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絡み酒って最悪!絡み酒をしてくる人の心理や対処法、治し方まで

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

目次

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1:絡み酒ってどんな酒?意味は?

絡み酒とは、酒乱の一種。お酒を飲んだときに同席している人たちに対して、急に説教をしたり、議論をふっかけてくる人や、その飲み方のことを言います。

周りから迷惑がられているにも関わらず、本人は気づかず、あるいはいいと思っていつまでも続けてしまう傾向があり、「あの人とは飲みたくないよね……」と言われる原因にも。

 

2:どうして絡むの?絡み酒をする人の心理5つ

(1)ストレスが溜まってる

「僕の上司は、絡み酒がひどいです。理由はというと、日ごろからハードワークだからかもしれないですね。普段は物静かで、コツコツと仕事をこなすタイプの人なので、お酒が入ったときのの変貌にびっくりしました。

きっと上手なストレス発散法を知らないのでしょう。だからって、お酒を飲んで周りに迷惑かけるのは辞めてほしいですけどね」(Wさん・29歳男性/経理)

(2)自己顕示欲が高い

「これまで居酒屋で見てきた絡み酒する人の特徴は、自己顕示欲が高い人が多いということですね。その“誰かに注目を浴びたい”という願望を、うまいこと表現できないタイプの人が、お酒の力を借りて自慢しているように感じます。

あとはプライドが高い人も、お酒を飲むとさらに気が大きくなって、横柄ないやらしい態度に出るような気がします」(Mさん・26歳女性/保育士)

(3)酔わないと意見を主張できない

「普段は気が弱い人ほど、酔うと意見をいうイメージがあります。日ごろ、口には出さないものの、いろいろなことを考えているのでしょうね。ただ理性が働くから、立場的なことを考えて、自分の意思をいつもは言えずにいるのだと思います。だからって、絡み酒を許しているわけではないですけど」(Nさん・29歳女性/事務)

(4)甘えたがり

「僕はお恥ずかしい話、絡み酒をしてしまうんです。酔っ払うと、寂しい気持ちが増幅されて、つい……。日ごろは大の大人が甘えたりできないじゃないですか。

男たるもの、“抱っこして〜♡”とか、甘えるのは理性が働いてたら無理です。でも、お酒を飲むと、ついストッパーが外れて、普段言えないような大胆な行動に出れるんです。自分でも止められません。でも、同期や後輩だけでなく、お店の女の子からも疎まれていることも知っています……」(Sさん・26歳男性/エンジニア)

(5)本来の自分を解放したい

「大人になると、本当の自分と、“こうしなくちゃいけない”という理想の自分に、乖離が生まれますよね。仕事中は、誰だって真面目に見られたいじゃないですか。上司がいる中でおふざけなんてできるような空気でもない。でも、普段の僕は冗談が好きで、とにかく人とずっとお喋りしていたいタイプなんです。そういう潜在願望的なのが酔うと出ちゃうのでしょうね」(Hさん・41歳男性/経営者)

 

3:絡まれたくない!絡み酒をする人への対処法5つ

(1)場所を変える

 

絡み酒をされて、迷惑なときにはお店を変えましょう。例えばカラオケに行ったり、雰囲気のあるバーなどのお店を選べば、余分なお酒を飲ませなくて済みます。また、次の店へと移動している最中に外気浴により、少しは酔いが覚めるはずです。

(2)お酒をやめさせる

絡み酒をしてくる人の態度が、あまりにも悪い場合はお酒をやめさせることも大事。真面目に「飲み過ぎですよ」と怒っても、相手にそれとなく交わされてしまうので、ソフトドリンクのお茶など「お茶割りですよ」と言って飲ませるなど工夫が必要です。その場の雰囲気を乱さないように、それとなく本人からお酒を遠ざけるようにしましょう。

(3)絡み酒している動画を撮っておく

絡み酒をしている人と頻回に飲みに行く関係なら、スマートフォンで絡み酒をしている姿を撮影してみましょう。後日「この間、面白かったんですよ」と絡み酒をしている姿を本人に見せれば、その様子を冷静に振り返ることができるでしょう。

今後は、自分から飲む量を抑えてくれるかもしれません。また、飲み会の席でも動画を撮られているとわかれば、落ち着く人もいます。

(4)あしらう

絡み酒をしてくる人は、基本的に「誰かに構ってほしい」という欲求が強いです。相手にしてくれる人であれば、誰でもいいということも少なくありません。まともに取り合ってしまうと「この人は、絡み酒しても熱心に取り合ってくれる」と受け取られてしまいます。軽くあしらうことで、“場の雰囲気から浮いている”というを本人に理解させましょう。

(5)帰る時間を伝える

絡み酒をしてくる人は、絡む相手がいないと黙っていることが多いです。どんなに酔っても、絡む相手がいないなら黙る人も多いもの。そこで絡み酒をしている人に、明確な帰る時間を伝えることにしましょう。「終電がなくなります」など適当な言い訳を考えて、早く飲み会をお開きにするようにすべきです。

 

4:飲むとつい絡んじゃう……絡み酒の断ち切り方3つ

(1)時間制のお店に出向く

「絡み酒がひどい上司と付き合いで飲みに行くときは、時間制のお店に出向くようにしています。酔っ払って乗ってきてしまっても、お店を出てしまえば断りやすいからです」(Iさん・25歳男性/営業)

(2)大勢に意見してもらう

「絡み酒をする人は、普段は気が弱い一面があると思うんです。だから、大勢でそれとなく“飲みすぎですよ”と伝えると、穏便に絡み酒を控えてくれる気がします。個人で聞いてくれないときは、仲間にアイコンタクトをして、物理的な距離を取るように協力してもらうようにしてます」(Kさん・26歳女性/秘書)

(3)飲むのは家だけと決める

「僕は仲間うちによると、酔うと泣き出したり説教し始めたりと大変なんだそうです。理性がちゃんと働いてないので、覚えていないんですけど。それからというもの、飲むのは家だけと決めました。断るときも、一度だけ“絡み酒しちゃうからさ”と断っておけば、誘われることも少なくなります。アルコールも控えられてオススメです(笑)」(Nさん・24歳男性/カフェ店員)

 

5:絡み酒は迷惑極まりない行為

お酒の席というのは、和気あいあいと楽しい雰囲気になれば、日常のストレスを解放されるもの。だからこそ飲みすぎて、誰かのストレスになるようなことは避けたいですよね。

絡み酒をされたら、毅然とした態度で相手にやめてもらうような振る舞いをしましょう。お酒に飲まれないことは、大人の最低限のマナーです!