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DINKSってすてきなの?それとも…DINKSのメリットとデメリット

並木まきM.Namiki

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目次

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1:DINKSとは?日本のDINKSの割合は…

(1)DINKSとは?

「DINKS」とは、平たく言ってしまうと、子どものいない共働き夫婦におけるライフスタイルの呼称です。

Double Income No Kids」の頭文字から「DINKS」と呼ばれています。

(2)日本のDINKSの割合は…

総務省統計局が発表している「平成27年国勢調査」によると、共働き世帯は約13,08万世帯で、さらに、そのうち子どもがいない世帯が約4,13万世帯とのこと。一般的に「DINKS」は、子どもを作る意思がない人たちのことを指すこともあるようですが、子どもができない家計も含まれます。

つまり、日本における共働き世帯の約3割が「DINKS」ということになります。

 

2:収入がダブル!DINKSのメリット5つ

(1)夫婦それぞれの収入があって余裕がある

DINKSの最大のメリットは、収入がダブルになる点。普段の暮らしもそうですが、もしどちらかが体調を崩したり怪我をしたりして働けなくなったときにも、もう一方に十分な収入があれば、精神的な余裕が生まれるのも大きなメリットでしょう。

(2)ローンが組みやすい

共働きをしていると、それだけ世帯年収が高くなるので、ローンが組みやすくなるのもメリット。夫婦双方の勤務先がしっかりしていて、かつ勤続年数が長ければ、社会的な信用はかなり上がります。

(3)お互いに独自の世界をもてる

お互いに仕事を続けていれば、家庭以外に独自の世界を持つことになります。そのため、それぞれに視野が広がりやすいのもメリット。仕事をせずに家にいるだけだと、どうしても世界や視野が狭くなりがちです。お互いを高め合いたい夫婦にとっては、DINKSというのはメリットの多い環境と言えるでしょう。

(4)経済的に豊かになりやすい

収入が多いということは、それだけ貯蓄も増やしやすいということ。また教育費などの子育てにかかるお金がないために、生活費以外の分は、すべて自由に使うこともできる環境に。経済的な自由を得やすという点も挙げられるでしょう。

(5)自由になる時間が多い

DINKSは、ダブルインカムであることから、それぞれが自由に使えるお金が多いだけでなく、自由な時間ができることもメリットに。それぞれの時間を自由に使えたり、夫婦ふたりの時間を楽しむことができたりと、時間に対する自由を得やすいと言えるでしょう。

 

3:いいことばかりじゃないらしい…DINKSのデメリット5つ

いいことずくめに思える「DINKS」ですが、メリットばかりではありません。そこで、続いてデメリットをご紹介します。

(1)子育ての喜びや一体感を体験できない

DINKSは、子どもを持たない夫婦。子育てには、もちろん苦労も伴いますが、そのぶん喜びや幸福感、また夫婦でともに取り組むことによる一体感を得ることもできます。そんな子育ての喜びを体験できないのはデメリットと捉える側面もあるでしょう。

(2)子どもがいないことへのプレッシャー

子どもがいないことに対し、周囲の人からプレッシャーをかけられるのもデメリットといえます。DINKSの夫婦は「お互いに仕事を優先したいからって、子どもは作らないの?」など、偏見の目で見られる可能性もあるでしょう。

(3)夫婦で過ごす時間の調整がしにくい

これはDINKSに限らず、共働き夫婦の全体のデメリットと言えそうですが、ふたりで過ごす時間の調整がしにくいという側面も。休日が同じ夫婦であれば問題ないのですが、休日が別々な夫婦の場合、なかなかふたりの時間を確保しにくいことも挙げられます。

(4)老後の不安

子どもがいないので、定年退職を迎えたあとの夫婦の老後に関する不安が大きいのも、DINKSでよく言われるデメリット。「将来、介護が必要になっても、頼れるべき存在の子どもがいないから、お金を貯めなくちゃ」と、老後不安を理由に貯蓄に励むDINKS夫婦も珍しくありません。

(5)夫婦ふたりきりの時間が長い

ラブラブ期にはメリットとも言えますが、DINKSは子どもがいないので、基本的には、家庭生活においては夫婦ふたりの時間しかありません。結婚して何年も経つと、夫婦ふたりだけで過ごす時間が長くなるほど、それを退屈に感じたり、すれ違いが深刻なものになってしまったり……。これもDINKSにありがちなデメリットと言えるでしょう。

 

4:DINSにはメリットもデメリットもある!

子どもを持たずに、夫婦双方が働く「DINKS」には、メリットもあればデメリットもあります。

働き方や家庭のあり方が多様化している昨今、DINKSを選択する夫婦も少なくありません。DINKSは「ダブルインカム」や「自由度」のメリットばかりに注目されがちですが、当事者は、同時にさまざまな課題も抱えていることもあるというのが現実でしょう。

 

【参考】

平成27年国勢調査