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親子とは?現代の親子間のモヤモヤからトラブルの原因、縁の切り方まで

並木まきM.Namiki

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目次

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1:親子って何なの?

親子とはいったい何なのでしょうか。まずは「親子」の意味を辞書でみてみましょう。

おや‐こ【親子】

1 親と子。また、その間柄。「親子の情」

2 親と子の関係にたとえていう二つのもの。「親子電話」

3 「親子丼 (どんぶり) 」の略。

4 親類。親戚。
「汝が―の内に、鬼になった者はないか」〈虎明狂・清水

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「生みの親」「育ての親」という言葉もあるように、血縁がなくとも、戸籍上、親と子の間柄であれば「親子」ですし、戸籍上は親子関係でなくとも、遺伝子上、親の子であれば、その関係も「親子」。また、親が子と思い、子が親と思えば、そこには親子関係が生まれるといっていいでしょう。

とはいえ、「親」そして「子」の認識は人それぞれ。例えば近年話題の「毒親」問題。「親は子をいつくしみ何より大切にするもの」という考えがあるからこそ、遺伝子上は親であっても親とは思えない、思いたくないといった感情が生まれるのかもしれません。

 

2:親子関係、うまくいってる?男女に聞いてみた

親子だからといって、うまくいっている人たちばかりではありません。

今回『Menjoy!』では、男女各500名、計1,000名を対象に「自分の親との親子関係はうまくいっていますか?」と質問をしてみました。

まずは男性の結果から見ていきましょう。

うまくいっている・・・384人(77%)

うまくいっていない・・・116人(23%)

続いては、女性の結果です。

うまくいっている・・・417人(83%)

うまくいっていない・・・83人(17%)

男女ともに、約2割が親子関係に悩みを抱えているということがわかります。その理由に迫っていきましょう。

 

3:親子だからこそ引っかかる…現代の親子によくあるモヤモヤ5つ

(1)相手のことを考えずに言いたいことを言う

親という立場から、子に対して遠慮がなくなるということはよくあるようです。他人になら遠慮して言わないような言葉も、簡単に口にしてしまう。人としての思いやりに欠けて、傷つけていることに無頓着になってしまうことも。

一方、子のほうも、例えば思春期に「うるせぇ、クソバアア」なんてことを言って母親にショックを与えることも。親子だからこそ起こるトラブルともいえるでしょう。

(2)「親子なんだから」を理由に図々しい

親側に「子が親の世話をするのは当たり前」「親を大切にすべき」という思いが強く、図々しい振る舞ってしまうと、子にモヤモヤを与えがちです。例えばお金の無心をしたり、同居を強いたり……。逆に、子も「親は子どもを守るのが当然」「親は子がしたいことを応援すべき」といった気持ちでいると、親のキャパシティを超えた時点で、亀裂が生じてしまうことでしょう。

(3)プライバシーに踏み込んでくる

親子であることを盾に、相手のプライバシーにずかずかと踏み込む発言や行動が多いと、それもモヤモヤのもとになりがち。

子が大人になるにつれ、恋人の有無や結婚についてなど、デリケートな問題も増えてきます。自分でも悩んでいるときに「いつ結婚するの?」「孫の顔が見たい」などと言われて、グサグサきたという女子も少なくありません。

(4)「親の介護は子か子の嫁がするのが当然」な態度

超高齢社会を迎え、老老介護も珍しくなくなっています。しかし、介護離職が社会問題になるほど、介護は負担が大きく、自身の生活を壊す要因になりかねないという実態も。まだまだ元気な親の「他人に世話をされるなんて、みっともなくて絶対にイヤ。身内に見てほしい」などいった発言や態度は、子にモヤモヤを与えるでしょう。

(5)問題が起きても知らん顔

親子の関係にあるのに、問題が起きたときに知らん顔をされると「親子なのに冷たい……」と感じて、モヤモヤのもとになってしまうケースもあります。

「遠くの親戚より近くの他人」なんて言葉もありますが、親子であってもそれは同様。冷たくされることで、「親子でいる意味ある……?」と複雑な心境になる人も少なくないようです。

 

3:親子間の問題あるある!トラブルになりがちなこと3つ

(1)親の再婚

離婚や配偶者との死別などにより再婚をするとなった場合に、子供が反対するパターンも珍しくないようです。将来的な相続などを見据え、子が反対をした結果、親が子に無断で入籍してしまい、これがきっかけで事実上の絶縁になってしまったというケースも存在します。

(2)相続

相続問題でもめる親子も多いようです。些細なことで言い争いになるたびに「お前には1円の財産も残さない」などと親にキレられてうんざり……という人もいれば、兄弟での分配が平等でないと揉めるケースも。

(3)介護

親の介護を機に親子関係にヒビが入るパターンも珍しくありません。介護をきっかけに同居を始めた場合などは、実の親子といえども、生活習慣や価値観の違いからストレスを感じ、トラブルに発展する話も多く聞かれます。

 

4:法律相談!親子の縁を切る方法3つ

(1)自分から連絡をしない、会わない

会うたびにケンカになり、毎回「もう縁を切りたい……」と思うほどのレベルであれば、必要最低限の連絡しかとらない、会わないと決めましょう。それだけでずいぶん気持ちがラクになるはずです。相手からお金の無心などの連絡が頻繁にくる場合にも、数回に1度しか対応しないなど、自分でルールを決めるといいでしょう。

(2)居場所を隠す

法律的に親子の縁が切れるわけではありませんが、連絡先を変えて教えない、引っ越しをして、居場所を知らせないというのも手段です。

(3)相続人の排除手続きをする

日本の法律では、血縁のある親子関係を「切る」のは不可能です。どんなに縁を切りたいと思っても、戸籍上「親子」であれば、責任問題を問われるようになっているのです。

とはいえ、相続の際に子を相続人から排除する手続きは存在します。「法律上、自分の子であることに間違いはないが、自分の財産を渡したくない」と思うほどに関係が悪化している親子関係では、法的に有効な相続人排除手続きをするというパターンも見受けられます。

 

5:親子関係のトラブルは悪化すると深刻…

親子関係は、その関係が特別なぶん、トラブルが大きくなると深刻化しがちです。関係が近いがゆえ、お互いに甘えたり依存したり、思いやりや配慮にかけてしまうことはよくあることです。しかし、それが度を超えている、受けるダメージが大きすぎるといった場合には、そっと距離を置くなどの対処も必要です。