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気晴らしとは?上手に気晴らしする方法と気晴らししすぎて失敗したエピソード

青木 エイミー

青木 エイミーA.Aoki

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目次

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1:気晴らしの意味は?気晴らしを英語で言うと…

気晴らしという言葉を辞書で調べてみると、下記の通りでした。

き‐ばらし【気晴(ら)し】

他の物事に心を向けて気分を晴らすこと。気散じ

「気晴らしに映画を見る」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

仕事で疲れていたり、恋愛で悩んでいたり、何かしらのストレスを抱えている状態で、そのよくない気分をスッキリさせるときに使う言葉です。

ちなみに英語では「distraction」という単語で表現できるほか、「空気を入れ替える」という意味の「get some fresh air」を用いたり、「気分転換に」という意味の「for a change」を用いることもできるでしょう。

 

2:疲れた時や悩んでいるときに上手に気晴らしする方法5つ

まずは上手に気晴らしする方法について、オーソドックスなものを5つ紹介します。

(1)体を動かす

頭を使って疲れているとき、あるいは悩んで考え込みすぎてしまっているときは、体を動かしてみましょう。体を動かしたあとは、スッキリとした気分になりますよね。血行も良くなるので、健康にもいいですし、煮詰まってしまっている気持ちをほぐすことができるでしょう。

(2)ボーッとする

いっそのことボーッとしてしまうのも、方法のひとつ。ボーッとしている状態のほうが、脳が活性化しやすく、アイディアが降ってきやすい、なんていうことも言われています。悩みの解決につながったり、現状を打破するきっかけになるかもしれません。

(3)外に出る

仕事が忙しすぎて、毎日会社でパソコンとにらめっこしている……なんていう人も多いかもしれません。そんなときには、外で出かけてみることおすすめします。太陽の光を浴びると、自然とエネルギーが湧いてくるもの。また大自然に触れて心と体をリフレッシュさせることも大切です。

(4)漫画や小説を読む

漫画や小説を読むことで、主人公に感情移入してしまう人も多いのではないでしょうか。これを利用して気晴らしする方法もひとつ。まったく違う人の気持ちになることで、思わずクスッと笑ってしまったり、ハラハラしたり、すてきなキャラクターに心がときめいたり……そういった心の動きを疑似体験できるでしょう。

また、違う人の視点を取り入れることで、気持ちをリセットすると同時に、違う角度からものごとをみることができるかもしれません。

(5)温泉に浸かる

温泉は肩こり解消や疲労回復、美肌などさまざま効果があるとされています。心の健康を考えるなら、まずは体から……ということで、温泉にゆっくり浸かりながら、自分の体をいたわってあげることも大切です。いつもとは違う非日常の空間を味わうことでも、気持ちがプラスの方向に向かうこともあるでしょう。

 

3:気晴らしで大失敗!気晴らしをしすぎて失敗したエピソード3つ

疲れを感じたときは、気晴らしをすることが大切ですが、あまりに気を晴らしすぎると、かえってマイナスになってしまうことも……。

具体的にどのような失敗が起こり得るのか、男女に経験談を聞いてみました。

(1)休みすぎて働きたくなくなった

「めちゃくちゃ疲れたときに、思い切って1週間くらい休みをとったんですよね。連休をうまく活用して。でも、休むことで、自分がしたいままに生活できる楽しさを知ってしまって……。

休み明けに余計に働きたくなくなって、かえって憂鬱になってしまったんです。仕事へのモチベーションがめちゃくちゃ下がりっぱなしで、調子が戻るまで大変でした」(Kさん・25歳男性)

(2)気晴らしが口実になった

「学生時代の話ですが、“ちょっと気晴らししよう”なんていいながら休み休み勉強していたせいで、自分を甘やかす癖がついてしまいました。テスト勉強で疲れると、“無理に勉強しても効率悪いかな”とかいいながら。でも、ずっと集中できていないから、なかなか勉強に手がつかないんです。結局、テスト直前になって徹夜で大慌てで仕上げることに……」(Sさん・28歳男性)

(3)気晴らしで携帯の電源を切っていたら…

「私はエクセルでデータを打ち込むばかりの毎日なので、たまに情報過多になって、何も頭に入れたくなくなるんですよね。そんな時はSNSすら見たくない気分なので、携帯電話の電源を落としていました。

でも、そんな気晴らしの仕方をしていたあるとき、ちょっと実家でトラブルが発生して、“連絡つかない”と大騒ぎになってしまったことがありました。気晴らしのために遮断しすぎるのも良くないですね」(Oさん・35歳女性)

 

4:まとめ

疲れを感じてきたら、すぐにでも気晴らしをしたいところです。そして、できることなら疲れを認識する前に、こまめに休みをとるのが理想的です。

ですが、あまりに長く気晴らししすぎると、かえって現実逃避して戻ってこられなくなってしまうことも……。

気晴らしとは本来、良くない気持ちをなんとかすること。自分にとって、どう気晴らしするのが最適なのか考えて休みましょう!