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名前の漢字ランキング!女の子・男の子の名づけに役立つ漢字の読みと意味

松田優Y.Matsuda

目次

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1:名前の漢字一文字は良くないというのはホント?

名前の漢字一文字は良くないといわれる説を耳にしたことはあるでしょうか。

この説の背景には、「家族との縁が薄くなる」という迷信的なものから、「名字が一文字の人と結婚したら困る」という現実的なものまで、さまざまな理由があるようですが、明確な根拠はありません。

実際、漢字一文字の名前を持つ人はどの時代にも多数存在しています。名前のせいで必ず不幸になる……ということも、もちろんありません。むしろ最近では、漢字一文字の名前を好む傾向すらあります。

子を思う親心故に広まった、根拠の無い噂に過ぎないといえそうです。

2:女の子の名前の漢字人気ランキングTop5

まずは、現在、女の子の名前にはどんな漢字が多く使われているのか、みていきましょう。株式会社ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」が発表した「たまひよ赤ちゃんの名前ランキング2019」を参考に、トップ5をご紹介します。

第5位:愛

古くはおばあちゃんの時代から、文字どおり愛されてきたこの漢字。込められている意味を改めて説明するまでもありませんよね。

一文字で「あい」と名付ける以外にも、「結愛(ゆあ)」など止め字としてもよく使われます。

他にも「まな」「ちか」「めぐみ」「え」といった、さまざまな読み方をすることができるので、他の漢字と組み合わせて名前を作りやすいところも人気の理由です。

第4位:奈

女の子の名前は、どちらかといえば文字数の多いものが好まれる傾向があります。思い入れのある漢字を軸にしていろいろな名前を考えていく場合、使いやすいのがこの「奈」という字です。

この漢字自体にこれといった意味はありません。ですが、ほかの字と一緒に使ったときに邪魔にならないこと、耳馴染みがいいこと、古臭さがないことなどが人気の理由のようです。

第3位:莉

ナチュラル系が流行っているのはファッションだけではありません。赤ちゃんの名前にも、自然に関する文字が多く使われるようになりました。

特にぐんぐん人気を上げているのが「莉」という漢字。ジャスミンの一種を「茉莉花」と書くことから、愛らしく清楚なイメージがある文字です。「莉子(りこ)」のように、誰にでも読めるけれどありきたりではない、そんな名前を望む親御さんに好まれています。

第2位:菜

4位の「奈」と同じ読みでありながら、2ランクの差をつけた理由は、字面の良さでしょうか。「菜」という字には現代的な可愛らしさと、どこか素朴な雰囲気も感じられます。「な」の持つ柔らかい音感も親しまれる理由のひとつです。

「結菜(ゆな)」や「陽菜(ひな)」など、名前ランキングの上位で必ず見かける人気漢字です。

第1位:花

いわゆるキラキラネームブームの時代でも最近のレトロブームの中でも、女の子の名前といえば必ず登場するこの漢字。どんな字とも相性が抜群の万能選手です。

美しさや可憐さなど、女の子の名前に求められる要素がシンプルな漢字に詰まっています。誰にでも読めることや、小学校低学年で習うところもポイントが高いようです。

振り返ってみると、3位から1位までのすべてが、自然や植物に関連した漢字ですね。自然志向が強く浸透していることがわかる結果となりました。

3:男の子の名前の漢字人気ランキングTop5

続いて男の子の名前に人気の漢字をみていきましょう。こちらも「たまひよ赤ちゃんの名前ランキング2019」を参考に、トップ5をご紹介します。

第5位:真

誠実さや真面目さを表す漢字が5位にランクイン。堅実なイメージがありつつ、組み合わせる漢字によってはオシャレな雰囲気も出せるのが人気の秘密です。

「しん」「まさ」と読ませることも多いですが、最近増えているのが「ま」で終わる名前。「透真(とうま)」「拓真(たくま)」など、他人と被りにくいところも好まれています。

第4位:斗

もともとは容積の単位を表す漢字で、あまり人名に使われることはありませんでした。「と」で止める名前が人気になり、これまで主流だった「人」に代わる漢字として徐々に一般的に。

また「北斗七星」のイメージから、壮大な宇宙を連想する親御さんが多いようです。ありきたりではない割に、読み間違えられることが少ないというメリットもあります。

第3位:翔

ここ十数年、息の長い人気を誇る漢字です。ブーム初期は「しょう」と読ませることが多かったのですが、最近では「と」と読ませることも増えてきました。

漢字の意味そのままに、世の中で大きく羽ばたく人になってほしい、広い世界に飛び立ってほしいという願いが込められています。未来を見据えた名前にぴったりの漢字ですね。

第2位:大

いつの時代も、男の子の名前にはゆったりとたくましいイメージが求められるもの。そんな中で不動の地位を確立しているのが「大」です。

「だい」の他にも「まさる」「ひろ」「ゆたか」など、読み方のバリエーションが多いことも人気の理由。「た」や「と」と読ませて、止め字として使うことも多くなってきました。

漢字の造りは単純ですが、男性としての理想が詰まったような、深い意味を持つ漢字です。

第1位:太

女の子の名前と同様に、日本人らしい伝統的な名前が見直されている今。かつては野暮ったさもあった「太」で止める名前も、現代風にアレンジされて受け入れられています。

「奏太(そうた)」や「陽太(ひなた)」など、凝った漢字と組み合わせたり読み方を個性的にしたりと、応用次第で工夫できる漢字でもあります。

使いやすさに加えて漢字の意味も良いとなれば、広く人気があるのも頷けますね。

4:名づけに役立つ漢字の読みと意味5つ

常用漢字、人名用漢字合わせて2000種類以上ある漢字の中から、選りすぐりの5つをピックアップしてみました。

(1)怜(さと・さとし・とき・れ・れい・れん)

「かしこい」や「いつくしむ」といった意味のある「怜」。心を意味する「りっしんべん」を含んでいるので、思いやりや優しさを願う想いを込めることもできます。

男女どちらの名前にも取り入れやすく、字画はシンプルながら意味は深いところも人気の漢字です。

(2)朋(お・とも・ほ・ほう)

「朋」という漢字には「友人」や「たから」といった意味があります。

幸せな人生を送るために不可欠な、友人や財力に恵まれるようにという願いを込めて「朋」という字を選ぶ親御さんが多いようです。

(3)優(かつ・すぐ・すぐる・ひろ・まさ・まさる・やさ・ゆ・ゆう・ゆたか)

「優」の字を使った名前の人は、身近にひとりはいるといっていいくらい、定番の漢字ですよね。男女どちらにも、さまざまな組み合わせで応用することができます。

時代が移り変わっても、変わらず名前に重用されてきたのは、我が子に望む普遍的な要素を表した漢字だからでしょうね。

(4)望(のぞみ・のぞむ・ぼう・み・も・もう・もち)

読んで字の如く、未来への希望が詰まった漢字です。

人望のある人物になってほしい。望みを叶える人生を送ってほしい。親から子への期待が込められた名前にぴったりです。また「も」と読む漢字は少ないことからも、他の漢字と合わせた名前によく用いられています。

(5)子(こ)

最後にご紹介するのは、最近またじわじわと人気を取り戻しつつある「子」という漢字です。

あまりにも見慣れすぎている人名漢字ですが、本来の意味を知らない人も多いのではないでしょうか。この「子」という漢字は、古くから高貴な身分の女性の名前に使われた字です。

「●子」という名前にすることで、上品で品格のある名前に仕上げることができるのです。

5:まとめ

最高の名前を考えたいと願うのが親心というもの。悩み始めるとなかなか決められないものですが、それほど深い愛情がこもっている証拠です。

いつかお子さんが大きくなったとき、悩んだ過程も含めて、名前の由来をお話してあげられるといいですね。

【参考】

たまひよ赤ちゃんの名前ランキング2019