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歴史のエロのトリビア8つ!エロの歴史は果てしなく深くて長い

水野 文也

水野 文也F.Mizuno

目次

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1:人類の歴史はエロの歴史?

「人類の歴史はエロの歴史」と言われると、ビックリしてしまうという人がいるかもしれませんが、まさにそのとおりなんです。

歴史の中には、道徳や法律が支配する現代社会では考えられないことが多いのですが、太古の時代から人間のセックスに対する追求は、数々の文献を紐解いても、止まることを知らないと言っていいでしょう。

偉人と言われる人物の中にも、エロエピソードが満載の人はたくさんいます。「英雄色を好む」とか言われますよね。エロい英雄が歴史を作ってきたことからも、「人類の歴史はエロの歴史」と言ってもいいかもしれなせん。

 

2:ピロートークや口説くときに使えるかも?世界の歴史に息づくエロトリビア3つ

楽しく愛を育むためにも、エロトリビアをネタに使うのはいかがでしょうか。ピロートークも盛り上がるかもしれません。

(1)エカチェリーナ2世のくすぐり係

18世紀のロシア女帝エカチェリーナ2世には、性的な刺激を得るために足裏くすぐり係として女性または去勢された男性を雇っていたとか。

くすぐり係はエッチな物語を朗読して、夫や愛人と盛り上がるための手助けもしたそうです。この話をしながら、足をくすぐってみたらどうでしょうか?

(2)3日連続して営んだら…

平安時代の貴族の男性は、3日連続でセックスできたら、その女性を結婚する相手と考えたそうです。1日で飽きた、2日であっちの相性が悪い……そんなときは別れる原因に。確かに、男女の相性の中でも、セックスの相性が最も大事とはよく言われていることですよね。昔は男性優位の社会でしたが、今なら、男女ともにそう感じたらオサラバ……なんていうこともありなのかもしれません。

(3)江戸時代の避妊

ちょっと信じられないかもしれませんけど、江戸時代には和紙を巻いたものを膣の中に入れて避妊していたと言われています。これで精液の侵入を防ぎ、終わったあとに取り出すそうですが、今聞けばそれで避妊できていたかどうかは厳しい感じもします。

セックス中に気恥ずかしそうに、コンドームをつけているとき、また終わったあとのピロートーク中などなど、会話に困ったときにこの話をすると、空気を和ませることができるかもしれませんね。

 

3:平安貴族から戦国武将、江戸庶民、幕末有名人…知っておきたい日本の歴史有名人のエロトリビア5選

有名人から一般庶民まで、裏日本史としてのエロ話はキリがありません。日本史のエロトリビアをいくつか紹介しましょう。

(1)医学書がセックス本?

「医心方(いしんぼう)」という書物は、全30巻にも及ぶ日本最古の医学書とされ、平安時代に書かれたもの。もちろん、今でいう内科や外科などの医学について書かれているのですが、巻二十八の「房内編」では、セックスのノウハウが細かく記されています。

男と女のオーガズムの違いまでもが書かれ、その内容は現代でも通用するのだとか。平安貴族たちもこれを読んでいたのかもしれませんね。

(2)セックスにおける空海の貢献度は大きい

空海(弘法大師)が中国から日本に持ち帰って経典の中に「理趣経」と呼ばれるお経がありました。仏教の教えでは性交は不淫戒によって禁じられていますが、「理趣経」では、性交を通して即身成仏(そくしんじょうぶつ)にいたると説いているのです。

即身成仏とは、人間が生身のまま究極の悟りを開くこと。これによってセックスがポジティブな面にシフトしことがわかりますよね。

(3)豊臣秀吉はエロさもケタ違い

戦国武将もエロトリビアに事欠きません。よく聞かれる話は、男色が盛んだったというもの。しかし、そういったある種の「流行」「武士の嗜み」の男色には目もくれず、女性を漁りまくったのが、天下統一を果たした豊臣秀吉。

出自に対するコンプレックスからか、織田信長の姪だった淀殿など、身分の高い女性が好みだったと言われています。

(4)江戸文化はエロが満開

学問が盛んになり倫理が高そうなイメージもある江戸時代。それは武家社会の話で庶民は性に積極的だったとされているようです。江戸文化はエロ文化と言っていいほど、エロが満開となりました。

代表的なのは浮世絵。一般的には美人画や役者絵、風景画が有名ですが、本当に浮世絵のことを語るには、現代のポルノ写真のように珍重された春画ナシでは語れません。当然、取締りの対象になりましたけど、それは広く行き渡っていた裏返しでしょう。

また、ある旗本が大切に箱に保管した春画を、死の間際に「ご公儀の重要書類」と言って箱ごと焼かせ、何年かあとに奥方が亡くなる前も同じように、春画が保管されていた桐箱を焼かせ、さらに、息子も死の前に同じように……と代々春画が密かに楽しまれ、また死ぬ間際に証拠隠滅されていたという興味深い話も残っています。

(5)性豪どん!?

千万円札の肖像にも選ばれた、初代の内閣総理大臣である伊藤博文。幕末の志士でもありましたが、首相官邸でも女性を口説きまくっていたという説が残っています。明治天皇にも、堂々と自分の性癖を暴露したことがあるのだとか。日本の偉人であることに間違いありませんが、こうなるとイメージがおかしくなってしまいますね。

また、維新の英雄である西郷隆盛も、ドラマなどでは愛妻家のように描かれていますが、実は女性に目がなかったとか。「西郷(せご)どん」ならぬ「性豪どん」だったそうです。

 

4:まとめ

この記事を執筆するのに、ほかの記事よりも膨大な時間がかかりました。いえ、書いた時間ではありません。調べているうちに、夢中になってしまったからです。

調べたエロトリビアをここですべてご紹介できないのが残念ですが、いずれ別の機会がありましたら……。