素を運ぶ機能や、老廃物の排出機能がスムーズに働かなくなってしまうからです。
体の機能が正常に働かないと、体調不良を起こしたり、毎日の疲れが取れないということにも。
(5)ストレス解消・食欲抑制
イライラしたときやパニックになったとき、水を1杯飲むだけで落ち着いたという経験はありませんか。水に含まれるマグネシウムやカリウムには鎮静作用があるとされており、また水を飲むことで熱が下がり気持ちを落ち着けることができるのだそう。
イライラして食欲に走ってしまう人も、お水を飲むと空腹が一旦落ち着き、イライラした気持ちが紛れることも。食欲抑制にもつながるかもしれません。
4:水を飲むだけ健康法はタイミングが肝心!飲むべきタイミング3つ
運動中や食事中などお水が必要なとき以外にも、次のようなタイミングでお水を飲むと、体にとってメリットがあるようです。
(1)入浴前後
入浴中は汗をたくさんかくので、水分補給してからの入浴がおすすめ。先述したように、「水分が失われた!」と体が感じると、汗や尿の量を制限することも。水分が失われてから摂取するのではなく失われる前に補給して、潤いをキープしておくようにしたいですね。
(2)就寝前
寝ている間はたくさん汗をかくので水分が失われがち。寝ている間に水分が足りなくなると、喉がカラカラになったり寝苦しく感じたりして、睡眠の質が落ちてしまうことも。
寝る前にコップ1杯のお水を飲んでから寝ると、睡眠中に失われる水分を補うことができて快眠にもつながります。ただし飲みすぎるとむくんでしまう可能性があるので注意して。
(3)起床後
約8時間、何も飲まずにいた体は水分を欲しています。コップ1杯の水を飲むことで体が目覚め、血の巡りも良くなります。1日の始まりは、冷たいお水よりも、常温またはぬるま湯がおすすめです。
5:水は美容と健康の基本!
「水をたくさん飲んだほうがいい」となんとなくは知っていたけれど、体にとってこんなメリットがあったんですね!
ただし、がぶ飲みは胃腸に負担がかかるし、むくみや冷えにもつながってしまいますので、あくまでも適量を心がけてくださいね。