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ふくらはぎストレッチの効果とは?座って簡単にできる方法を解説
大山奏K.Ohyama
1:ふくらはぎストレッチの効果3つ
ふくらはぎをケアすることで、どんな効果が期待できるのでしょうか。
(1)血行促進
ふくらはぎは、体の下にいってしまった血液を心臓まで戻すポンプのような役割をしています。そのため、ふくらはぎがこっていると全身の血液循環がうまくいかず、冷え性などの原因にもなります。ふくらはぎをストレッチすることで、冷え性改善、血行促進の効果を期待できます。
(2)疲れがとれる
体を支える働きをしているふくらはぎは、疲労がたまりやすい場所でもあります。そして疲労を回復するためには、血液を循環させて老廃物がスムーズに流れるようにすることが必要です。足が疲れたなと思ったら、まずはふくらはぎをほぐしてあげましょう。
(3)むくみの改善
夕方になって足のむくみを強く感じる人もいると思います。そんなむくみの改善にもふくらはぎストレッチがおすすめ。重力によって、どうしても足がむくんでしまうのは仕方がないこと。次の日に疲れを残さないためにも、しっかりほぐしてすっきりした足を手に入れましょう。
2:簡単にできる!ふくらはぎストレッチのやり方5つ
夕方になるとふくらはぎがパンパンに張ってつらいという人もいるはずです。そんなつらさを解消するストレッチの方法をご紹介します。
(1)立ってふくらはぎストレッチ
立ったままできるストレッチの方法です。両手を腰にあて、片方の足を一歩前に出します。後ろ側の足のかかとは床につけたままにして、体重を前に移動します。
一歩を大きくしたり小さくしたりすると、効く場所が変わってくるので、いちばん伸びていると感じている場所を探しながら行ってみてください。
(2)椅子に座りながらふくらはぎストレッチ
椅子に座った状態から、片方の足を前に伸ばしてかかとをつきます。前に伸ばした足のくるぶしを触るように体を前に倒します。少し椅子に浅く座るとやりやすいかもしれません。
(3)床でふくらはぎストレッチ
お風呂あがりなどに、床で行えるストレッチです。片足を前に伸ばした状態で床に座ります。もう片方の膝はまげて、足の裏を反対の足の太ももの内側にあてます。その状態から体を前に倒していきます。
息を吐きながら痛すぎない程度に前屈し、ゆっくりと元に戻ります。左右2、3回ずつ行いましょう。
(4)タオルを使ってふくらはぎストレッチ
こちらもベッドや床の上に寝ころんだ状態で行うストレッチです。タオルを1枚用意し、仰向けに寝ます。片方の足の裏にタオルの真ん中あたりをひっかけ、両手でタオルの両端をつかみます。
そのままタオルをかけた足を上に伸ばして、自分の頭側にゆっくりと引いていきます。痛気持ちいいくらいの場所でゆっくりのびているのを確認してください。
(5)片足を立てふくらはぎストレッチ
正座から、片方の膝を立てます。立てたほうの足のかかとが宙に浮かないように注意しながら、前に体重をかけていきます。10~15秒くらいずつ、両脚行ってください。
3:ふくらはぎストレッチにおすすめのアイテム4つ
ふくらはぎのストレッチをもっと簡単に、効率よくしたいという人のために、おすすめのアイテムをご紹介します。
(1)ストレッチボード
構造がシンプルで、使いやすいのがストレッチボードです。見た目は本を立てて読むための書見台のようなもの。かかとを下にして台に乗れば、それだけでふくらはぎのストレッチができてしまいます。
角度を調整できるものを選んだほうが重宝します。デザインや色もいろいろあるので、部屋の雰囲気に合うものを探してみてくださいね。
(2)ストレッチボール
コンパクトで、持ち運びも簡単にできるストレッチボールも、ふくらはぎマッサージに使えます。お手頃な値段ですが、ふくらはぎだけでなく、首や肩回り、お尻などのマッサージにも使えるという優れもの。
ひとつ持っておくと、デスクワークでこり固まった体をまんべんなくほぐせますよ。
(3)マッサージローラー
こちらもストレッチボールと同じく、ひとつで全身に使えるアイテム。ローラーをくるくる体にはわせることで、筋肉のこりをほぐせます。スポーツをしている人にもおすすめです。
(4)マッサージ機
もう自分でふくらはぎをマッサージするのも疲れるから嫌というのなら、電動のマッサージ機を1台買ってみるとよいでしょう。寝ながら、座りながら電源をオンにするだけなので、仕事で疲れ切った日にもしっかりケアができます。
4:ふくらはぎストレッチで美脚に!
ふくらはぎがむくむと、足全体が太く見えてしまいます。そんなことにならないように、ふくらはぎはできるだけ毎日ケアしてあげたいもの。簡単にできるストレッチを日常の習慣にとり入れてみてくださいね。