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目の下の黒いクマを治すには?黒クマができる原因と改善する方法
並木まきM.Namiki
1:目の下に黒いクマが…
(1)目の下の黒いクマは治すことができる?
目の下の黒いクマは、不健康な「お疲れ顔」に見える原因にもなってしまうため、一刻も早く改善したいものです。
一般的に黒クマというのは、加齢、脂肪の増加や削げ落ちなどによる皮膚のたるみが原因とされています。あまりにもひどい場合には、美容整形手術で取り去ることも可能ですが、そこまで大袈裟なことをせずとも、メイクなどによって、目立ちにくくすることも可能です。
(2)黒クマだけじゃない!クマには3つのタイプがある
クマには大きく分けると「茶クマ」「青クマ」「黒クマ」があります。
茶クマは色素沈着、青クマは血行不良、そして今回詳しく説明する黒クマは、上述したとおり、たるみが原因とされています。
いずれのクマの場合も、目が落ち窪んで見え、老け顔や不健康な印象を与えてしまいやすいでしょう。
2:目の下に黒いクマができる原因3つ
まずは「黒クマ」ができる原因として考えられる要因を3つ挙げていきましょう。
(1)加齢や脂肪の増加
黒クマは、肌がたるむことによる影が原因である場合が多いといわれています。このケースでは、上を向くと黒クマが消えるのが特徴。目のまわりの皮膚は、一度たるんでしまうと、鍛えるのが難しいパーツでもあり、年齢を重ねるに比例してガンコな黒クマに悩む女性も少なくないでしょう。
(2)肌のハリ不足
乾燥などで肌のハリが失われると、目のまわりの皮膚もたるみが目立ちやすくなります。同様に、眼精疲労などで目のまわりの筋力が低下した場合にも、黒クマが目立ちやすいです。
(3)脂肪不足
痩せている人の場合、目のまわりに脂肪が少なすぎるのが原因で、黒クマが出てしまうケースもあります。
3:化粧でカバーできる?目の下の黒いクマを治す方法3つ
実際に、黒クマに悩む人たちが実践しているワザを3つご紹介します。
(1)コンシーラーでカバーする
「40歳になったくらいから、写真を撮ると目のまわりに影ができて、いつでも寝不足のように見えるのが気になり始めました。インターネットでクマをカバーする方法を探したところ、コンシーラーでごまかすのが手軽だと知りました。
クマの部分に、自分の肌よりも少し明るい色のコンシーラーをトントンと指でなじませて、目立たないようにしています。完全には消えませんが、やらないときよりも、黒クマが目立ちにくくなっていますし、写真のときにはクマが見えにくくなりました」(44歳女性/医療)
(2)ハイライトとローライトでごまかす
「私は、疲れが溜まるとすぐに顔がやつれてくるタイプです。なので、頑固な黒クマとも20代後半からの付き合いです。
自分なりに試行錯誤をした結果、ハイライトとローライトを効かせることで、黒クマが目立ちにくくなることを発見しました。今みたいにコントゥアリングメイクが一般的になる前から、特に目のまわりを中心に、ハイ&ローライトを塗ってカバーしてきました。
黒クマ部分にはハイライトを、鼻の脇など凹凸をはっきりさせたいところにローライトを入れると、凹凸感が出ますよね。これによって、黒クマが目立ちにくくなるんです。慎重にやらないと厚塗りになってしまって老けるので、メイクには時間がかかりますが、黒クマ撃退のためにはやむを得ません」(34歳女性/ネイリスト)
(3)アップヘアにして目の下の皮膚を引っ張る
「アラフォーになって、黒クマの出現率が上がっています。特に私は疲れが溜まると、顔がたるみがちで、黒クマが出てくる気がします。そんなときには、アップヘアにして物理的に皮膚を引っ張り上げることでごまかしています。こめかみ近くのサイドの皮膚が引っ張られると、黒クマ隠しができるんです。ハーフアップにしたり全体的に上げたりと、その日の気分によって変えています」(39歳女性/IT)
4:黒クマはテクニックでカバーできる
自分の顔に黒クマを見つけると、衰えを感じて落ち込んでしまう女性も多いでしょう。しかし黒クマは、ケアしやすいクマともいえます。メイクやヘアアレンジのテクニックを味方にしながら、上手に付き合っていきましょう!