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同じ言葉を繰り返す人の心理とは?対処法と畳語5つ

青木 エイミーA.Aoki

目次

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1:同じ言葉を繰り返す人は病気なの?

同じ言葉を繰り返す人の多くは、単なる口グセである場合が多いでしょう。

しかし中には、深刻なケースも。例えば、言葉を円滑に話せない障害として、吃音症(きつおんしょう)というものがあります。

種類は大きく分けて3つ。「あ、あ、あのね」と複数回同じ言葉を繰り返してしまう連発、「あーーーのね」と意図せず伸ばしてしまう伸発、「……あのね」と言葉が遅れて出てくる難発です。吃音だとすべての特徴が出るわけではなく、ひとつでも当てはまれば吃音だと考えられています。

また、同じ内容を何度も話すという場合には、認知症やADHDの可能性も考えられるようです。

2:口癖?同じ言葉を繰り返す人の心理5つ

「あのね、あのね、あのね」「でもでも」など、同じ言葉を繰り返すことが口癖になっているような、同じ言葉を繰り返す人の心理についてリサーチしてみました。

(1)自分に言い聞かせている

「僕は仕事を振られたときに、“できます”と一度で回答せず、“できます、できます”と答えたり、時間を少し空けてもう一度“ええ、大丈夫ですよ。問題なくできますから”と言ったりすることがあります。

だいたいそういうときは、自信がないときですね。せっかくつかんだチャンスなので、できるんだって自分に言い聞かせて、安心しようとしています」(Gさん・35歳男性)

(2)信じ込ませるための嘘をついている

「彼氏が女の子と会っているのに、同僚と飲みに行っていると嘘をついていたんです。そのとき“そうそう、で同僚のAがさ〜”っていう感じで、“同僚と”っていう部分を必要以上に繰り返すんですよね。すぐにあやしいって思っちゃいました」(Oさん・35歳女性)

(3)癖になっている

「うちのおじいちゃんが、相槌を繰り返す人でした。目の前の会話の相手に“うんうん”といっているならまだいいのですが、電話先に“はいはい”と言っているのを見ると、適当な返事に聞こえるのでは……とヒヤヒヤしてしまいます。

ですが、みんな口癖だとわかっているみたいで、今までとやかく言っている人は見たことがありません」(Aさん・24歳女性)

(4)相手が理解しているか不安

「話していて、相手が理解していなさそうだと感じることってありますよね。そういうときって、同じフレーズや単語を繰り返しがちかも。例えば道案内しているとき “ここをまっすぐ行って、コンビニが見えたら左で……”と話しながら、わかっているか心配だと、確認のつもりで、“コンビニを左ね”と繰り返す……みたいな」(Kさん・25歳男性)

(5)どこまで話したか忘れてしまった

「話しながらいろいろと考えていると、“あれ? どこまでしゃべったっけ?”ってなるんですよね。そういうとき自分が話していた言葉とかを繰り返しながら、どこまで話したか、何を話そうとしたかを思い出そうといます」(Aさん・19歳男性)

3:同じ言葉を繰り返す人への対処法3つ

同じ言葉を繰り返す人がすぐ近くにいたらどうでしょう。そんな人たちへの対処法を考えてみました。

(1)指摘する

「はいはい」などの返事は、誠実さに欠ける感じもするので、不快感を覚える人もいますよね。なので、気になったら指摘してあげるのが相手のため。もしも「悪い口癖だ」と本人が思ったなら、それを直す努力ができるからです。

(2)共感する

自分に言い聞かせたり、相手が理解しているか不安であったりと、言葉を繰り返す深層心理には不安が隠れていることも。そういうケースなら共感してあげて、その人が持っている不安を取り除くことが大切です。

(3)聞き流してもいい

同じ言葉を繰り返す人は、ただの癖になっていることもしばしば。あまり自分に害がないのであれば、普通に聞き流してしまってもいいでしょう。

4:同じ言葉を繰り返す言葉は何て言う?代表的な畳語とその意味5つ

ちなみに同じ単語を重ねて一語としたものを「畳語(じょうご)」と言います。最後にそんな言葉も確認しておきましょう。

(1)いろいろ

種類がさくさんあり、さまざまであることを指します。「さまざま」も畳語ですね。学校やビジネスの場面で多用すると、あまりに便利で漠然としすぎた言葉であるために、「もっと具体的に説明しなさい」と言われてしまうこともあります。

(2)やまやま

「山々」は自然を表すものではないため要注意。実現できない物事に対して、「本当はそうあってほしいのだけれど……」という自己の内面を伝えるときに使う言葉です。「飲み会に行きたいのは“やまやま”ですが……」というような使い方をします。

(3)重ね重ね

「度々繰り返して、あるいは何重にも及んで」という意味で使われる「重ね重ね」。ビジネスにおいてはお詫びやお願いのシーンでよく使います。

「重ね重ねお詫びします」というと、何度も謝るという意から、深く反省していることが伝わります。「重ね重ねのお願いで恐縮ですが」の場合には、以前から何度もお世話になっている様子を伝えることができます。

(4)泣く泣く

泣きながら、あるいは泣きたいほど辛いときには「泣く泣く」という言葉を使います。古文でも出てくるので、耳馴染みのある人は多いでしょう。「泣く泣く断念する」というような使い方をすると、本当は諦めたくなかったのに断念せざるを得なかった様子が伝わります。

(5)知らず知らず

「知らず知らず」は、よくわからないまま、知らないうちにという意味です。「知らず知らず傷つけて」は、いつ相手を傷つけたかわからないけれど、とにかく傷つけてしまったことを表しています。ちなみに、「知らず知らず」は「知らず識らず」と表記することもあります。

5:まとめ

先ほど同じ言葉を繰り返す人が周囲にいても、気にならないのであれば聞き流していいのではないかと紹介しました。しかし、そこから相手の心理状態を理解して、適切なフォローを入れられると、よりよい人間関係を構築できるかもしれません。