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無関心とは?対義語は愛なの?無関心な人の特徴7つと英語での言い方

青木 エイミー

青木 エイミーA.Aoki

目次

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1:無関心の意味とは?対義語は愛?英語での言い方も

無関心とは、周りやその事柄に関心や興味がないこと。「好き」の反対は「嫌い」ではなく、相手のことを気にも留めない「無関心」だという話は有名ですよね。

ただ実際は、無関心と愛はまったく別のカテゴリーに属することから、「愛」は無関心の対義語とは言えません。

ちなみにこの「無関心」を英語で表現する場合には、「冷淡」といった意味合いのある「indifference」や、「無感動」といった意味合いのある「aparthy」で無関心を表すことができます。

 

2:他人に無関心な人の特徴でわかる!無関心診断7つ

人に対して無関心な人は、特徴としてもわかりやすく現れます。その特徴を7つご紹介します。

(1)相手の名前をよく忘れる

人に無関心な人は、意識をして名前と顔を一致させようとしない人が多い傾向にあります。

特にビジネスにおいては、業績に大きく影響したり、業務を円滑に進めるために必要になったりする場面が多いため、なんとか意識して覚えようとしますが、プライベートになるとてんでダメになることも…。

特に、「二度と会わないだろう」と判断した人のことは、存在すら忘れてしまうことも。「この前、会ったあの人」と言われても、なんのことだかわからない場合もあります。

(2)誰に対しても優しくできる人が多い

人に無関心ということは、逆にいうと、特定の誰かに特別な気持ちを持ったり、好き嫌いをはっきりさせたりしないことが多いです。

また、嫌われて邪魔をされるのも面倒であるため、そつなくこなすために誰にでも優しくする人が多いと考えられます。そこに嫌いという感情が邪魔することはありません。

職場やプライベートでは「いい人」認定されがちですが、単に人に関心がないだけの場合もあるということです。

(3)不利益を被らない限り怒らない

人に対して怒りの感情を抱くことは、気力のいること。そのため、怒るという行為は、大切な人に気持ちを理解してほしかったり、同じ過ちを犯してほしくなかったりすることによる場合も多いですよね。

他人に無関心である場合、その人がどうなろうと気にならないため、基本的に怒ることはありません。

ただし、自分が不利益を被り、怒ることが解決手段になり得た場合には、怒ることもあるでしょう。

(4)理不尽に激怒されても受け流しやすい

多くの人は、怒られたら深く傷つきますよね。

しかし、他人に無関心な場合においては、自分の悪さを指摘されればショックを受けますが、理不尽な怒りは受け流しやすいことも特徴のひとつ。

「この人何を言っているんだろう」「疲れてるのかな」と、漠然と考えるくらいの態度をすることが多いようです。

(5)誰が何を話したか覚えていない

人に関心がないと、この人がどういう性格で、どういう趣味かということにも注意を払えません。

なんとなく話した話題は記憶の片隅にあっても、誰と話したか忘れていることも多いです。

「あのときの」と言われれば、「そういえば」と思い出すこともあるでしょうが、うっかり「別の人の話題をその人とした」と誤解している発言が見られることもあるかもしれません。

(6)自分の考えをはっきり主張できる

人にどう思われるか気になってしまうと、はっきりとした物言いや、自分の意見を伝えることを難しいと感じがちです。

しかし、人にどう思われようが気にしないため、比較的はっきりと自分の意見を伝えることができるでしょう。また、人目をそれほど気にせず、ありのままの自分でいることができます。

(7)友達と数か月連絡が取れなくても気にしない

無関心でも、一匹オオカミタイプの場合もあれば、それなりに友達がいることもあります。

向こうから連絡をもらえばもちろん楽しく話をしますが、相手から連絡をもらえなければ数か月連絡していないことを忘れてしまう人も……。それでも気にせず、何も変わらない友達関係のように付き合えることも多いです。

 

3:ざわついた心を抑えたい!人に無関心になる方法5つ

人のことが気になってしまうと、なかなかありのままの自分を出せなかったり、八方美人になったりしてしまうこともありますよね。

「こんなことしたいわけじゃないのに……」と悩んでいる人もいるでしょう。そこで、人に無関心になる方法をご紹介します。

(1)自分は自分、他人は他人と考える

他人のすごい才能を見たり、お金持ちで羨ましいと思ったりすると、妬ましいやらなにやらで、ネガティブな気持ちになってしまいますよね。

しかし人それぞれ、できることは違いますし、お金を得たなりに失っていることもあるかもしれません。

その人になれるわけではなく、関心を寄せたところで自分に利益が出るわけではないので、「自分は自分、他人は他人」と区別してしまいましょう。

(2)誰もがそこまで人に執着していないことを知る

好きな人や恋人ならまだしも、人というものは、他人にそこまで執着しません。

自分自身だって、その辺の近所の人や会社の同僚の一挙一動をそこまで注意しているわけではありませんよね。

もしも人の目線が気になってしまうという場合には、“人はそこまで特定の人に執着しない”と自覚して、「ちょっと自意識過剰かも」と思うようにしましょう。そうするうちに、関心を寄せることもなくなるでしょう。

(3)人と比較しない

「あの人と比べて自分は覚えが遅い」など、人の行動をいちいち比較してしまう人もいますよね。

しかし、人の評価は相対評価であり、絶対評価でありません。

今ある環境でトップであっても、もしさらに上のクラスの集団に行けば、下のほうになってしまう場合だってあるのです。

そもそも、人と比較すること自体、基準が曖昧で難しいわけですから、比べることは諦めましょう。

(4)人の情報を多く取り入れない

人の情報を多く知っていれば知っているほど、感情移入してしまいがちです。

例えば、「先月、悲しい恋愛を終わらせた女の子が、会社の同僚のN君を好きらしい」と知ったなら、同情して自分も好きでもアプローチできない人もいますよね。これが、何も知らなければ堂々とできるはずです。

人の情報を多くいれないことが無関心につながります。また情報過多でストレスになることも減ります。

(5)自分の身は自分で守る

愛情のある相手なら別だという人もいますが、基本的には人は自分がいちばん大切です。自分の身を守ってくれるのは自分しかいません。

無茶な要求を断れなかったり、良い顔をしてストレスを溜めたりしていれば、自分にマイナスの結果が行きます。

それを意識するだけでも、無関心になることに罪悪感を覚えなくなるでしょう。

 

4:無関心は病気じゃないけれど…

人に対して無関心でいるのは、心理学において、自己の防衛手段であると考えられています。つまり、無関心は病気ではないものの、ストレスを押さえ込まなければならない状況とも考えられるのです。

人間関係に疲れたときに、無関心になるように心がけてみるのもいいですが、ストレスを発散するなどの手段も必要だと言えるでしょう。