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人当たりがいい人ってどんな人?人当たりがいい人の特徴と人当たりをよくする方法

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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目次

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1:人当たりがいいの意味

「人当たり」とは、「人に接する態度」のことと紹介しました。まずはもう少し詳しくその意味について考えていきましょう。辞書では「人当たり」の意味として、次のように説明されています。

ひと‐あたり【人当(た)り】

人と会った際などに、相手に与える感じや印象。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

つまり、実際に人と会っているときの接し方や態度のことを「人当たり」といい、それが相手にとってポジティブだと、「人当たりがいい」と言うわけです。

ちなみに英語だと、「attitude」や「manner」という単語で表現されます。

なお、似たような意味の言葉には「当様(=あたりざま)」とか、「物腰が柔らかい」とか、「愛想がよい」とかがあります。

 

2:人当たりがいい人の特徴5つ

人当たりの意味がわかったところで、具体的にいったいどんな人が人当たりがいいのか、その特徴について考えていきましょう。

(1)笑顔を絶やさない

他人と接する態度や会ったときの感じがいいというのは、言い換えてみれば印象がいいということです。印象がいいというのは、相手に対して好意を示しているということ。好意を示すいちばんの方法は、笑顔です。いつも笑顔な人は、怒っているように見えたり、ムスッとしている人よりも「人当たりがいい」と思われるでしょう。

(2)対等に接する

人間関係で上から目線な高圧的な人に対して、誰も他人と接する態度がいいなんて思いませんよね。その一方で、あまりに下からの態度で、いわゆる太鼓持ちのような人に対しても、他人と接する態度がいいと思わないもの。自分と相手とを対等な立場として接するような人こそが、人当たりがいいといえるでしょう。また、いくら対等だといっても、相手をリスペクトしないような態度ではダメです。

(3)誰に対しても公平に接する

敬意をもって、人と対等に接することを紹介しましたが、同時に誰に対しても公平に接することも大事なことです。同じことをAさんもBさんもしているのに、Aさんには優しく接し、Bさんには厳しく当たるなんていうことをしている人に対して、「人当たりがいい」なんて誰も思いません。老若男女を問わず、誰に対しても公平に接することができる人が「人当たりがいい」人といえるでしょう。

もちろん、この場合の公平さには、自分と相手との関係も含まれます。

(4)思いやりがある

面倒見がよかったり、相手に対しての思いやりがある人は、「人当たりがいい」と思われるでしょう。思いやりというのは、相手に対しての尊敬につながっているもの。ですから、相手を大事に思い、接することができているからこそ、他人と接する態度や会ったときの感じがいいと思われるわけです。何も、実際にいろいろと世話を焼いているから「人当たりがいい」と思われるわけではありません。

(5)気遣いができる

気遣いができる人も「人当たりがいい」と思われるでしょう。気遣いができることも、実際にいろいろと世話を焼いていることが大事なわけではなく、相手のことを考えることができるということにつながります。

 

3:メリットいっぱい!人当たりがいい人になる方法3つ

それでは、人当たりがいい人になるには、どうすればいいのでしょうか。

(1)自分中心の考え方をやめる

人は誰だって、自分がいちばんかわいいものです。そのため、自分が得をするように行動したりすることもあるでしょう。ですが、そういった「自分さえよければいい」というような自分中心だと、人当たりがいい人にはなれません。まずは、自分中心の考え方をやめ、相手を思いやれるようになることからはじめましょう。

(2)常に笑顔を心がける

もちろん体調が悪かったりして、笑顔になれないときもあるでしょう。ですが、できるだけ笑顔でいるように心がけましょう。

最初のころは意識しないとできないかもしれません。ですが、次第に自然と誰に対しても笑顔でいられるようになります。人の外見と内面は密接に結びついているので、笑顔でいると自分の心も幸せな状態になり、幸せな心で他人に接することができるようになります。

(3)心にゆとりを持つ

日常生活の中で、仕事が忙しかったり、自分の時間がもてなかったりして、ストレスが溜まることもあるでしょう。ストレスが溜まって心にゆとりがないと、他人のことまで考える余裕がなかったり、イライラして雑に接してしまったりということに繋がります。心に余裕を持つことも忘れないようにしましょう。

 

4:人当たりがいい人のデメリットとは?

ところで、「人当たりがいい」ことで何かデメリットはあるのでしょうか。

基本的には、「ない」という答えになります。ですが、ときには人当たりがいい人を、自分の都合のいいように利用しようとする人もいるかもしれません。そんな人には要注意ですが、人当たりがいいことで損をすることはないと考えていいでしょう。

 

5:まとめ

人当たりがよければ、無用な人間関係のトラブルとも無縁でいられますし、ネガティブな感情とも距離を置けるはず。

現代社会においては特に、人当たりがいいことは、もしかしたら人間関係をうまく維持できる能力なのかもしれませんね。