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仕事が憂鬱…仕事が憂鬱になる理由と憂鬱さを解消する方法

大山奏

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:仕事が憂鬱なのは当たり前?

日曜の夜になると「明日から仕事なのが憂鬱だ」と気分が暗くなり、月曜の朝は「これから1週間も仕事に行くなんてありえない」と憂鬱になる。そんな経験は誰にだってありますよね。

そこで今回『Menjoy!』では20~50代の働いている男女500人を対象にアンケートを実施。「仕事を憂鬱に感じたことはありますか?」と質問をしてみました。

結果は以下の通りです。

「いつも感じている」・・・108人(22%)

「よく感じる」・・・120人(24%)

「たまに感じる」・・・167人(33%)

「滅多に感じない」・・・50人(10%)

「感じたことはない」・・・55人(11%)

およそ8割の人が、何らかしらの憂鬱さを感じている一方で、20%の人は毎日楽しく仕事に行けているようです。

とはいえ、やはり仕事が憂鬱になることがある人は多いようですね。

 

2:人間関係が悪いから?それとも上司との折り合い?なぜ仕事が憂鬱になるのか…その理由5つ

では、仕事が憂鬱に感じるのはなぜなのでしょうか? その理由を見ていきましょう。

(1)人間関係が悪い

職場の悩みとして多くの人が抱えているのが、人間関係の悪さ。上司との関係もそうですし、同僚の中にひとりでも「すごく嫌い」な人がいると、それだけで仕事場に行くのが憂鬱になってしまいます。

誰でもそりが合わない人と長時間、顔を合わせなければいけない状態はストレスでしょう。

(2)やるべき仕事が多すぎる

仕事量が多すぎたり、残業が多すぎたりすることも、仕事を憂鬱に感じる大きな要因のひとつ。やってもやっても終わらない仕事に追い詰められ、悪夢を見るなんてこともあるのではないでしょうか。

達成感を味わえれば、仕事も楽しく感じるのかもしれません。ですが、多すぎる仕事ではそれを味わう余裕もあまりないのではないでしょうか。

(3)仕事が自分に合っていない

自分に向いていない仕事を無理して続けているなら、憂鬱になっても当然と言えるでしょう。例えば、本当はクリエイティブな仕事がしたいのに、淡々とした事務作業しか任せてもらえないのでは、フラストレーションがたまってしまいます。

また、体を動かすのが苦手な人が肉体労働をしている場合も、疲れ果ててしまって余裕がなくなるでしょう。

(4)やりたい仕事ではない

仕事って、必ずしも自分がやりたいことではありませんよね。お金を稼がないと生活をしていけないから、雇ってもらえている場所で頑張るしかない。そんな人もいるでしょう。

しかしどんなに割り切って考えてみても、心の底では納得できないことも。特に明確にやりたいことがある人にとっては、自分のやりたいこととかけ離れた仕事に魅力は感じられないでしょう。

(5)「仕事は憂鬱なものだ」という思い込み

仕事が憂鬱だと感じている人に「なぜ憂鬱なの?」と聞くと、「そういうものでしょ」という答えが返ってくる場合があります。

こういったタイプの人は、実際には仕事に不満はないけれど、仕事は憂鬱なものだとみんなが言っているし、自分もそうだろうと思っている可能性もあり得ます。

 

3:吐き気がすることも…仕事が憂鬱なときの対策5つ

「憂鬱だ憂鬱だ」と言っていても、結局何も変わりはしません。仕事が憂鬱なときにどうすれば楽しく仕事に行けるようになるのでしょうか? 男女へのリサーチの結果から、対策をご紹介します。

(1)オフを充実させる

とりあえず今の仕事を続けていきながら憂鬱な気分を少しでも晴らすなら、プライベートの趣味や恋人との時間など、オフを充実させるのが手っ取り早いでしょう。

なかには、会社の近くのボクササイズに入会して週2回ほど通うようになったら、その日は朝から仕事が楽しみになったという女性もいました。

(2)自分でノルマを設定する

仕事ってやらされている感が強くなればなるほど、面倒くさくなってやる気も失せてしまいます。どうせやらなければならないなら、ゲームのように自分から積極的に楽しんでみるのもいいでしょう。

朝いちばんに「今日は○○を終わらせる!」という「To doリスト」を作って、終わったものから塗りつぶしていくのは、単純ですが意外と効果がありますよ。

(3)夢から逆算する

「将来どうしたいのか」や「自分がどうなりたいのか」というビジョンを持つことで、仕事にも張り合いが出てきたという人もいます。

また、海外での生活を夢見て、3年後までにその夢を叶えるために今、何をすべきかを考えたら、毎日が充実してきたという女性もいました。

夢や目標を明確にして、そのために仕事で何をするべきかという考えを持つと、ただ漫然と仕事をするよりも楽しみも増えそうです。

(4)専門家に相談する

仕事に行きたくなさすぎて、心身ともに何かしらの悪い症状が出ている場合には早めに心療内科やカウンセラーなどに、話を聞いてもらったほうがいいでしょう。

相談をしただけで劇的に仕事の憂鬱さがなくなるということはないでしょうが、問題がどこにあるのかがわかり、対策も一緒に考えてくれるかもしれません。

(5)転職を考える

今の仕事は自分には向いていない、自分のやりたいこととかけ離れている、自分の能力を発揮できていないと感じたなら、転職を考えるのひとつの方法です。

ただし、いきなり「今日、仕事を辞める!」というのではなく、まずは自分の就きたい仕事に就けそうかを調べることをおすすめします。

転職サイトなどで資格などを見ているだけで、自分に足りないスキルがわかったりもして視野が広がります。

 

4:仕事が憂鬱なのは悪いことではない!

仕事が憂鬱になっているのを、悪いことだと思ったり、自分を責めたりするのはやめましょう。それはあなたの本心であり、悪ではありません。自分で自分を責めると、余計にストレスが溜まって、心身の不調につながる場合もあります。

まずは、仕事の何が憂鬱で、どうすれば改善できそうかを具体的に考えてみてはいかがでしょうか。