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クリトリスが痛い…人に聞けないケア方法とエッチの際の対処法

番長みるく

番長みるくM.Bancho

目次

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1:クリトリスが痛くなったことある?

クリトリスというのは、女性器の中でもとってもデリケートな部位で、少しの刺激やケアの方法によって、痛くなってしまうことがあります。下着がこすれたり、エッチで激しく触られたりして痛くなったという人も少なくないでしょう。敏感な部分なだけに、痛いとつらいですよね。

今回『Menjoy!』では、20~40代の女性382名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「クリトリスが痛くなったことはありますか?」という質問をしてみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・100人(26.2%)

ない・・・282人(73.8%)

およそ3割弱の女性が、クリトリスが痛くなった経験があると答えています。

家族や友達、パートナーにもなかなか相談できないことだからこそ、痛みを解消する方法がわからないという人も多いことでしょう。

 

2:クリトリスが痛くなってしまう原因5つ

(1)タオルでこすりすぎている

デリケートゾーンというのは、清潔にしていたいものですよね。でもクリトリスを洗いすぎるのは危険ですし、入浴後にタオルでごしごしと拭くのもよくありません。シャワー後に体を拭くときも、こするのではなく、タオルを軽く押し当てて水分を吸収させるようにしましょう。

どうしても痛いときは、タオルを使わずに、ドライヤーの冷風を30cmくらい離して当て、乾かすという方法もあります。

(2)日用品が原因かも

いつも使っているアイテムに痛みの原因があるケースもあります。石鹸やクリーム、ローション、シェービングクリーム、スプレー、洗濯洗剤、柔軟剤、トイレットペーパー、生理用ナプキンなどの成分や素材が、アレルギーの原因となり、痛くなっている可能性も。

何が原因なのかわからない場合には、使用しているものを低刺激のものや無添加のもの、化学物質が使われていないナチュラル素材のものに変えてみるのもいいでしょう。

(3)下着の素材やサイズ、デザイン

見た目を重視してかわいいデザインやセクシーな下着をつける女性も多いですが、履き心地の悪い下着は無理して履かないようにしましょう。下着の素材やサイズ、デザインによってアソコが刺激され、痒みや痛みの原因になっているかもしれません。

痛いときには、通気性のいいショーツを選びましょう。Tバックなど食い込む細いタイプも避け、股に当たる部分が綿素材になっているものを選ぶようにするといいですよ。

(4)女性器専用のケア用品

アソコの匂いを気にして、女性器専用のケア用品をこまめに使っている人もいるかもしれません。女性のアソコの臭いは、月経周期や食べ物などによっても変化しますし、個人差も大きいです。匂いを隠そうとして、女性器に直接、消臭スプレーや香水をかけるのはNG。その刺激が、痒みや痛みの原因になっているかもしれません。

(5)エッチ中の激しい愛撫

エッチのあとにアソコが痛くなった場合は、相手からの愛撫が激しいことが原因として考えられます。触る力が強かったり、長い時間愛撫され続けていたり……。また相手の爪が伸びていて、傷ついてしまった可能性もあります。

エッチ中に痛みを感じなくても、同じ部位ばかり刺激されると、皮膚や粘膜が擦れて時間が経ってから痛みを感じることも。そういうときは我慢せず、正直に「痛いからやめて」と伝えることも大切です。

 

3:クリトリスが痛いときの対処法3つ

(1)ひとりエッチやセックスをお休みする

まずは、ひとりエッチやセックスは一旦お休みにして、回復するまで待ちましょう。激しいひとりエッチやセックスが好きあったとしても、女性器やクリトリスが痛いまま続けると、症状が悪化する可能性もあります。しっかり完治させてから、楽しむようにしましょう。

(2)ローションを使う

エッチの摩擦が原因で痛くなっている場合は、エッチ中にローションを使用してみましょう。女性器は性的興奮や快感などによって潤う作用があるものの、個人差や体調などの影響を受けて、十分に濡れないこともあります。

ローションにはいくつか種類があり、水ベースやシリコンベース、オイルベースなどがあります。自分に合ったものを使うのがベストですが、肌が敏感な人やアレルギー体質の人は、香料やフレーバー入りのものではなく、原材料が少ないシンプルな水ベースのローションを試してみましょう。

まずは容量の少ないものを買って試してみると、失敗も少ないです。

(3)病院に行く

痛みや痒みが続き、原因や治し方がわからない場合は、迷わず婦人科へ行きましょう。痛みの原因がアレルギーなら、アレルギーテストを受けて原因物質をつきとめることができますし、病気や感染症の場合には、専門医がもっともよい解決策を考えてくれるはずです。

 

3:人に聞けないクリトリスのケア方法5つ

(1)女性器の外側は正しく洗うこと

女性器の小陰唇を含む外陰部は、複雑な形をしています。毎日正しく洗っておかないと、雑菌や垢が溜まってしまうことも。指を使ってやさしく洗いましょう。特にクリトリス部分は、皮を剥いて洗うことで、体液や汚れなどもしっかり落ちてきれいになります。

(2)洗いすぎに注意する

一方で、洗い過ぎには注意しましょう。清潔にしようとタオルやスクラブなどを使ってゴシゴシと洗う人もいますが、それはNG。指で洗うだけで、しっかり汚れは落とせます。あまり強く擦りすぎると、傷ついて痛みの原因になります。

(3)刺激の少ない石鹸を使う

清潔にしようと、洗浄力が高い石鹸を使用する女性もいます。香りが強い石鹸で臭いを消したいと思う人もいるでしょう。しかしそれらが痒みやアレルギーを引き起こす要因になる場合も。女性器は体の中でも最も敏感な部位です。低刺激のもの、デリケートゾーン専用のものを使うのがおすすめです。

(4)石鹸を使うのは1日1回まで

女性器を洗いすぎると、必要な油分まで洗い流してしまいます。汗をかいたあとやエッチのあと、汚れてしまったときなど、1日に何回もシャワーを浴びる場合は、石鹸を使って洗うのは1日1回までにして、あとはシャワーで流すだけにしましょう。

(5)入浴剤の使いすぎに注意

SNS映えするようなカラフルな入浴剤や、発汗作用のある入浴剤など、入浴剤を毎日使う女性もいるでしょう。香りの強い入浴剤を使うと、気持ちはリフレッシュできますが、香りつきのお湯に長い時間浸かるのは、繊細な女性器のケアという視点では、あまりいいこととはいえません。

入浴剤の成分によっては、女性器のpHバランスを崩し、痛みや痒みを引き起こしてしまうことも。アソコがヒリヒリしているときなどは、入浴剤の使用は控えたほうがいいでしょう。

 

5:クリトリスが痛いときは無理しないで!

女性のアソコはもっとも敏感な部位のひとつ。鏡を使うなど工夫しないと自分の目でチェックするのは難しく、だからこそ不安になるという人も多いと思います。

異変があるときや痛みを少しでも感じるときは無理をせず、まずはその原因を解明し、治ってからひとりエッチやセックスを楽しむようにしましょう。自分の体の大切な部位ですから、優しく扱ってくださいね。