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イライラする人ってめんどくさッ!その特徴と上手に付き合うコツ
新井 よつばY.Arai
1:イライラする人ってめんどくさい
いつも理由もなくイライラしていて、常に怒っているような人が身近にいると、気が滅入ってしまいますよね。場の空気が悪くなるし、機嫌を取るのもめんどうくさいと、つい避けてしまう人もいるでしょう。
でも現代はストレス社会。アレコレと気になることがあったり、心配が尽きなかったり、SNSやネットニュースに気持ちを見出されたりして、いつもなんだかいつもイライラしてしまっている人は、自分が周囲からもそう思われていないか、心配になってしまうこともあるのではないでしょうか。
2:イライラする人の特徴5つ
ではなぜ、ついついイライラしてしまうのでしょうか。ここからは、イライラする人に共通する特徴をご紹介します。
(1)神経質
細かいことが気になれば気になるほど、イライラのもとに。特に神経質な人は完璧主義であることが多く、自分だけでなく、周りの言動やミスもいちいち気になってしまうもの。
また、行動を起こす前に深く考える人も多いようで、考えている間にどんどんイライラしてしまうのだとか。
(2)せっかち
常に時間に追われているせっかちさんも、イライラしやすくなります。時間に追われると、やらなければいけないことを裁くだけで、他に何も考えられず、ストレスがどんどん溜まってしまいます。また、とにかく何事もスピーディーにこなしたいと考えている人の場合、周囲がのんびり作業していると、ついつい苛立ってしまうよう。
(3)自己中心的
自分の思いどおりにいかないことがあると、すぐにイラッとして当たり散らす人もいます。自己中心的な考え方を押し付けてばかりいると、周囲の嫌われ者になってしまう恐れも。
(4)忙しい
いつも何かに追われて、疲れてしまっている人もいます。このタイプの人は、仕事が増えるたびイライラしてしまうよう。もともとのキャパシティが小さいタイプのほか、他人に頼むより自分がやったほうが早いなどと思ってどんどん仕事を抱えてしまうタイプもこれにあたります。
(5)真面目
ルールに従順で、曲がったことが大嫌いな真面目さんは、自分にも他人にも厳しくなりがち。ずるいことや理不尽なことが起きたり、自分が一生懸仕事に取り組んでいるときに、ラクをしようとしている人を見ると、イライラが止まらないことも。
3:なぜか一緒にいるとイライラする人の特徴3つ
続いては、理由はわからないけど、一緒にいるとイライラする……。そんな人の特徴をご紹介します。
(1)何かとテンポが遅い
仕事が遅い、ご飯を食べるのが遅い、歩くのが遅いなど、ゆっくりした人は他人からイライラされがちです。マイペースなことは決して悪いことではないのですが、誰かと一緒に行動をする際は、周囲のスピードを多少は考えて行動したほうがいいかもしれません。
(2)気が利かない
気が利かない人も他人をイライラさせがち。会食中におしゃべりに夢中で、まったく注文や取り分けができない人や、会議前に先回りして資料を用意できない人など、気が利かないと、特に仕事をするうえでイライラされるもとになるようです。
(3)ネガティブ
「私なんか」「でも」「だけど」など、ネガティブな発言が多かったり、否定ばかりする人も、イライラされてしまうことが多いようです。誰しも落ち込むことはありますが、常に暗い発言しかできないと、周りも疲れてしまいますよね。
4:仕事中に疲れる、テンパるなどでイライラする人への対処法3つ
職場にはいろいろな人がいます。中にはすぐにテンパるなど、見ているとイライラする人もいるかもしれません。最後にそんな人への接し方のコツをご紹介します。
(1)落ち着かせる
テンパっている人を見かけるとイライラしてしまい、つい「代わりにやるよ」「手伝うよ」と、手を差し伸べてしまう人も多いかもしれません。
人にやさしく接すること自体は間違いではないのですが、自分の仕事が増えてしまうことで、結果的に自分のイライラが増してしまうことも。まずは「大丈夫だよ」と相手を落ち着かせ、何にテンパっているのか聞いてから、周囲に意見を仰ぐなどして判断するようにしましょう。
(2)寛大な心で受け入れる
すぐテンパったり疲れたりする人には「こういう人なんだ」と割り切ってしまうことも大事。性格は簡単には変えられませんし、気にすればするほど、イライラしてしまいます。寛大な心で受け入れてあげることによって、気にしないでいられるようになるかもしれません。
(3)自分のスキルアップだと思う
相手の仕事を手伝うことによって、自分のスキルアップになると発想を転換させるのもアリです。組織に所属していれば、いろんな人がいますし、自分の思い通りにいく人ばかりではありません。たくさんの人と接して経験を積むことは、将来必ず役に立つのだと思いましょう。
5:まとめ
「イライラする人」と「イライラされる人」。できればどちらにも当てはまりたくないですよね。それでも、どうしてもイライラしてしまうことや、イライラされてしまうことはあります。そんなときは考え方を変えたり、周りの空気を読むことによって、状況が改善されるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。