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野々村友紀子さんが2丁拳銃・小堀裕之さんをぶった斬ったトークショーをレポート!そこから学ぶ夫婦術も

MENJOY編集部

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「最強妻」の野々村友紀子さんと「ヘドロパパ」の小堀裕之さんが夫婦のあり方について語ります

お笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんを夫に持ち、テレビでは「最強妻」として登場する野々村友紀子さん。『Menjoy!』でも「話題の本『夫が知らない家事リスト』発売記念!放送作家・野々村友紀子が語る男のコントロール術」「男に幸せにしてもらおうと思った時点で負け!野々村友紀子が語る理想の夫婦像」といったインタビュー記事に大きな反響がありました。

一方、4人の子どもがいるのに家に帰らず、TVで「ヘドロパパ」と命名されるほどのクズ夫、お笑いコンビ「2丁拳銃」のボケ担当・小堀裕之さん。そんな小堀さんが『ヘドロパパのヨメイゲン ~クズ夫に放つ嫁の名言&迷言~』(小学館)を上梓しました。

そんな小堀さんのことを、元芸人の先輩として、そして相方の妻として、野々村さんは、テレビ番組でもプライベートでもよくお説教しているというのが、ふたりの関係。「説教漫才」ともいえるふたりのバトルもまた、各所で話題沸騰中なのです。

このふたりの発売記念合同トークショーが、このたび「代官山 蔦屋書店」で開催されました。当日は野々村さんの夫であり、小堀さんの相方でもある、「2丁拳銃」の川谷修士さんも登場! そのイベントの模様の一部をご紹介します!

 

大盛況だったトークショーの模様をレポート!

のっけから川谷夫妻が小堀さんを公開説教

トークショー当日。「すごい人やんか! こんなにたくさん来てくれて~」と驚く野々村さんと小堀さんに対し、「みなさんふたりがケンカするのを見にきたんですか? 小堀が思いっきり叱られるのを見に来たんですか?」とさっそく煽りを入れる川谷さん。

大人しくしていた小堀さん、何か言い返すかと思いきや、かすれ声で「お腹いたい……」と早くも逃げ腰。小堀さんのマイクがオフになっているハプニングもあって、大爆笑が会場に響き渡りました。

この後も、育児や家事について、小堀さんが話すこと話すことのすべてが川谷夫妻にぶった斬られる結果に……。「タンスの引き出しは開けっぱなし」「トイレットペーパーの芯が無くなっても替えない」などの日常生活を披露して、野々村さんにけちょんけちょんに攻撃される小堀さん。

野々村さんは家事リストを画面に映し出しながら、「今奥さんも忙しい人が多い中、家事ってめちゃくちゃ大変じゃないですか。私自身、仕事をしながら、育児や家事のほとんどをやっていたんです。で、Wikipediaで“家事”を調べてみたら“家事とは炊事、洗濯、子育て、買い物など”って4項目になってて、“そんなわけあるかー”を書き出し、家事リストをつくったんです。そしたら148個になって。それを「自分のやっていることに丸をせい!」と夫に突きつけた(笑)」という、今回の本の成り立ちを説明。

川谷さんも「このリスト突きつけられるのは、離婚届突きつけられるより怖いですよ」と震え上がったそう。この家事リストは、日々の更新を経て、今は211コに落ち着いたそう。「朝はシーツを整える、子どもの世話とか戦場」「電池とか洗剤とか何かを一日一回は換えている」「子どものゲームのコードをほぐす」「加湿器の水入れる」「洗濯ひとつにとっても、しつこい汚れはウタマロで洗う」など野々村さんが自らの家事リストを詳しく説明していると、呆気にとられた様子の小堀さん……。

「全然共感できん! でも、ウタマロは知ってるよ。有名人やろ! トイレットペーパーはな〜、奥さんの仕事をオレが取ったらいかんと思って、やってないねん」と、またもやクズ発言をして、川谷夫妻からダメ出し&会場の女性たちからも冷ややかな視線が浴びせられていました。

小堀さんの本のここが凄い!名言・迷言が続々

しかし、そんなふうに家庭を顧みず、外で遊び呆けている小堀さんが、夫婦にまつわるエッセイ本を出したとなれば、いつも以上にモノ申したいことでしょう。「どういうことでしょう!? 小堀くんが本を出す時代ですよ」という野々村さんに対して、「すみません。小学館の本なんで、ドラえもんと並んでしまいました」とボケ倒す小堀さん。

しかし野々村さんは、ちゃんと小堀さんの本をチェックしていて「小堀くんの本は、そもそも自分じゃなくて奥さんの言葉だからね」と、小堀さんの本に対するエール、いや、新たなお叱りが始まりました。

そんな野々村さんですが、本の中の名言「私にはスタート、あなたにはゴール。」(家で話し相手がいない奥さんにとっては、旦那さんが帰ってきてからが、話ができる楽しい時間のスタートなのだという小堀さんの奥さんの切実な思いが込められている)や「いい人生やな、ママでよかったやん」(小堀さんの長男のすてきな言葉)など、心温まる部分について、たっぷりと語ってくれました。

さらには、「この本(ヘドロパパのヨメイゲン ~クズ夫に放つ嫁の名言&迷言~)は、今の時代だから逆に良いのかも、昭和チックというか、なんかあったかい感じもする。無茶苦茶なのに、不思議と成立しているよね」とベタ褒め。しかしその後、「まぁ、奥さんとお子さんが良いんでしょうね」とキッチリ斬ってくれましたが……。

小堀さんは「映画化されるってよくいわれます!」と大変にご満悦な様子でした。

最強妻とヘドロパパがタッグを組む!?家族のあるある問題に一刀両断!

最後には、来場者からのQ&Aコーナーがありました。

「高一の息子が反抗期で、先日、家の窓ガラスを割りました。そのうち盗んだバイクで走り出しそうです。どうすればいいですか?」という質問には、小堀さんが「尾崎豊になればいい!」と答えれば、野々村さんも「ギター与えてな!」とボケつつ、小堀さんから「うちも中一の息子が反抗期で、ヨメと対立しているけど、僕が息子から話を聞くようにしています」というアドバイスが。

メディアを通して「クズ夫」「ヘドロパパ」というイメージが先行している小堀さんですが、「奥さんが理由もなくイライラしてたら、自分にその矛先を向けさせて、イライラを解消してあげている」など、意外にも小堀さんなりの夫婦関係への想いやマネジメント方法が披露され、トークショーは大盛況の中、幕を閉じました。

 

野々村友紀子さんの『夫が知らない家事リスト』『夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。』と、2丁拳銃・小堀裕之さんの『ヘドロパパのヨメイゲン クズ夫に放つ嫁の名言&迷言』は絶賛発売中!

イベントの最後の質問には、「夫は家事を手伝ってくれるけど、結局やり直さなければならず、イラッとする。どうすればいいですか?」という質問に、野々村さんは「本に詳しく書いているから読んで」と返して、きっちりセールスしていました。

まさにその言葉のとおり、このトークショーで語られた、ふた組の夫婦の詳しいお話は、今回発売された本にも、ちゃんと載っています。ついついパートナーに対する不満を溜め込んでしまったり、イライラしたりしてしまいがちな人は、この本を読めば、心がほっこりしつつも、気づきを得られるかもしれませんよ!

『ヘドロパパのヨメイゲン クズ夫に放つ嫁の名言&迷言』2丁拳銃小堀裕之・著/1,000円+税(小学館)
『夫婦喧嘩は買ったらダメ。勝ったらダメ。』野々村友紀子・著/1,200円+税(産業編集センター)

 

『夫が知らない家事リスト』野々村友紀子・著/1,300円+税(双葉社)