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自分の長所がわからない人へ!短所を長所にする方法と面接などでの伝え方

水野 文也F.Mizuno

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目次

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1:自分の長所がわからない…という人は多い?

内閣府がまとめた「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」 (平成30年度、13歳~29歳の男女1,000人を対象)によると、「自分には長所があると感じている」との問いに、「そう思わない」と回答した日本の若者は、全体の37.7%もいました。つまり4割近くの人が「長所がわからない」と思っている状況なのです。

しかし、長所というのは相対評価ではなく、絶対評価。自分の中でいいところなのですが、ひとつもないということはあり得ません。「そう思わない」と答えた人は、それに気づいていないだけということになるでしょう。

 

2:自分の長所の見つけ方と診断法5つ

ではここからは、「自分の長所がわからない」と感じている人に向けて、自分の長所を診断する方法をお伝えします。

(1)相手が何を求めているかを考える

「あなたの長所は何ですか?」という質問を受けるときは、就職・転職の面接や、入試であるケースが多いでしょう。入社試験で聞かれるというのは、質問する側が「あなたの長所を活かすことが、この会社にあるか」と思って聞いている、と裏読みすることができます。

そうした意味で、自分の長所を探そうとする場合、漠然と探るのではなく、相手(例えば、入りたいと思っている会社)が何を求めているのか、よく考えてから探るべきでしょう。

例えば、会社組織を考えたときに、例外なく求められるのは協調性やリーダーシップ、柔軟性が挙げられます。よって、これらのうち、ひとつくらいはポイントとして押さえたほうがいいでしょう。

(2)客観的に判断する

自分が思い込んでいるだけでは長所と言いません。あくまでも、他人が認めて初めて、その人の長所となるわけです。なので、最も簡単な方法は「私の長所って何かな?」と他人に聞いてみること。第三者の視点というのは、最も重要なポイントです。

(3)短所を考えてみる

短所を挙げてみて、消去法で良い部分を探る、ということは、わかりやすく長所を見つけるのには手っ取り早い方法。それだけに留まらず、実は短所の裏返しこそ長所である……という見方もできます。これに関しては、次節で解説します。

(4)褒められた経験や好きなことを振り返ってみる

褒められることというのは、他人が認めたこと。それが長所である可能性があります。また、「好きこそものの上手なれ」と言いますが、そこから長所が発見できるかもしれません。

(5)長所を探すアプリを使ってみる

それでも、見つからない人は、アプリを頼ってみるのもいいかもしれません。例えば、株式会社スケールフリーネットワークからリリースされている「ネタちょ」というアプリ。自分の短所はわかるけど、長所がでてこない場合に、自認する短所から長所を知ることができるアプリです。

 

3:長所短所も言い方次第!協調性や気配り・負けず嫌いなど…面接で使える長所一覧

モノは言いようで、短所が長所に転じることも。実は長所短所も、言い方次第のところがあるのです。この章では、短所から考える長所一覧を紹介します。面接で使えるようにしておくといいかもしれません

(1)飽きっぽい→好奇心やチャレンジ精神が旺盛

何をやっても長続きしない……そうした人は、短所として「飽きっぽい」と言われますが、たいていは、次に何かをやろうとして、飽きてしまうのです。つまり、好奇心やチャレンジ精神が旺盛であることの裏返し。

クリエイティブな職場なら、こうした性格はプラスにはたらきそうですよね。でも、地道に事務的な作業が多い職場には向かないかもしれません。

(2)流されやすい→協調性がある

優柔不断で流されやすい……これって短所ですよね。でも、「流される」=「人に合わせられる」と考えてみれば、いかがでしょうか。

何にでも我を通すことに比べれば、人に合わせられる性格のほうが好まれる場合も……。なぜかというと、協調性があると見ることができますから。

(3)諦めが悪い→忍耐力がある

諦めが悪い……筆者自身は短所だと思いませんが、竹をスパっと割ったような、思い切りのある人が好まれるケースが多いです。

ですが、諦めが悪いというのは、粘り強く物事を行うことに通じます。「諦めが悪い」を「忍耐力がある」と言い換えれば、長所に早変わりですね。

 

4:転職面接で使いたい!自分の長所と短所を伝える文章例

「忍耐力」と「飽きっぽさ」、相反する両者について、以下に例文を作成しました。 転職面接などの就職試験で、ぜひ参考にしてください。

(1)長所を伝える文章例

例文)

私の長所は、忍耐力があることです。学生時代は陸上競技で長距離の選手として活動しましたが、1日も欠かさず、何10キロも走り込みました。そこで忍耐力がつき、何事に対しても、少しばかり苦しくても辛抱できるようになりました。走るのは苦しいことです。しかし、目的を持てば、苦しさを楽しさに変えることができると思うようになりました。

苦しいことをポジティブに捉えて取り組むことができる……それが私の忍耐力につながっています。

(2)短所を伝える文章例

例文)

私は、周りから「飽きっぽいのではないか」とよく言われます。趣味と言えるものが数多く、いずれも少しかじった程度であるのは事実で、正直に言えば、自分でも打ち込んだと言えるものはないと感じております。しかし、いろいろなものに趣味として取り組むことで、見聞が広がったのも事実です。

飽きっぽいと見られるのも、それは好奇心が強いという裏返し。この短所を逆手に取って、自分の知識を豊かにしたいと思っています。

 

5:自分の長所と短所を診断する適正診断とは?

自分にはどのような傾向があるのか、自分の性格のタイプなどについて知ることができる適正診断を受けることもおすすめ。

代表的なものに、心理学に基づいて構築された「16型性格診断」というものがあります。これは1944年に発表されてから長い歴史がある適性診断であり、性格診断として信頼性が高いと言われています。

 

6:まとめ

諦めが悪い=忍耐力がある。このように置き換えが可能であることを考えると、長所、短所というのは普遍的なものではなく、その人のキャラクターの特徴と言っていいでしょう。「私には短所が多い」と思っているあなた、実は長所が多いのかもしれませんよ。

 

【参考】

内閣府「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」

他人の長所、自分の短所を知る 「ネタちょ」