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パーソナルスペースとは?パーソナルスペースが広い・狭い人の特徴

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:論文も多数!パーソナルスペースとは?

(1)パーソナルスペースは心の距離感

パーソナルスペースは、ざまざまな分野で研究されています。その意味は、文字通り「個人の空間」のことです。学術的には「個人の身体を取り巻く目に見えない空間領域」と定義されたりします。

わかりやすくいえば、他人が自分に近づいてきたときに不快に感じるまでの空間(=距離)のことです。それは、必ずしも何か変なニオイがするから不快に感じるとかではなく、圧迫感を感じるとか、安らげないといった不快さのことです。

なので、「心の」距離といえば、そうともいえるのですが、厳密にいえば精神的に安全と感じられるかどうかの「物理的な」距離といったほうがいいかもしれませんね。

(2)日本人はパーソナルスペースが広いor狭い?

パーソナルスペースは、ざまざまな分野で研究されているといいました。例えば、異性の相手より同性の相手のほうがパーソナルスペースの距離が短いという男女差や、外向的な性格の人は、内向的な性格の人よりパーソナルスペースの距離が狭いという性格差などが明らかになっています。

では、日本人だからパーソナルスペースが広いとか狭いとか、アメリカ人だからパーソナルスペースが広いとか狭いとかということがあるかというと、これはなかなか断定しづらいと思います。

確かに、過去の研究では、そういったこともいわれてきました。今回は間違ったことを伝えて誤解を招かないために具体例を挙げることは避けますが、「国籍」によってパーソナルスペースが違うことはありません。もちろん、育った環境によって違いが生じることは考えられます。

(3)パーソナルスペースは男性と女性で違いがある?

では、パーソナルスペースは男性と女性で違いがあるのでしょうか。これまでの研究では、男性より女性のほうがパーソナルスペースが狭いということがいわれてきました。ですが、これも「国籍」と一緒で、断言できるかどうかはわかりません。

というのも、この男女というのが生まれながらの生物学的な性別なのか、自分がどちらかの性と考える性自認によるものなのか曖昧だからです。

この記事を読んでくださっている方からすると、「なにもそこまで考えなくても」と思うかもしれません。ですが、学術の分野でも国籍や人種、性別といった問題は非常にデリケートに考えていかないといけない問題です。軽々しく、国籍や人種や性別について語ることは、「ヘイトクライム」につながってしまうのです。

2:パーソナルスペースの広い人の特徴3つ

それではあらためて、パーソナルスペースの広い人の特徴について紹介しておきましょう。

(1)内向的な性格

パーソナルスペースが広い人は、あまり人に近づいてきてほしくないと考えている人のことです。そういう人には、内向的な性格の人が多い傾向にあるとされています。

内向的な性格とは、社会的に消極的であったり、自己中心的な考えの持ち主のこと。そういうと、なんだか性格が悪そうに聞こえますが、言い換えると自分を大事にしているということ。誰かに邪魔をされたくないことで、パーソナルスペースが広くなるのかもしれません。

(2)攻撃的な性格

いくつかの研究によれば、攻撃的な性格の人もパーソナルスペースが広い傾向にあるといわれています。攻撃的な性格とは、すぐに起こったり、無責任な性格のことです。おそらくこれも、自己中心的な考えや行動から攻撃的になってしまうため、自分の邪魔をされたくないからとパーソナルスペースが広くなってしまうのでしょう。

(3)気を使う相手や嫌いな相手が多い

パーソナルスペースが広いか狭いかは、自分と相手との関係でも決まってきます。気を使う相手や嫌いな相手には、自然とパーソナルスペースが広くなります。それはそうですよね。誰だって、気を使う相手や嫌いな相手には近づいてきてほしくありません。

3:パーソナルスペースが狭い人の特徴3つ

それでは今度は、パーソナルスペースが狭い人の特徴について考えてみましょう。パーソナルスペースが狭いということは、誰かに近づかれても不快な気持ちになる距離が短いということです。

(1)社交的な性格

誰とでも仲良くなれる社交的な性格の人は、パーソナルスペースが狭い傾向にあることがわかっています。社交的な人というのは、自分から相手に近づいていくことも、人から近づいてこられることもけっこう平気だったりします。

(2)他人中心に物事を考える

他人中心に物事を考えるというのは、自己中心的な考え方とは反対です。ひとりよりも他人との協調性を大事にしたり、実際に何かをするにしても、他人と一緒のほうがはかどるようなタイプの人に、パーソナルスペースが狭い人が多い傾向があるとされています。

(3)自信家

自分に自信がある人も、パーソナルスペースが狭い傾向にあるかもしれません。それは、他人の近づかれても簡単に傷ついたり、不安になったりすることがないからです。

4:職場にもいる!パーソナルスペースが近い人への対処法

パーソナルスペースが近い人への対処法と書きましたが、実はこれ、一般的に誤解されていることです。というのも、パーソナルスペースとは、他人が自分に近づいてきたときに不快に感じるまでの空間(=距離)のことと紹介しました。

つまり、パーソナルスペースが狭いから相手がドンドン近づいてくるということではなく、パーソナルスペースが狭いから他人に近づかれても平気ということなんです。なので、むしろ紹介するべきは「パーソナルスペースが広い人への対処法」となります。

パーソナルスペースが広い人への対処法、つまりパーソナルスペースが広い人へ近づくにはいくつかあります。

(1)前からではなく横から近づく

研究によれば、人は前後のパーソナルスペースが横よりも広いことがわかっています。つまり、面と向かって近づいて話すよりも、横から近づいたり、並んで話すほうがいいというわけでなんです。

(2)フローラル系の香水を利用する

これも研究により明らかになっているのですが、フローラル系の香水を身につけて近づいていくと、相手のパーソナルスペースを狭くすることができるといわれています。

5:男性の正面よりも横に立つべき?パーソナルスペースを活用した恋愛心理テク

これも誤解を招く表現ですが、パーソナルスペースを活用した恋愛心理テクというよりも、相手のパーソナルスペースを克服する恋愛心理テクはどうなのかということです。

先ほど紹介したように、前からではなく横から近づくとか、フローラル系の香水を利用するということに気をつけると、相手のパーソナルスペースを狭くすることができます。

パーソナルスペースというのは、基本的には見ず知らずの他人のほうが広く、親密な関係なればなるほど狭くなるとされています。そのため、パーソナルスペースにできるだけ踏み込んでいければ、相手は「もしかして親密な関係になっているのかも」と錯覚し、仲良くなれるのかもしれません。

6:まとめ

恋愛テクニックを語るうえなどで語られることが多くなってきたパーソナルスペースですが、調べてみるとけっこう奥が深いもの。

性格によってパーソナルスペースは変わってくるということは明らかになっているので、性格分析のひとつとして、活用できる場面があるかもしれませんね。