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家族構成の書き方!必要な理由と家族構成を口頭で説明する方法

水野 文也F.Mizuno

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目次

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1:家族構成とは?

1)家族構成とは?家族構成を英語で言うと…

民法において、家族とは、配偶者と6親等以内の血族、3親等以内の親族と定められています。しかし家族構成を書く際に、これらをすべて記すわけではありません。ひとり暮らし、別居など状況によって異なりますが、同居している家族を記すことが一般的でしょう。

家族構成を書くいちばんの理由は、身元の証明です。特に必要なのは、就職における扶養手当の有無、税制上の控除などで、企業や税務署から提出を求められる場合。不利益を被る場合もあるので、これらはきちんと提出しないといけないのは言うまでもありません。

また、家族構成を指す英語は「family structure」「family makeup」「family members」などが一般的です。 

2)面接以外にも…家族構成図や家族構成の説明が必要になるケース

家族構成の説明が必要となる代表的なシーンは、就職活動の面接、履歴書を書くときなどでしょうか。今の時代、個人情報の扱いに関してはナーバスとなりながらも、前述したように、扶養手当、家族手当などが絡む場合もあるので、しっかり記しておきたいものです。

また、税制関係では年末調整や確定申告の書類などで、これも控除の関係で不可欠と言えるでしょう。そのほか、子どもの学校関係の書類でも、家族構成を書くことが大半です。

さらに、クレジットカードの申し込み時にも、支払い能力などの関係で記しますが、何か物品を購入する際などは、営業ツールとして使用されるケースもあるため、何に利用されるのかはしっかり確認しておくべきでしょう。

 

2:本人や続柄はどう書く?家族構成図の書き方例とポイント

次に具体的な記し方についてです。さまざまなシーンで書き方は異なりますが、ここでは、履歴書など、一般的なケースを取り上げました。

1)フォーマットどおりに

市販の履歴書や企業のエントリーシート、年末調整や確定申告の書類等々は、フォーマットが示されているので、それに沿って書くようにしましょう。

そこには、先方は必要とする最低限の項目を記す欄が示されているので、難しく考える必要はありません。

 2)世帯主から年齢順に

フォーマットがない場合の書く順番ですが、世帯主(一般的に住民票の筆頭者がこれにあたる)をいちばん上に書き、その後、年齢順に記入していきます。“家族ではない”同居人でも、親族や婚約者などの場合は記したほうが良いでしょう。 

3)自分を書く場合は「本人」と記入

次に、自分からみた家族内での関係、一般的に続柄(つづきがら)ですが、父、母、兄、姉、弟、妹と、世帯主以外は年齢順に記します。自分自身も家族構成欄に書くケースでは、自分のところは「本人」と記入。配偶者は、もちろん、夫、ないしは妻と記します。

一方、子どもの場合は、長男、次女などとは書かず、何人いても「子」と記すのが一般的。結婚するなどして独立した兄弟姉妹については、多くの場合は記入しません。

言うまでもないかもしれませんが、亡くなった人は書きません。系図ではないのです。

4)職業は「会社員」などシンプルに

職業の記入を求められるケースもあります。扶養や控除に関ってくるので重要なポイントになりますが、個人情報にも関ってきますので、勤務先の会社や通学している学校など、具体的に記す必要はありません。

例えば、勤め人の場合は会社員、公務員など。医師や弁護士などの職業はそのままでもいいですし、自由業としてもいいでしょう。

 5)単身赴任や下宿で別居などの場合は?

いちばん迷うのは、別居をしている場合でしょう。家族構成は基本的に誰と住んでいるかを明らかにするものですが、例えば、父親や夫が単身赴任をしている場合などは、家族であるわけですから、きちんと記します。

また、子どもが下宿などしている場合、住民票を異動していないのであれば、家族構成の中に入れます。反対に、自分が住民票を異動してひとり暮らしをしている場合は、家族構成を書く必要はありません。

 6)具体的な例

具体的な例を示してみましょう。

世帯主である○○商事勤務の父親・小学太郎(58歳)、その妻であり、専業主婦の母親・小学花子(52歳)、結婚して独立している兄・小学一郎(25歳)、大学4年の自分・小学花江(22歳)、大学1年の妹・小学花代(19歳)の場合は……

小学太郎 58歳 父 会社員

小学花子 52歳 母 無職

小学花代 19歳 妹 学生

となり、兄の一郎は記しません。

 

3:説明する順番は?家族構成を口頭で説明する場合のポイント

 1)口頭でも世帯主から順に

口頭で説明する場合も、履歴書などに書くのと同様に、世帯主から順を追って説明するようにします。

例えば「会社員の父、パート勤務の母、高校生の弟です」といった感じになります。

ただし、面接などで「家族構成は?」と聞かれた場合、その理由は後で説明しますが、「両親と妹がひとりです」「両親と結婚して独立した兄がひとりです」など、シンプルにしても問題ないでしょう。

 2)厚生労働省の禁止事項

実を言うと、採用試験などの面接で家族構成を聞くことは、厚生労働省が禁止事項としているのです。プライバシーに対する配慮や就職差別などを防ぐためですが、それでも聞かれるケースもあるでしょう。

そうした場合、相手に悪意がないことが多いと思われるため、答えられる範囲で、例に示したように最小限、シンプルに答えればいいでしょう。

 

4:まとめ

家族構成は個人情報の最たるもの。本来、明かす義務はないと言えるかもしれませんが、税務関係で控除などを受ける場合など、必要不可欠な場面が少なくありません。

そうしたケースでは損しないためにも、しっかり記しておきたいものです。