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勉強嫌いは親のせい?勉強嫌いな人の共通点と克服する方法

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

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目次

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1:勉強嫌いは親のせい?高校時代から勉強嫌いだった人の割合は?

勉強嫌いな人はいつからそうなってしまうのでしょうか。

今回『Menjoy!』では、勉強嫌いを自認する20~40代の男女302名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「勉強嫌いになったのはいつですか?」という質問をしてみました!

その結果はこちら。

高校生以前・・・302人(82.3%)

高校卒業以後 ・・・42人(11.4%) 

その他 ・・・23人(6.3%) 

高校生以前から嫌いだという人が8割を超えました。中学、高校と学業が重視されがちな時期に、勉強が嫌いになってしまうきっかけがあるのかもしれませんね。

それが親のせいなのかどうかはわかりませんが、その家庭の教育方針などが、勉強嫌いに影響しているようなことはあるかもしれませんね。

 

2:勉強嫌いな人って社会人になってもいる!その特徴5つ

社会人になっても勉強嫌いな人はいるもの。勉強が嫌いだという人の特徴をピックアップしてみました。

(1)向上心がない

まずは、向上心がないことが特徴して挙げられるでしょう。勉強をして何かを達成しようとか、自分の仕事に役立てようとする意識が薄く、それが勉強嫌いにつながってしまう人もいます。

(2)勉強する意味を理解していない

どうして勉強するのか、その意味を理解していないというケースもあります。例えば、会社の新人研修で勉強させられても、なぜそれを勉強しているのか、どう役立つのかを理解していないことが多いでしょう。そうなると、言われたことをただこなすだけの状態に。その勉強にある意味を見出して積極的に取り組んだ人との差はおのずと大きくなってしまうでしょう。

(3)過去の苦手意識

過去の勉強に対する苦手意識を引きずってしまった結果、勉強が嫌いという状態になってしまう人もいます。学生時代を考えると、勉強ができる・できないを周囲の人と比較される機会って多々ありますよね。その中で、自分が人と比べて勉強ができない、苦手だ、恥ずかしい、などのネガティブな感情を持ってしまうことも少なくないようです。

(4)過去の勉強が役立たなかった

過去に一生懸命、勉強したことが社会人になってから役立っていない……という思いを抱えていることも、特徴として挙げられます。どのような仕事に就くかによって、学んできたことを活かせるかどうかは変化するもの。一生懸命に勉強してきたことが活かせていないと、勉強する意義を見出せないこともあるかもしれませんね。

また、死ぬ気で受験勉強に取り組んだのに、目指していた学校に不合格になったなどの経験も、勉強嫌いの要因として考えられます。

(5)主体性がない

そもそも主体性がなく、周囲に流されて生きているというのも、勉強嫌いの人の特徴として挙げられるのではないでしょうか。勉強は自分でするもので、周囲から何を言われても、最終的にはどうすることもできません。主体性がないと、勉強を進めていくことはとても難しいでしょう。

 

3:勉強嫌いを克服する方法5つ

勉強嫌いは克服することができます。嫌いなまま、無理やり勉強するよりも、まずは勉強嫌いを克服することで、スムーズに勉強をすすめてみてはいかがでしょうか?

(1)目標を設定する

自分の実力に合わせた適切な目標を設定し、それをクリアしていくことで勉強の楽しさを見つける方法があります。無理に高い目標を設定すると、途中で心が折れてしまったり、やる気がなくなってしまったりすることも考えられます。まずはできるところから目標化し、徐々にレベルを上げていきましょう。

(2)複数人で勉強してみる

勉強はひとりで黙々とするイメージが強いですよね。もちろん、それも大事です。でも勉強嫌いを克服するためには、複数人で工夫して勉強する体験が効果的です! わかりやすく説明してくれる人、字がうまい人、暗記が得意な人など、得手不得手は人それぞれ。

そんな人との違いや共通の悩みを発見することで、少しずつ勉強に興味を持つことができたという例もあります。

(3)子供と勉強する

子供がいる場合は、子供に勉強を教えることで、勉強の楽しさを思い出すことができることも。子供がやっている簡単な勉強を、大人になった今、学び直すことで、子供のころよりも楽に習得できる可能性も。また子供が成長していく姿を側で見守ることができますので、そこにも楽しさを見出すことができるのではないでしょうか。

(4)好きなことを勉強する

勉強といっても、大人になった今は国語や数学などの決まった科目を勉強しなくてもかまいません。好きなことをとことん追求したり、関連する資格を目指して勉強したりしてみると、勉強自体への苦手意識も薄れていきやすいもの。

旅行が好きなら世界遺産について勉強したり、その土地の歴史や文化を学んだり。洋服が好きならコーディネートやカラーの組み合わせなどを学ぶのもいいでしょう。

(5)褒めてもらう

勉強をするための資格講座などに通ってもいいですし、恋人に勉強を見てもらってもいいでしょう。誰かに見守ってもらったり、褒めてもらったりすることを、勉強のご褒美のように受け取ってみるのも効果的です。

ただし勉強ができなくて怒られてしまうと、さらに苦手意識を持ってしまうこともありますので、見守ってもらう相手は優しい人にするのがいいと筆者は思います。

 

4:まとめ

勉強嫌いは克服することも可能です。大人になってからも、学ぶことで成長できるチャンスは多くあります。紹介した方法などを試し、勉強嫌いの克服を目指してみてはいかがでしょうか?