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イク瞬間ってどんな気持ちなの?イク気持ちよさを倍増させる方法

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

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1:イク瞬間の気持ち良さは男にしかわからないもの?

セックスでイク瞬間は、男性も女性も気持ちがいいはず。しかし、他人の感覚を共有することはできないので、異性のイク瞬間がどんなものなのかは謎。だからこそ、興味を惹かれることもあるでしょう。

「男性のイク瞬間ってどんな感じなのか気になる」という女性もいれば、「女性のほうが男性よりもオーガズムの快感が強いと聞いたことがある。だから、それを味わってみたい」という男性もいて、やはり異性のイク瞬間にはみんな興味津々……。

ではいったい、どんな感じなのでしょうか。調査してみました。

 

2:イク瞬間の気持ち良さってどんな感じ?5つ

それでは実際に、イク瞬間の気持ちよさについて、居酒屋で知り合った人や知り合いの男女に聞いてみました。

(1)声が出せない

「気持ちがいいとつい声が出てしまうのですが、イク瞬間は逆に声が出せなくなってしまいます。絶頂のその瞬間は呼吸ができなくなる。それくらい強い快感があります。快感が強すぎてついつい声を我慢するというか、耐えるような感じになっちゃうんです」(Eさん・27歳女性)

(2)尿道が押し上がる気持ちよさ

「僕がイク瞬間は、精子が尿道の中を押し上げるような感じの気持ちよさがあるんです。セックスしているときは締め付けられたり、ヌルヌルした感じや絡みつくような感じが気持ちいいのですが、イク瞬間は蓋で押さえつけられて溜まっていたものが一気に圧力を増してドバーッと出る気持ち良さですね」(Oさん・29歳男性)

(3)幸福感

「私の場合は幸福感という表現がいちばん近いかもしれないです。彼とエッチをしているときってちょっと切ない気持ちになるんですけど、抱きしめられる力の強さで愛情を感じるというか、“私は愛されてる”っていう実感を得られる瞬間。だから、イク瞬間はその気持が最高潮に達したときという感じです」(Mさん・30歳女性)

(4)彼女を独り占め

「ひとりエッチをしているときは虚しいんです。気持ちはいいんですが、インスタントの快楽という感じ。でも、彼女とのエッチのときは、“好きな人と愛し合えている”という喜びや、“こんなに可愛い子を独り占めしてる”っていう独占欲が満たされます。さらに、彼女が気持ちよさそうにしてるのを見ると、支配欲も刺激されるし……。すべてを手に入れたような快感があります」(Tさん・27歳男性)

(5)力が抜ける

「オーガズムを迎えるときって、解放されたような気持ち良さがあると思うんです。オーシャンビューのきれいなホテルでお酒を飲んでるような感じ。

気持ちよくなってくるとついつい力んで、布団やシーツを思いっきり握っちゃうのですが、オーガズムを迎えた瞬間は、逆にガクって力が抜けて……。それと一緒に窮屈に溜め込んでた気持ちが一気に表に出てくる感じの気持ちよさに似ています」(Rさん・28歳女性)

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3:イク瞬間をもっと気持ち良くする方法5つ

イク瞬間というものは、男女共に強い快感を得ることがわかりました。オーガズムの気持ち良さをさらに強くする方法はあるのでしょうか。『初めてのオーガズム: 26人のハツイキ告白』の著者である箱崎キョウコさんにお話を伺ってきました。

(1)時間をかける

箱崎:オーガズムでより気持ち良さを味わいたいなら、セックスに時間をかけることをおすすめします。

恋人とキスして5~10分の簡単な愛撫をしたあとにセックスして5分で果ててしまうような感じでは、女性の場合、オーガズムに達するのも難しい。

愛撫にしっかりと時間をかけて肌に触られただけで気持ちがいいと思えるくらい感度を上げていきましょう。そうすれば、オーガズムに達したときも、より強い快感が襲ってきます。

(2)我慢する

箱崎:我慢することでも快感は高まります。これは男性にも当てはまるもの。そもそも簡単にイッてしまっては、セックスを思う存分楽しむことは難しいでしょう。

我慢しているのにどうしても我慢できないという状態でイクほうが快感も強い。イキそうになっても我慢をすることでより快感を得られることができます。相手に焦らされるようなシチュエーションもいいでしょう。

(3)気持ちよさを解放する

箱崎:恥ずかしがり屋な女性に多いのですが、オーガズムを感じるときに「恥ずかしさ」から、つい「彼に嫌われないかな」とか「大きな声を出さないようにしなきゃ」など、余計なことを考えてしまうと快感に没頭できません。

イクときは自分のことを許す気持ちになって、思いっきりその快感を味わうことが大切です。その気持ちの変化だけでもより高い快感のオーガズムを得られるはず。

(4)自分を知る

箱崎:自分を知ることも大切です。単純なセックスでもオーガズムを感じていて、それで満足できるならいいのですが、より気持ちの良い快感を得たいと思うなら、いろいろなことに試してみることをおすすめします。

他人に快感をコントロールされることでより興奮することもありますし、他人の快感をコントロールすることにより、気持ちよさを感じる人もいます。そういった部分を発見していきましょう。

(5)開発する

箱崎:自分のカラダの開発を行うことも重要です。より深いオーガズムを感じれば感じるほど、簡単にそれが得やすくなります。スポーツの練習をするとどんどん上達するのと同じこと。要するにカラダがオーガズムを感じることに慣れてきて、未熟だった感度が上がり、少ない刺激で快感を得られるようになるというわけです。

そのためにもじっくりと時間をかけて、オーガズムをより深く感じられるように試してみてください。

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4:まとめ

今回は、イク瞬間の気持ちよさについてご紹介しました。基本的には男性がイッてセックスが終わることが多いですよね。そのため、女性がオーガズムを感じないこともあるかもしれません。それでは不満が溜まる一方です。

より深い快感を得たいなら、恋人とセックスについて話し合いをしてみるといいかもしれませんよ。

 

【取材協力】

箱崎キョウコ・・・某国立大学文学部卒業。在学中からスナック、キャバクラなどでホステスとして勤務し、卒業後もOLをしながら夜の仕事にはげむ。2011年ライターに転身。現在はスナックのチーママでもある。女性の赤裸々なインタビューを得意とし、恋愛コラムニストとして活躍中。『初めてのオーガズム: 26人のハツイキ告白』、『妄想ひとりHのススメ: 本物より気持ちいい』の著者。