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「若いママ」は損or得?若いママのメリット・デメリット7選

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

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目次

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1:若いママって何歳まで?

若いママといは、どれくらいの年齢のことを指すと思いますか?

また、見た目が若かったり、行動力があるママを「若いママ」ということも。定義がないので、それぞれがイメージする若いママ像があるでしょう。

そこで今回『Menjoy!』では、20~40代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「若いママというと何歳までに出産した女性のことだと思いますか?」という質問をしてみました。

上位3位までの結果は以下のとおりです。

1位:20〜22歳・・・239人(47.8%)

2位:23〜26歳・・・118人(23.6%)

3位:10代・・・96人(19.2%)

晩婚化が進み、40代で出産する女性も増える中で、ひとつの定義としては「20代前半まで出産」していると、若いママと見られる傾向があるようですね。

 

2:若いママのメリット・デメリット7つ

若いママのメリットとデメリットについて、当事者の女性たちにお話を聞いてみました。

(1)子どもと感覚が似ている(メリット)

「私は18歳で出産しました。自分が見てきたアニメを子どもと見たりすることもあるので、同じような感覚で楽しめるんですよね。また子どもと遊んでいるときも、どうやって遊ぶのがいいのかなどのアイディアが思いつきやすいです。

自分が幼少時代に駄々こねていた自分の記憶がかすかに残っているので、子どもの反抗に共感できる部分があったりもします」(Mさん・24歳女性/主婦)

(2)お金がない(デメリット)

「社会人になってすぐに子どもを産んだので、貯蓄があまりなかったし、ダンナさんも同い年なので、経済状況は厳しいですね。年功序列がまだ根強い日本では、若い夫婦は共働きでも収入が少ないところが大変ですね」(Aさん・22歳女性/事務)

(3)他のママから話しかけてもらえやすい(メリット)

「ママ友グループに入れてもらえないという話をよく聞きますが、そんなことはありません。若いからこそ、周りから気にかけてもらえることも多く“何歳?”とか、“いくつで子どもを産んだの?”と、フランクに話しかけてもらえやすいのかな、と私は感じています。マナーがしっかりしていたりすると“えらいね”と褒められることもあります」(Kさん・19歳女性/主婦)

(4)体力がある(メリット)

「出産後の夜泣きや子どもを追いかけ回すのにも、体力を使いますよね。もちろん若くても育児疲れを感じますよ(笑)。でも、周りのママからは“そんなに子どもと遊べるなんて体力あるね”と言われます。あまり自覚はないですが、遊び方が周りのママと比べてパワフルなようです」(Mさん・25歳女性/看護師)

(5)育休が取れないこともある(デメリット)

「就職してすぐに子どもを産むと、育休がとれないこともあります。育休の開始日前に、雇用保険に入っている期間が1年以上は必要なので……。アルバイトから社員になったばかりとか、新卒から1年経ってないなどの理由で困る若いママは多いみたいですね」(Nさん・26歳女性/介護士)

(6)キャリアを再構築する時間がある(メリット)

「子どもを例えば、20代前半など若いうちに産んでおくと、子どもがある程度大きくなったときに自分のキャリアを再構築する時間があるのは、メリットだと思います。若いからこそ、仕事と育児の両立を、体力だけでやってのけるところもあると思いますよ」(Nさん・23歳女性/接客)

(7)社会経験が少ない

「私は今、32歳ですが、出産当時は20歳でした。子どもが産まれる前に遊んだ経験や仕事の経験が人より少ないので、社会経験が不足している感じていました。

子どもを産んでからだと、どうしても行動に制限が出てしまうので、視野がせまいのではないか……と悩んだりすることもありましたね。それで子育てが辛くなったり、周りと馴染めなかったり。そんな若いママもいるのではないかと思います」(Sさん・32歳女性/営業)

 

3:若いママがママ友付き合いで注意したいこと5つ

若いママがママ友付き合いで注意したいことは? 20代で出産している筆者個人の経験も交えながら、紹介していきます。

(1)敬語で話す

当たり前のことですが、周囲は年上の人ばかり。保護者会などでは、特にしっかりとした敬語を使うように注意しましょう。肩肘をはる必要はないですが「だるい」や「うざい」などのくだけすぎた言葉は、ママ同士の間では相応しくないと思われることも。若いからこそ、こういった部分に気をつけるようにしましょう。

(2)年齢のことは自ら聞かない

若いママがいると、周囲のママから「いくつ?」と聞かれることが多いです。しかし、明らかに自分のほうがはるかに年下だと思われる場合は、年齢を聞き返すことは控えるのがベターです。

若いママを見て年齢を聞くのは、同じ女性として自分より年下だということがわかっているから。女性の年齢はデリケートな問題に発展することもあります。質問に答えるだけにしておいたほうが無難でしょう。

(3)落ち着いたトーンで話す

「若いママに話しかけるのも最初は勇気が必要」と、筆者の歳上のママ友が話してくれたことがあります。テンションが違かったり、世代の違いが露呈される場合があるから「何を話していいかわからない」と思ったりするようです。

会ってから回数を重ねていない場合は、落ち着いたトーンで話し、相槌をうつくらいが話しやすいのかもしれません。

(4)派手な身なりは控える

若いママの中には同世代と同じような派手なおしゃれを楽しむママもいるでしょう。しかし、園や学校行事では控えるのが無難です。

身なりを見ただけで「とっつきにくい」と感じる人もいますし、良くない印象を持たれてしまう場合もあります。打ち解けていない関係性の場合は、できるだけ清楚なファッションを心がけると悪目立ちしません。

(5)マナーを守る

ドタキャンやお礼をしないといった、マナー違反は控えましょう。社会では若さを理由に許されることがあっても、ママの世界では許されない……という危険性も。人の親として、しつける立場にあることを忘れずに。どんな些細なことでもお礼や気遣いを忘れないようにしましょう。

また、他のママ友の悪口や噂は控えることも重要。若いママは「まだ未熟」という前提があるからこそ、マナーがなっているだけで「素敵なママだね」と褒められることもありますよ。

 

4:「若いママ」だという自覚を持つこと

若いママは、それだけで目立ちます。特に女性同士は年齢に敏感なので、若さを必要以上にアピールすることはリスク大。でも逆に若くても「ママ」だという自覚さえあれば、ほかのママも分け隔てなく付き合ってくれますし、きちんと受け入れてくれるはず。

年齢をコンプレックスにすることなく、のびのびと子育てを謳歌することが大切だと筆者は思います。