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甘いものを食べ過ぎるのは病気なの?甘いもの依存症の正体とやめる方法

松田優Y.Matsuda

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目次

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1:甘いものを食べ過ぎたことがありますか?

甘いものは、ただの栄養補給ではありません。食べるだけで、心に幸せと癒しを与えてくれるような存在です。しかし、食べ過ぎて後悔した経験がある人も多いでしょう。

そこで今回『Menjoy!』では、20~40代の男女500名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「甘いものを食べ過ぎたことはありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・372 人(74%)

ない・・・128 人(26%)

7割以上の人が甘いものを食べ過ぎたことがあるという結果になりました。食べ放題のスイーツバイキングや、新製品が毎週のように登場するコンビニスイーツ、クリスマスやバレンタインなどなど、甘いものを食べたくなる誘惑が多い現代では、食べ過ぎが起こりやすいようです。

 

2:病気なの?甘いものを食べ過ぎてしまう理由5つ

多くの人が経験している、甘いものの食べ過ぎ。後悔するのがわかっているのに、ついたくさん食べてしまうのはなぜなのでしょうか。意思の弱さのせいで食べるのをやめられない人もいますが、実は自分では気づきにくい、意外な理由もあるようです。

(1)ストレスが溜まっている

仕事や人間関係で大きなストレスを感じたとき、食べることで発散するという人は多いでしょう。

甘いものを食べることで摂取できるブドウ糖は、「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」を脳まで運ぶ役割があります。食べ過ぎは良くありませんが、ストレス対策に甘いものを食べるのは、実は理に適っているのです。

それでもストレスによって甘いものが止まらないという場合は、ストレスを発散できる方法が他にないか探してみたほうがいいかもしれません。

(2)睡眠不足

睡眠が足りてないと、「グレリン」という物質の分泌が増え、空腹を感じやすくなるそうです。海外の研究では、睡眠不足だと、甘いお菓子などの脂肪分が多い食べ物に魅力を感じやすくなるというデータもあるのだとか。実際、仕事中などに眠気が襲ってきたときに、甘いものを食べたくなるという経験がある人も多いのではないのでしょうか。

(3)脱水症状を起こしている

とても喉が渇いているとき、なぜか甘い炭酸飲料が飲みたくなることはありませんか? 軽い脱水症状と空腹感は混同しやすいため、ただの水よりも、エネルギー補給ができそうな炭酸飲料が飲みたくなったり、ジャンクフードを食べたくなったりするのだそう。

甘いものが食べたくなったら、まずは最後にいつ水分補給をしたか思い返してみましょう。軽い脱水症状だと自覚できたら、甘いものは必要なく、水がいちばんです。

(4)ホルモンバランスが崩れている

生理前や生理中にチョコレートが食べたくなることってありませんか? 生理前には(1)で紹介したセロトニンの分泌量が低下するため、ストレスを感じたときと同じように体が甘いものを求めるようになります。

また、チョコレートには生理痛を緩和してくれるといわれているマグネシウムがたっぷり含まれています。食べたらラクになれると、脳が覚えているのかもしれません。

(5)糖質依存症になっている

砂糖は「マイルドドラッグ」とも呼ばれるほど、依存性があるとされます。常に甘いもの食べていないと落ち着かないという場合は、糖質依存症の可能性も考えられます。

甘いものを急激に摂取すると血糖値が上がり、その血糖値を下げるためのインスリンが一気に分泌されます。すると血糖値が急低下し、体は満腹なのに、「血糖値を上げろ」と脳から命令がでます。この脳の誤作動により、糖質依存症が起こるといわれています。

 

3:甘いものを食べ過ぎて気持ち悪いしだるい…その対処法3つ

少量なら幸せな気持ちになれる甘いものも、食べ過ぎてしまえば体によくないことも。気持ちとしてはまだ食べたいのに、胸やけしてしまうこともありますよね。これは、甘いものによって上がった血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されるせいです。

甘いものを食べ過ぎて気持ち悪くなったときの対処法を3つご紹介します。

(1)水を飲む

いちばん簡単ですぐにできる対処法は、水などの飲み物を飲むこと。イメージとしては、「水分で体内の糖濃度を薄める」という感じでしょうか。水をたくさん飲んでも糖分が排出されるわけではありませんが、利尿作用で血流が良くなることが期待されます。間違っても甘いもののお供に、甘い飲みものを選ばないようにしましょうね。

(2)有酸素運動をする

歩くなどの有酸素運動をすることで、糖をエネルギーとして消費してしまおうという方法です。家にいるときに症状がでたら、近所を散歩するのもおすすめです。カフェなどのお店にいる場合、そこで有酸素運動をするのはなかなか難しいですが、手足をぶらぶらさせるだけでも血流が良くなります。それだけでも多少の効果は実感できるようです。

(3)頭を使う

仕事や勉強に熱中していると甘いものが食べたくなりますよね。それは頭を使うことによって糖(ブドウ糖)を消費しているからです。

甘いものを食べすぎたときも、脳トレをする、読書をするなど、頭を使うことで糖を消費すれば、気持ち悪さは多少改善されるかもしれません。これならカフェにいても簡単に実践できますね。単純に、何かに集中することで気持ち悪さを忘れられるというケースも。

 

4:甘いものを食べ過ぎをやめる方法5つ

良くないとはわかっていてもやめられない甘いもの。食べ過ぎないようにするには、環境や自分の気持ちのコントロールが大事です。

ただ禁止するだけではストレスも増え、決してうまくいきません。食べ過ぎを回避するためのコツを5つ紹介します。

(1)睡眠や水分をしっかりとる

先述したとおり、睡眠不足や脱水症状は、甘いものを食べ過ぎてしまう原因になります。規則正しい生活をして睡眠をしっかりとること、定期的に水分を摂ることを心がけ、甘いものが食べたい!と脳が感じる機会を減らしていきましょう。

食べ過ぎの抑制だけでなく、健康のためにも、しっかりとした睡眠や水分摂取は意識していきたいですね。

(2)甘いものを置かない

つい食べ過ぎてしまうのは、手の届くところに甘いものがあるから。まずは甘いものをストックするのをやめましょう。コンビニやスーパーも簡単に甘いものが手に入る誘惑の多い場所。なるべく立ち寄らず、買い物のついでに甘いものを買ってしまう習慣を改めましょう。

身の回りに甘いものがなければ、つい食べてしまう頻度も必然的に減っていきます。

(3)間食に食べるものを決める

どうしてもお腹がすいて間食したくなったときには、ケーキやぜんざいなどのスイーツではなく、ドライフルーツ、サツマイモのような、自然な甘みのものを食べるように決めておきましょう。もちろん、食べ過ぎは禁物。しっかり噛んで時間をかけて、味わって食べましょう。また、人工的で甘みの強いものは急激に血糖値をあげるため、依存症に陥りやすいので、これも要注意です。

(4)甘いものを食べても良い時間を決める

お腹がすいたからと、その都度間食していては、食べ過ぎてしまうのは当然です。間食をする時間を決めて、それ以外の時間は食べないようにしてみましょう。

とはいえ禁止するばかりではストレスを感じ、さらに甘いものを求める悪循環に陥ることも。「間食してはダメ」と考えるより、「あと1時間後に食べて良い」と考えるほうが頑張れるでしょう。

(5)空腹になる前に食べる

お腹がすいた状態でコンビニに行くと、必要以上に食べ物を買ってしまったりしませんか? 空腹になると自制心が弱まります。空腹になる前であれば自制心が働き、甘いものではなく、低糖のものを選んで食べることができるはず。慣れないうちはスマホのリマインダーをセットするなどして、3時間ごとに何か口に運ぶように意識してみるのもいいでしょう。

 

5:まとめ

身近に甘いものの誘惑があふれている現代では、甘いものが特に好きでなくても、糖質依存症になってしまう可能性もあります。普段から甘いものを食べ過ぎてしまわないよう、そして、たまの甘いものをしっかりと楽しめるよう、普段から生活習慣や買い物習慣を意識していきましょう!