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風俗の給料ってどのくらい?時給日給から月収年収までを経験者に聞いてみた

宇野 未悠M.Uno

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目次

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1:風俗の給料は謎だらけ…

風俗の給料というのは、基本的には働いた時間やお客さんの数によって決められるもの。ですが、中には支払いのときに雑費を請求されたり、自分の責任ではない遅刻や欠勤で罰金を取られたりなど、引かれるお金も多いといいます。もちろん、入店前にガイダンスを受けるのですが、それでも、働いてみると違和感が拭えない……というのが現状のよう。

中には、従業員を集めるために、どう考えても無理めな高い日給を求人情報サイトなどに掲載する店もあるようで、入店後に「話が違う!」とトラブルになることも少なくないそう。

いずれにしても、お金のことに関しては(もちろん、お金のことだけじゃありませんが!)、納得できるまで説明してもらうことが大切でしょう。

 

2:風俗の給料ってリアルにどのくらい?時給日給から月収年収まで、経験者に聞いてみた

求人サイトなどには、魅力的な謳い文句が並んでる風俗店の給料。ですが、実際のところ、リアルなお給料はいくらなのでしょうか。経験者にこっそり聞いてみました。

(1) あんまりもらえないからすぐに辞めちゃった(デリヘル)

「私は昼間のデリヘルで働きましたが、そもそもお客さんがつきにくい時間帯だったのでぜんぜん稼げず、すぐに辞めちゃいました。1日に5,000円も行かない日もあって、生活がキツかったですね。

年齢的にも中途半端だったみたいで、“もう少し若いか、逆にもう少しおばちゃんだったら需要はあるんだけど……”とオーナーに言われる始末。実際、お姉さん系というジャンルは、女の子の数も多くて競争が激しかったみたいです。でも、仕事自体は嫌いじゃないから、今度は夜の時間帯を中心に働いてみるつもりで、今、よさげな勤務先を探し中です」(Oさん・29歳女性/お姉さん系デリヘル)

(2) 時給制だから楽チンです(ピンクサロン)

「うちの店は時給制だから、待機中、つまりお客さんにつかない時間があってもお給料がもらえるのがいいところです。トータルで考えると、他のサービスのお店よりは低いかもしれないけれど、私にはこれがピッタリだと思っています。でも、お仕事中はトップレスにならなきゃいけないのに、店の空調は暑がりな男性に合わせているから、冷えでお腹がすぐ痛くなっちゃいます。

あと、シャワーがないので、衛生的はいつも心配ですね。それから、顎や首を酷使するから、その痛みに耐えられなくて、辞めちゃう人も多いです」(Lさん・21歳女性/ピンサロ)

(3) 出稼ぎしてます(ヘルス)

「普段はOLをしていますが、派遣なので給料が低いので、連休のときは出稼ぎでヘルスしています。店のサイトにレア出勤って書いてあるのが私です(笑)。遠方で働いているので身バレの心配もないし、出勤保障もついていて安心。

お客さんを優先的に入れてくれる話になっているうえに、数が少なくても保証金は払ってもらえます。長期休みの度に出勤しているから、最近は指名してくれる人もちらほら出始めました。お給料ですが、1日最低3万円はもらっています。ただ、8時間勤務が基本だし、忙しいときはオープンからラストまでというときも。体はかなりガタガタですね」(Mさん・28歳女性/ヘルス)

(4) キャバクラ並みの時給です(オナクラ)

「オナクラで働いていますが、キャバクラ並みの時給で2,500円です。オナクラっていうのは、男性がひとりエッチをしているのを見ているだけという仕事。手でしてあげるオプションもあります。

でも、ほとんどのお客さんは見てるだけのコースだから、体力的には本当に楽なうえに、キャバクラみたいに飲めないお酒を飲まされることもないので、安心して働いていられます。営業がないのも嬉しいところ」(Yさん・21歳女性/オナクラ)

(5) 意外と稼ぎづらいです(ソープ)

「ソープといえば、稼げる風俗の代表格といった扱いをされますが、実際はかなり体を酷使しますし、コミュニケーション能力も問われるハードな仕事です。

高級店から格安店までランクがありますが、私のいる店は大衆店といって、安い部類です。お客さんは、受付で70分で14,000円を支払いますが、そのうちの5,000円は入浴料という名目でお店が取って、残りの9,000円が女の子の取り分。だから、求人にあるように1日3万円を稼ぐには、最低でも4人のお客さんにつかないといけないんです。だから、まとまった金額を稼ぐのはけっこう大変ですね」(Rさん・30歳女性/ソープ)

 

3:風俗の給料に関するギモン4つ

続いて、風俗店で働いたとき、給料からいろいろ引かれることになるお金の謎について迫っていきます。実際に働いている女の子のほか、元風俗店スタッフや風俗店を管理する立場の男性にもお話を伺いました。

(1) 罰金って何?

「寝坊で遅刻したなら、罰金を払わないといけないのなんとなくわかりますが、電車遅延でも払わされて……。理不尽だと思います」(Mさん・28歳女性/ヘルス)

風俗で働きたい女の子にとって一番気がかりなのは、罰金制度ではないでしょうか。これについて、管理する側はこんなことを考えているようです。

「決めたシフトを守るのは当たり前、これが前提です。きちんとしている子でも電車が遅れるなどの理由で遅れてしまうことは致し方ないので、そういう子にはペナルティを課したくないというのが本音。実際には、取らないこともあります。

問題なのは、風俗店であるがゆえに、ドタキャンやバックレが一定の割合でいること。それを防ぐためには、何らかの形でペナルティを課さないと、なあなあになってしまうんです。だからあえて、厳格にするために制度化している側面があります」(Oさん・35歳男性/元風俗店店長)

「うちは女の子から罰金は取っていません。だって、意味がありませんから。万が一、女の子の都合で予約がキャンセルになったとしても、振替で対処しています」(Eさん・42歳男性/元ソープランド管理者)

(2) お客さんがつかなかったらどうなる?

「風俗の仕事に興味があるんですが、ひとりもお客さんがつかなかったとき、収入はゼロになっちゃうのかが気になります。確実に稼げないと、学費を払えなくなっちゃうので」(Iさん・19歳女性/大学生)

お客さんがつかないときのことを、業界用語で「お茶を挽く」といいます。これは昔、遊郭で、お客さんがつかない遊女が、お茶の葉を挽いて抹茶を作っていたことに由来するといわれています。では、お茶を挽いたときはどうしているのでしょうか。

「過去にお客さんがひとりもつかなかった日があったけれど、そのときもお給料はしっかりもらえました。ラッキーでした」(Lさん・21歳女性/ピンサロ)

「女の子との取り決めによって対処はバラバラですね。保証をつける子については、その金額分は確実に払っていました。また、保証をつけない子については、次回のシフトを確約したうえで、その日の雑費は請求しないというルールです」(Eさん・42歳男性/元ソープランド管理者)

(3) 雑費ってどういうこと?

「雑費って何なんですかね。働いてしばらく経ちますが、未だによくわからないです」(Rさん・30歳女性/ソープ)

お店から女の子に手渡たされる明細のなかに雑費という項目があるのですが、これは何を指すのでしょうか。

「まず、お客さんとのプレイは、傍から見て自由恋愛の範疇と思われないとまずいんです。そうでないと、売春禁止法に抵触してしまうから。そのため、店からそれに関する備品、つまりコンドームやローション、うがい薬などを提供すると、行為を強要しているとみなされてしまう恐れがあります。

コンドームに関しては常連客の好みもあるから自前で用意できる人にはしてもらっていますが、リネン類のクリーニングなどはどうしても一括で行う必要があるので、その分は経費として、事業主である女の子に負担してもらっています。

もちろん、利用客は仕事でしているとわかっているのですが、建前としては、いちおうそういう筋を通しておきたいということがあるので、雑費として請求しているんです」(Eさん・42歳男性/元ソープランド管理者)

「雑費という項目で取ると女の子も混乱することがあるので、うちではバック率を低くすることで、経費の部分を別に確保するようにしています」(Oさん・35歳男性/元風俗店店長)

業種によってもかかるお金はさまざまで、送迎のあるデリヘルでは、ドライバーに対するチップも雑費として計上することがあるようです。

(4) 保証がつく子とつかない子の違いは?

「保証制度があるっていうのを聞いたことがあるのですが、全員にはつかないみたいですね。保証がつく子とつかない子には、どんな違いがあるのでしょうか?」(Rさん・30歳女性/ソープ)

確かに、同じ店で働いていても、保証がつく子とつかない子がいるのでは、モチベーションにも違いが出てきますよね。

「遠方から出稼ぎにきている人には、保証をつけるかわりに、長い時間、店に拘束することになります。つまり、保証をつける子はたいてい長時間働いてもらう子です」(Oさん・35歳男性/元風俗店店長)

「自分から進んでソープに来るような人には敢えて保証をつけることはしません。いつでも辞めてもらって構わないから。でも、借金があるなど、ちょっと素性のよろしくない人が伝手で来た場合、儲からないからと飛ばれるのを阻止しないとまずいんです。飛ばれてしまうと、あとあと本人が重大なトラブルに巻き込まれても、こちらとしてはフォローすることもできないので。

実際飛んだ女の子が行方不明になったなどという話を聞くと、後味が悪いです。だから、あえて保証をつけて、できるだけ飛ばないようにして、返すべきものは返させて、一日も早く身軽になってもらいたいというのが本音です」(Eさん・42歳男性/元ソープランド管理者)

 

4:まとめ

聞いてみるとなかなか深い、風俗のお給料事情。実際に働くかどうかはあなた次第ですが、覚悟が必要な仕事であることは忘れないでくださいね。