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自分の顔が嫌い!自分の顔が嫌いな理由と自分嫌いを克服する方法

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

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目次

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1:自分の顔が嫌いな人の割合は?

自分の顔を見て「今日もイケてる!」と思える人は、数少ないのではないでしょうか。メイクテクを駆使するにとどまらず、プチ整形、あるいはガッツリ整形する人も増えてきています。

では、自分の顔が嫌いな人は、どのくらいいるのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~30代の男性196名と女性230名を対象に、独自のアンケート調査を実施。自分の顔にまつわる3つの質問をしてみました。結果を紹介します。

(1)自分の顔が好きですか?

20~30代の男性196名に「自分の顔が好きですか?」と聞いてみた回答は以下のとおりです。

好き・・・92人(47%)

嫌い・・・104人(53%)

女性の回答も見てみましょう。20~30代の女性230名の回答は以下のとおりです。

好き・・・88人(38%)

嫌い・・・142人(62%)

男女ともに「嫌い」が多かったですが、男性に比べ、女性のほうが自分の顔のあちこちに「嫌い」なポイントを見つけ、コンプレックスに感じている人が多いようです。

(2)整形したいと思ったことはありますか?

続いて、20~30代の男性196名に「整形したいと思ったことはありますか?」と聞いてみました。結果は以下のとおりです。

ある・・・37人(19%)

ない・・・159人(81%)

女性の回答も見てみましょう。20~30代の女性230名の回答は以下のとおりです。

ある・・・112人(49%)

ない・・・118人(51%)

メイクやヘアセットにきちんと時間をかけるに比例して、自分の顔を鏡で見る機会が増えますよね。美意識が高いことに比例して、「ここがこうなっていたらもっとかわいく(美人に)なれるのに……」と思う気持ちが高まり、整形したいという思いに繋がっていくのかもしれませんね。

さらに掘り下げて、20~30代の男性196名に「自分の顔は写真写りが悪いと思いますか?」と聞いてみました。その結果は以下のとおりです。

思う・・・140人(71%)

思わない・・・56人(29%)

女性の回答も見てみましょう。20~30代の女性230名に聞いた結果は以下のとおりです。

思う・・・187人(81%)

思わない・・・43人(19%)

女性のほうが、写真映りを気にしている人が多くいることがわかります。SNSも盛んになった今、写真を撮る機会って意外と増えていますよね。また、身分証明書の写真など、見る機会、見せる機会が多い顔写真は少しでもよく映りたいもの。すべてのカメラに自動加工機能がついていたらいいのに……と思う女性も少なくないかも。

2:自分の顔が好きになれない心理・理由5つ

(1)他の人のほうが美形だと思うから

「学生時代はクラスでモテてたほうだったので、ある程度自信があったんですが、SNSやテレビで人気の人は、みんな僕より圧倒的に美形ですよ。正直、女の子から黄色い声援を送られていたり、カッコよく写真を撮ってもらえたりして、羨ましいですよ。脚光を浴びている人たちを見ちゃうと“人気になれない顔なんて、俺、イケメンの無駄遣いだな……”と思っちゃいます」(Mさん・21歳男性/芸能関係)

(2)コンプレックスがある

「鼻の形が自分的に納得いかなくて。なんか、ダンゴなんですよ。ハイライトやローライトを駆使しているうちに厚化粧になっちゃうのもイヤで。だから、写真に写るときは、さりげなく手をあてたりして、ごまかしてます。

コンプレックスだと話せば、余計にみんなに意識されそうで、自分で解決したいと思うのだけど、ひとりで悶々と悩んでしまう朝のメイクタイムはつらいです」(Wさん・19歳女性/アルバイト)

(3)過去のトラウマ

「小学校のときに、男子にすごくいじめられたんですよね。好意の裏返しかもしれないし、子どものときのことだから気にすることもないんだと思うけど、ちょっと好きだった男子に“ブス”って言われたんです。その言葉が頭から離れなくて。そんな思いもあって、彼氏ができても、うまく目を合わせられません」(Hさん・32歳女性/看護師)

(4)整形がうまくいかなかった

「私は目が一重なんです。腫れぼったいのが悩みで、二重にするプチ整形をしたんですが、失敗しちゃって……。いや、カウンセリングもしたし、やる前は納得してたし、私がお願いしたとおりにやってもらったんですが、実際、その目になってみたら、なんだか違和感がすごい。顔のバランスと合っていないのかな……。二重になったらかわいくなれると思ってたのに、二重でもブスってあるんですね」(Kさん・25歳女性/保育士)

(5)自分の理想と全然違う

「自分のなりたい顔は、ジェンダーレスな顔なんですよ。近頃は髭も薄くて、清潔感あふれるかわいい系の男性も多いと思うんですけど、僕の顔はめちゃくちゃ濃くて。眉毛も太いし、髭も濃いし、目もつり目ですから、そういう理想と離れた自分の顔は見たくないですね」(Nさん・29歳男性/経理)

3:自分の顔が嫌いな人がコンプレックスを克服する方法5つ

(1)褒めてくれる人を探す

自分ではコンプレックスに感じてる顔だって、誰かからみたらステキな顔だったりします。筆者ももとは自分の顔が大嫌いでした。しかし、付き合った彼氏に褒められることで、だんだんと自分の顔を受け入れられるようになりました。

褒め言葉を聞いているうちに、自分の顔に自信をもてるようになり、ありのままの自分を明るく受け入れられるようになるかもしれません。

(2)メイクで盛る

もっとも手軽なのがメイクでの変身です。まゆ毛を細く、あるいは太くするだけでも印象がガラリとかわります。また、口紅をオーバーめに塗ればぽってり唇に、ファンデーションなどで唇の色を消せば、おちょぼ口のようにもみせられます。

顕著なのは目で、二重専用のりなどを使えばサイズも自由自在。マツエクや目頭切開メイクをすれば、ぐっと印象的な目元に。

最近では、シェーディング用のアイテムも増えて、ナチュラルな凹凸メイクも可能になりました。メイクが上達すれば、コンプレックスはかなり軽減させられますよ。

(3)髪型を変える

顔のイメージを変えるのに、髪型も関係します。髪の明るさや前髪ひとつでも、人に与える印象がまったく変わるもの。顔周りの髪のカットの仕方やアレンジで小顔にみせることもできますよ。サロンでプロに自分をいちばん魅力的にみせるヘアスタイルを相談するのもおすすめです。

(4)外に目を向けるのをやめる

自分の顔がすごく気になるときというのは、大事な仕事の前だったり、恋をしていたり、平常心でいられないときが多いですよね。そんなときこそ、心にシャッターを下ろしてみましょう。外に目を向けるのをやめるのです。

現在は、SNSやテレビを見れば、自分より秀でた人たちをすぐに見られる時代。自分より美形な人がいるのは、紛れもない事実でしょう。でも、人の価値観は、人それぞれ違うもの。見え方を気にしているようでは、気は休まりません。

ひとりだけの世界であれば、自分が唯一無二。「私がいちばん!」と思えるでしょう。そういう時間をつくることも大切です。

(5)医療脱毛や整形する

長年のコンプレックスであるなら、整形するのも手段のひとつといえるでしょう。また男性であれば、脱毛することでも印象を変えられます。

しかし、整形すると、元の顔に戻るのは簡単ではありません。よくよく考えて自分の満足ができるようなクリニックを探すこと、そして整形にまつわるリスクもちゃんと調べましょう。

4:自分の顔に愛着を持とう!

人によって好みの顔もさまざまです。自分がステキだと思う女優さんや俳優さんでも、友達から見たらステキだとは限らないのです。自分の顔は、世界に一人として同じ人はいません。好きな部分を見つけてチャームポイントして生かし、「これが私の顔」と愛着をもてるといいですね。