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うざい人の定義が変わった!令和のうざい人の特徴と対処法

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

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目次

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1:うざい人と言われた…なぜ?うざいの定義とは

まずは、「うざい」の正しい意味から見てみましょう。辞書で調べてみると、

うざ・い

《「うざったい」の省略形。「うぜえ」とも》

あれこれとうるさい。わずらわしい。

[補説]もとは「不快だ。気味が悪い」という意の、八王子を中心とする東京多摩地区の方言。昭和40年代後半から東京の若者言葉になり、その後全国に広がった。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

イヤなことをされたときや不快感を表したいときに、「うざい」という人が多いと思います。

また、「うるさい」と意味を含んでいることも多く、騒がしい場所でも使われます。いずれにしても、「うざい」は、不快感を表す言葉といえます。

 

2:うざい人診断!令和的うざい人の特徴5つ

(1)声が大きい

人より声が大きい人は、良くも悪くも目立ちます。特に静まり返ったオフィスなどでは、ちょっと会話しているだけでも「うるさい」と感じる人も多いでしょう。ひと昔前は、そんなガッツやガサツさが許容されていたこともありましたが、今はライフスタイルも働き方も人それぞれ。うるさいだけでうざがらえることも。

本人としては地声が大きいだけで、特に目立とうとしている気がなくても、声が大きいだけで、その存在がうざくなってしまうのです。笑い声が高らかなのも耳障りです。

(2)馴れ馴れしい

SNSなどの普及で、人と簡単に出会い、コミュニケーションを取るのが容易になった現代でも、日本人らしい距離感というものは存在します。たとえば初対面からいきなりタメ口で会話をもたれると、たいていの人は不快感をもちます。

また、たいして親しいわけでもないのに、踏み込んだ話をされたり、根掘り葉掘り聞かれることを嫌う人もいます。

(3)ネガティブワードの連発

「辛い」や「病む」という言葉を毎日のように使う人は注意が必要。Twitterなどでそうした気持ちをダダ漏れにしていると、つい現実社会でも口をついて出てしまうもの。

しかし、聞いている側も言葉選びに慎重になったり、アドバイスを考えたりと、いろいろと気を遣わせるもの。社会に出ている人のほとんどがストレスを感じている時代。長引く悩み相談などは「鬱陶しい」と思われたり、「めんどくさい」「お前だけが不幸せじゃない」とうざがられたりする可能性が大です。

(4)目立ちたがり屋

周りと同調しすぎて自分の意見を見失うのも考えものですが、あまりに自分の思いが先行している人も、うざいと思われがちです。特に現代日本は、同調圧力が日に日に増しているもの。出る杭はとことん打ちまくられ、地面にめりこませるのが社会の姿です。

そのため、自分ばかりが話していると、「自己中心的な人」と思われてしまい、それがうざさの原因にも。

(5)上から目線で話す

上から目線で話す人の多くは「自分が正しい」と思い込んでいて、それを一切疑いません。ネットニュースに正論を書き込んで、間違いを犯した人をとことん罵るような風潮がある世の中では、多様な意見を排除して、とことん上から目線で話す人も多いでしょう。

相手の言い分を聞かずに、自分の意見を押し付ける人は「うざい」と言われても仕方がありません。そういう人に限って、ミスをすると「なんでだろう~」「ごめ~ん」などと甘えてきまて、超うざいのです。

 

3:うざい奴を潰す!うざい人への対処法

(1)おだてておく

「職場にいるお局さまは、私のすることすべが気にくわないようで、なんでもかんでも厳しい言葉でクレームを入れてきます。そこで“わかりました”と否を認めると、“本当にわかったの?”としつこいのが、これまたうざい。

だから、最近は”さすが〇〇さん! 教えてくださってありがとうございます!”と、彼女をおだてて終わらせるようにしました。自分がいいように言われれば嬉しいのか、それ以上の追求はしてきません」(Yさん・29歳女性/事務)

(2)反論する

「うざい人は、自己中心的なところがあるので、相手の話ばかり聞いていては思う壺。たまには“それは違うと思います”と伝える勇気も大事です。相手の発言を止めてでもこっちの意見を言わないと、相手のペースに巻き込まれてしまいます」(Sさん・33歳男性/営業

(3)疎遠になる

「相手のことをうざいと評価しているときには、すでに関係性に諦めがついていることもありますよね。常に待ち合わせの時間に遅刻してきて、さらに謝らない友達がいたんです。何回か、“大幅に遅刻するのはやめて”と優しく注意したのですが直らないので、もう遊びの約束には応じないようにしました。会うたびにイライラさせられる人と付き合う必要ありません」(Mさん・21歳男性/大学生)

(4)話の主導権を握らせない

「話が長すぎる人との会話は、聞いてる僕も疲れてしまうもの。自分の身の上話を長々と続ける人は、聞いてもらいたいだけでしょう。話の主導権を握らせるとめんどうくさいので、用があるときだけ声をかけ、会話はしないようにしています。“どう思いますか?”などの意見も求めません。話が長くなるだけなんで」(Kさん・29歳男性/エンジニア)

(5)聞き流す

「相手の話をしっかり聞いているからこそ、相手の言葉ひとつで心が傷つくことああると思います。私の彼氏も、私にすぐ“太った?”とか“何も知らないんだね”とか、心ないことを言うんです。何度かそれで喧嘩になったのですが、一向に直らない。空気が読めないのか、相手の感情を読み取るのが苦手なのか、マウンティングを取らないと気が済まないゲスなのか……。

でも最近は聞き流すようにしています。間に受けると私も傷つくので。はっきり言って嫌いなので、新しい彼氏ができたら別れようと思っています」(Wさん・31歳女性/アパレル)

 

4:うざい人に構ってる暇はない

ただでさえ忙しい現代人は、うざい人と呼ばれる人たちに構っている暇なんてありません。うざい人に対する上手なかわし方を身につけることが、ストレス社会を生き抜く上では大事なことでしょう。