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結婚したら保険はどうする?結婚したときの保険の見直しポイント5選

大山奏

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:結婚したら保険は見直すべき?

結婚すると生活環境がガラリと変わるため、しなければいけないことが増えます。面倒くさいと思って後回しにしていると、いざというときに、困る可能性も。

特に、突然の事故や病気、災害はいつ起こるかわかりません。結婚したら、すぐにでも自分が加入している保険の見直しをして、家族が安心して暮らせるように備えておく必要があるでしょう。

また、保険金の受取りが親になっている保険などがある場合は、結婚後、受取人を配偶者にするなどの変更も必要になってきます。

 

2:結婚したらこれがおすすめ!結婚したときの保険の見直しポイント5つ

(1)自分たちの入っている保険を知る

「私の場合、自分がどんな保険に入っているのか、結婚するまで知りませんでした。結婚して夫の会社の社会保険に入ることになったときに、両親に聞いて自分の保険についてまとめて教えてもらいました。結局、親が積み立ててくれていた保険は満期まで収めることにしました」(Kさん・35歳女性)

(2)夫婦で終身保険

「私たちは結婚してすぐ、夫婦で一緒に終身保険に加入しました。結婚直後の時期に、配偶者が死んだ場合のことを考えるのは苦痛でしたが、万が一に備えておかないと、相手を不幸にしてしまうと思ったので。相手が死んでしまってからの生活を考えるのも愛情だと思います」(Aさん・36歳女性)

(3)民間の医療保険

「医療保険は絶対に必要だと思います。私たちは共働きですが、両親がガンなど大きな病気を経験していたので、万が一働けなくなったときのために医療保険に入りました。私の妊娠に備えておくという意味もありましたね」(Mさん・36歳女性)

(4)子どものための学資保険

「結婚してすぐに子どもができたので、学資保険にも加入しました。子どもには好きな学校を選んでほしいと思ったので、私立でも通える額の商品を選びました。子どもが病気になったときの保証もついていると知って、お得な感じがしました」(Aさん・36歳女性)

(5)毎月支払う保険料について

「保険は調べるほど多岐にわたり、どれもそれぞれに特徴・魅力があります。でも、保険に加入すればするほど、毎月支払わなければならない保険料も増えていきます。だから私は、毎月支払うの保険料についてよく考えました。

いざという時の備えは大事ですが、毎月の保険料支払いで家計が圧迫されるようでは本末転倒ですからね。まずは何かあったときどのくらいの額の保険が貰えれば生活をしていけるのかなどをシミュレーションしてみました。

無料で保険の相談にのってくれる窓口にも夫婦で行ってみましたよ」(Mさん・35歳女性)

 

3:結婚して保険を見直しましたか?経験者の声

結婚したらみんな保険を見直しているのでしょうか? 結婚と保険について、経験者に話を聞いてみました。

(1)それぞれ独身時代からの民間保険を継続

「私は結婚しても子どものことを考えるまで、保険はそれぞれが入っていたもののままにしてありました。お互いに健康保険には入っていたし、共働きだったので大丈夫かなって。良くわからないから後回しにしてたっていうのもありますが……」(Yさん・38歳女性)

(2)夫に生命保険を新規でかけた

「私は結婚して専業主婦になったので、夫に生命保険をかけました。だって、自分ひとりが残されたら生きていけないですから。自分が働いていないと不安も大きいので、生命保険とか死亡保険は重要だと思います」(Oさん・39歳女性)

 

4:結婚したら保険はどうなる?保険証の手続きは?

ここまでは民間の保険について紹介しましたが、日本には公的な医療保険があります。全員が国民健康保険ないし、社会保険に加入しなければいけません。結婚して苗字や住所の変更があった場合や、加入する医療保険の切り替えがある場合には手続きが必要です。

社会保険に入っている場合で結婚後も同じ会社で働くのなら、会社に結婚を伝えて名前などの変更手続きをしてもらいましょう。夫の扶養に入る場合には、夫の会社に届け出をして、変更してもらう必要があります。

国民健康保険に入っていた場合で、引き続き国保に加入する場合は、住民票のある市区町村の役所に苗字・住所などの変更届を提出します。

 

5:保険は難しい?

保険って普段はあまり入っていることを意識しない人も多いので、いざ変更となると複雑で難しく感じてしまうのではないでしょうか?

しかし、いつ不慮の事故やケガ・病気などに襲われるかは誰にもわかりません。何かあったときに安心できるように、保険屋さんやFPなどに相談してみてはいかがでしょうか?