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仕事でミスを減らすには?ミスをした場合の謝罪・報告の方法

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

隠す

1:仕事のミスを隠したことある?

長く仕事をしていれば、ミスのひとつやふたつは仕方がないことでしょう。大切なのは、同じミスを繰り返さないこと。ですが、してしまったミスを隠すかどうかは、人それぞれですよね。どのくらいの人が自分のミスを隠しているのでしょうか。

そこで今回『Menjoy!』では、仕事をしている20~40代男女500人に「今までで、仕事でしたミスを隠したことがありますか?」と質問してみました。

結果は以下のとおりです。

大きなミスを隠したことがある・・・37人(7.4%)

小さなミスなら隠したことがある・・・282人(56.4%)

ミスを隠したことはない・・・146人(29.2%)

仕事でミスをしたことがない・・・35人(7.0%)

6割以上の人が、ミスを隠した経験があると答えてくれました。まあ自分の中や身内だけで解決できるほどの小さいミスくらいなら、隠してもいいかなと考えているのかもしれませんね。

 

2:2chでも話題?仕事でしてしまった信じられないミス3つ

ではまず、仕事でしてしまった信じられないミスについて、男女に話を聞いてみました。

(1)イベントで弁当を2倍発注

「私は以前イベント会社に勤めてたんですけど、そこでお弁当の発注業務を受け持っていて。でも、お弁当屋さんとの連絡に行き違いがあって、イベント当日に弁当が倍来ちゃったことがありました。50個も余りを出してしまい、かなり怒られました」(Aさん・39歳女性)

(2)データを吹っ飛ばした

「ゲーム会社に入りたてのころ、徹夜で作業したデータで消してしまったことがあります。寝不足な状態で、クラウドに上げようとしたら失敗してしまい……。自分がやったぶんだけだったからまだマシでしたけど、それでもクライアントに納期を伸ばしてもらったりして、めちゃめちゃ大変でした」(Kさん・27歳男性)

(3)200万円の損害を出した

「寝坊して大事な会議に遅れるとかは3回くらいやりましたけど、そんあことはどうでもいいって思えるくらい、大きいミスをしたことがあります。内容は詳しく言えないのですが、自分ひとりの責任で、会社に200万円の損害を出してしまったんです。正直、クビを覚悟しましたが、上司の計らいでなんとかまだ働けています。その上司には一生頭があがりませんね」(Kさん・34歳男性)

 

3:仕事でミスしやすい人の特徴3つ

人間なら誰でも失敗はしてしまうもの。ですが、ミスが多発すると、さすがに周りも迷惑です。どんな人がミスしやすいのでしょうか?

(1)確認をしない

仕事では小さな聞き間違いや勘違いが、やがて大きなミスを招くこともあります。「あれ? これってなんだっけ?」と思ったとき、「きっとこうだろう」と勝手に判断して進めてしまう人はミスが多くなってしまいます。

(2)対策を練らない

ミスをしたあと、「あ~あ、やっちゃった」と後悔はするけど、次に同じミスをしないためにどうすれば良いのかを考えられない人は、同じミスを何度も繰り返すことになります。

(3)落ち込みやすい

ミスをしたら反省すればいいかといえば、そうではありません。落ち込んだ状態では、更なるミスを招く可能性が高くなります。次にどう活かすかを考えたら、気持ちを切り替えて粛々と作業にまい進するのが、本当にデキる社会人です。

 

4:仕事のミスは後処理がカギ!謝罪や報告のポイント3つ

仕事でミスをしたときは、ミスをしたことよりも、その後の行動で周囲からの評価は変わってきます。ここからは事後処理のポイントを紹介します。

(1)すぐに謝る

まずはミスを発見したら、なるべく早く上司なり、担当者なりに、報告して謝ることが大切です。失敗によるダメージは、時間が経てば経つほど雪だるま式に大きくなっていきます。実際、あと1時間早く言ってくれればもっと被害が少なく済んだのに……なんていうことも多いですよね。

(2)言い訳をしない

ミスをしてしまったのが、自分のせいばかりではないこともあるでしょう。ですが、ひとまずはグッと言い訳を飲みこんで、とにかく謝罪し、決定権のある人に対処法を聞くのが良いでしょう。言い訳をダラダラ聞かされると相手はさらにイラついてしまい、余計に怒られます。

(3)時系列を追って報告する

ミスに気づいた瞬間って、焦って気が動転してしまいますよね。ですが、その状態で上司などに報告をすると、何が起こっているのかを正しく説明することが難しくなります。一回深呼吸をして、問題を頭の中で整理してから報告しましょう。いくつかの解決案も同時に提示できるとベストです。

 

4:仕事でミスばかりで辞めたい…ミスを減らす方法3つ

ミスが続いていると、会社に行くのが怖くなったり、仕事を辞めたいと考えてしまうかもしれません。では、ミスを減らすにはどうしたら良いのでしょうか?

(1)メモをとる

人の記憶とは曖昧なもの。いくらしっかりと聞いていても、うっかり忘れてしまうことだってあります。仕事の手順ややるべきことは、必ずメモを取りながら聞きましょう。

(2)落ち込んだ状態を引きずらない

ミスが続いてつらいと感じていても、落ち込んだ状態からはなるべく早く復活したほうが、更なるミスは防げます。クヨクヨしがちな性格なら、その日は早めに寝て、睡眠時間をたくさんとりましょう。寝不足では普通のパフォーマンスを発揮できませんよ。

(3)デスク周りを片づける

ミスが多い人のあるあるに、デスク周りがごちゃごちゃしていて、片付いていないというものがあります。モノが多いと必要なときに必要な情報を取り出せず、それがミスにつながります。まずはデスクを片付けることから始めてみてはいかがでしょう。

 

5:仕事でミスをする夢の意味は?

仕事でミスをしてしまう夢って、かなりの悪夢ですよね。その夢が示す深層心理とは、ミスをしたらどうしようという不安か、ミスせず頑張りたいという意欲のどちらかである場合が考えられます。

実際にミスをしたわけではないのですから、「夢でまで仕事してるなんて、私、やる気あるんだな!」と前向きにとらえておきましょう。

 

6:仕事のミスは体調管理で減らせる?

仕事でミスをしてしまうときって、疲れていたり、風邪気味だったりすることが多くありませんか? ミスを連発してしまうのは、もしかしたら体が悲鳴をあげているからかもしれません。

まずはしっかりと休養し、休日は適度な運動を心がけるなどしてストレス発散すると、ミスも減ってくるかもしれませんよ。