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逃げ癖がある人診断!逃げ癖ある人の特徴と逃げ癖を克服する方法

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:逃げ癖がある人の特徴と克服方法は?

「逃げ癖」とは、正式な言葉ではなく、若者やインターネットなどで使われている言葉です。嫌なことがあったときに、途中で投げ出してしまう(=逃げてしまう)ことが習慣になってしまっている状態を指しています。

人は誰しも、自分から嫌なことに挑戦しようとは思いません。ですが、人が生きていく仲で自分の好きなことばかりやっていられるかといえば、そんなことはありませんよね。多くの人は、自分の苦手なこと、嫌なことでもやらないといけないことがあれば、仕方なく取り組むわけです。

ですが、中にはすぐに諦めたり、途中で投げ出すという“逃げ癖”がついている人もいます。

 

2:逃げ癖診断!逃げ癖がある人の特徴5つ

それでは、逃げ癖がある人には、どんな特徴があるのでしょうか。

(1)完璧主義

実は逃げ癖がある人の特徴で考えられるのが、完璧主義です。言葉のイメージからすると、完璧主義な人は最後まで責任を持って仕事をやり遂げてくれそうなので、むしろ逃げ癖とは真逆のような気がしますよね。

ですが、完璧主義と困難な事柄に果敢に挑戦していくことは、必ずしも一致しません。つまり、完璧主義であるが故に、少しでも失敗しそうなリスクがあると、自分がそれをやらなくていいように、逃げてしまう場合もあるんです。つまり、失敗したがらないということなんです。

(2)責任感がない

逃げ癖がある人の中には、責任感がない人も多いでしょう。自分か責任をとりたくないために、会議などで発言しなかったり、存在感を消していたり。また、なにか役職を頼まれても引き受けなかったりします。責任というのは、最後まで自分がやり遂げようという意志がないと、持つことができません。逃げ癖がある人には、責任は持てないんです。

(3)とにかく楽がしたい

楽がしたいというか、面倒なことは避けたいという気持ちが強い人も、逃げ癖がついている言えるでしょう。仕事や勉強は、楽をして簡単に終わらせられることばかりではありません。誰だって、面倒なことは嫌に決まっています。それでもやらないといけないとき、みんなやっているわけです。

ですが、逃げ癖がある人は、自分がやらないといけないとか、ちゃんと処理をしないといけないという意識が希薄。なので、すぐに放り出して、楽なほうばかりを選択してしまうんです。

(4)自信がない

とはいえ、「じゃあ、逃げ癖がついている人って、ただの怠け者ってこと?」と思う人もいるでしょう。もちろん、それも間違ってはいません。

ですが、自分に自信がなく、挑戦したい気持ちはあっても勇気が出ないという人もいます。バンジージャンプやジェットコースターに乗ってみたいけど、怖くて勇気が出なくて断念してしまうというのと一緒かもしれません。

(5)ストレスに弱い

挑戦したい気持ちはあっても勇気が出ないのは、精神的にあまり強くないとも言えるかもしれません。これと共通する理由として、ストレスに弱いというのもあります。怖いとか不安というのは、ストレスです。それを克服することができないというのは、ストレスに弱いということです。

今回の場合、ストレスというよりプレッシャーといいかえた方がわかりやすいかもしれません。プレッシャーに押しつぶされそうになって、逃げ出した経験があるという人は少なくないでしょう。逃げ癖がある人は、ストレスやプレッシャーの限界値が低いため、結果的に「癖がついている」と思われてしまうのです。

 

3:恋愛でも仕事でも大損!逃げ癖がある人の末路3つ

ところで、逃げ癖がついてしまうと、一体どうなるのでしょうか。

(1)周囲からの評価を下げる

逃げ癖がついてしまうことによるいちばんの影響は、周囲からの自分の評価を下げることです。「この人は、逃げてるな」というのは、すぐにわかってしまいます。

周囲からすれば一度や二度はいいとして、それ以上逃げる態度をとられたら、「どうせあの人に頼んでも断ってくるから、頼むのをやめよう」と思います。すると、仕事に対する能力はもちろんのこと、その人のイメージも周囲には悪くうつるもの。こうなると、出世や給料アップのチャンスはないでしょう。

(2)孤立する

この場合の孤立とは、友達や恋人を失うということを意味します。例えば友達や恋人が困ったことになって助けを求めても、助けてくれるどころか、逃げる態度をとられたら、もう信用なんてできませんよね。すると、気持ちが離れていってしまいます。これは、友達や恋人に限らず、職場の人間関係でもあてはまるでしょう。

(3)自己嫌悪に陥る

自分が「逃げてるな」というのは、自分自身がいちばんわかっていること。面倒なことは嫌だなというのは誰しも思いますが、だからといって逃げていることに罪悪感や嫌悪感を感じない人は少ないでしょう。

その瞬間は、面倒なことに巻き込まれなくて良かったと思うかもしれませんが、チームで取り組んだときなどは、自分だけがチームで取り組んだという一体感や達成感を感じることができません。結果的に、自分に対して不満を感じさせてしまいます。それが、自己嫌悪につながるのです。

 

4:カウンセリングも有効?逃げ癖を改善する方法3つ

それでは、逃げ癖がついている人が、それを克服するにはどうすればいいのでしょうか。

(1)小さな成功から体験する

逃げ癖がついている人というのは、自分に自信がなく、失敗したらどうしようと考えている人が少なくありません。場合によっては、過去の失敗がトラウマになって影響していることも考えられます。なので、面倒も大きいけれど、成功も大きいというリスクが大きいことにいきなり挑戦するのではなく、確実に成功する小さなことから取り組んで、成功体験を積み重ねていくようにしましょう。

成功を積み重ねていくことで、自分に自信が持て、さらに大きな事柄に挑戦できるようになります。

(2)面倒を面倒と考えない

誰でも面倒なことは嫌いといいましたが、何を面倒と考えるかは人それぞれです。例えば、「日曜日にBBQしよう!」と誘われても、それを面倒と感じる人もいれば、そうではない人もいます。逃げ癖を直すためにいちばん大事なことは、逃げる理由をなくすこと。つまり、面倒なことを面倒と考えないようにすることです。

これは、好きな人と一緒だから面倒じゃないんだとか、おいしいものが食べられるからむしろラッキーといったように、考え方を変えることが重要です。

(3)失敗してもいいんだと開き直る

とりあえず引き受けて、失敗しても仕方がないと開き直ってみましょう。つまり、気軽に考えることも大事だということです。いろいろなことを考えすぎてしまって、逃げてしまうという人には、これがとても大事なのです。

 

5:まとめ

ときには、逃げることも必要ですし、逃げてもいいと思います。ですが、いつも逃げてしまって、それが癖になってしまうのは、よくありません。逃げ癖がついているなという人は、直すようにしましょうね。