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手帳術で人生をハッピーに!仕事女子のためのバーチカル手帳術

水野 文也

水野 文也F.Mizuno

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目次

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1:バーチカル手帳とは?

ひと口に手帳といっても、様々なタイプのものがあります。ミニサイズの簡単なものから、ノートサイズの分厚いものまで、その目的によって、自分にあったタイプのものを選んでいる人が多いのではないでしょうか。

中でも、忙しいビジネスマン、ビジネスウーマンの間で人気なのが「バーチカル手帳」です。名前は聞き慣れない人もいるかもしれませんが、見たことはあるはず。

バーチカル手帳とは、ページの縦(または横)に時間軸を取り、書き込む欄を縦長(または横長)の帯状につくったもの。30分、1時間単位でスケジュールを書き込むことができます。1日のスケジュールが一目瞭然なので、とても便利。スマホのスケジュールアプリの形と似ているかもしれませんね。

 

2:仕事女子のバーチカル手帳選びのポイントは?

基本は自分の手になじみ、使いやすいものがいいでしょう。また、書き込む予定がどれくらいあるかによって、サイズを決めるのがおすすめです。

予定が多かったり、なんでも手帳に書き込む癖のある人は、ノートタイプの大きなものがおすすめ。反対に、あまり荷物を持ちたくない人や、手帳は小さなバッグに納まるものがいいという人はミニサイズのものを。大きさひとつとっても好みが分かれるので、どんなタイプのものがあるのか、知っておきましょう。

(1)ノート型とシステム手帳のメリット・デメリット

バーチカル手帳には大きく分けて、ノート型とシステム手帳があります。それぞれのメリットとデメリットを挙げてみましょう。

ノートタイプ

【メリット】

・持ち運びに便利

・必要な機能が全てまとまっている

【デメリット】

・資料などがはさみにくい

・毎年買い替える必要がある

システム手帳タイプ

【メリット】

・リフィルを入れ替えれば長く使い続けられる

・自分でアレンジがしやすい

・ちょっとした資料や名刺もはさみやすい

【デメリット】

・ノートタイプに比べて重い

・過去のリフィルの保存に手間がかかる

(2)レイアウトは週間バーチカルがおすすめ?

タイプが決まったら、次は肝心の中身・レイアウトを選びましょう。おおまかに分けて、4つのタイプがあります。

マンスリー・・・見開きで1か月分の時間軸

週間レフト・・・左はカレンダー、右はメモ欄

週間バーチカル・・・見開きで1週間の時間軸

デイリー・・・1ページで1日分の時間軸

最もポピュラーなのは、「週間バーチカル」のタイプ。多くのビジネスウーマンは、土日の休みをはさんで1週間ごとにスケジュールを組むため、これが使いやすいという人が多いです。1週間のスケジュールが見渡せて便利です。

「そんなにギッシリは予定がないので、手帳が真っ白なのがイヤ!」という人は、マンスリーや週間レフトはいかがでしょうか。週間レフトタイプはメモ欄が広いので、予定以外のTO DOリストや思いついたこともすぐに書けて便利ですよ。

反対に、「毎日予定が多いし、ゴチャゴチャするのは嫌!」「とにかく、何でも手帳に書き込む」という人は、デイリータイプがおすすめです。

 

3:仕事がはかどる!女性版バーチカル手帳の手帳術

(1)自分の時間割を作る

バーチカル手帳は、営業などで仕事のアポイントが多い人など、時間単位で細かい予定が多い人に向いている手帳です。ちょうど、自分の「時間割」を作るようなもの。その便利な使い方を考えてみましょう。

例えば、ある日の予定が「9時から社内で会議、11時に取引先訪問、その後はランチを挟み、15時に上司に提出する書類の締め切りがあって、19時に習い事」だった場合、これらを、時間軸にそって書き込みます。

書き込みスペースが広ければ、会議の参加メンバー、ランチの場所など、詳細なメモを書き入れるもいいでしょう。後で振り返ったときに、会議の内容などを思い出すのにも便利です。移動に必要な時間や、書類作成にかかる時間も記せば、遅刻や遅延も防げます。

また、「あのときに取引先と行ったお店にもう一度行ってみたい」と思ったときにも、お店の情報が書いてあれば、思い出すのに便利です。

後日、別の取引先から、あなたを訪問したい、時間は何時でもいいと連絡が入っても、バーチカル手帳なら、いつ空いているかが一目瞭然なので、ダブルブッキングの心配もありません。この場合なら「15時に書類を提出した後なら空いているから、16時なら大丈夫」と瞬時に判断できます。

また、仕事以外にも活用できます。例えば「どうしても見たいテレビ番組がある!」というとき、それを最初に記入し、テレビ番組を囲むように予定を入れれば、番組を見逃さず、かつ、それ以外の時間も効率的に使えます。

(2)別の色やフセンの活用も

黒一色で書き込むと、味気ないだけではなく、ゴチャゴチャしてわかりにくくなります。重要なもの、緊急性を要するものは、赤など別の色でわかりやすく記すといいでしょう。

また、予定が変わりやすい人も多いと思います。横線で消して上書きするとわかりにくくなるので、そうした場合は、フセンを活用するのがおすすめ。フセンを使えば、目立ちますし、予定変更があったときも貼り直せばいいだけなので便利です。

「そんなに予定がないので、スカスカになっちゃう」という人は、過去の空いたページに、そのときにあったできごと、印象などを日記のようにまとめるのもアリ。手帳はこう使わなくてはダメということはなく、自分に合った使い方をすればOKなのですから。

 

4:まとめ

スケジュールの管理は、デキる女性の基本! バーチカル手帳で1日の予定をしっかり管理し、仕事やプライベートの予定を、テキパキこなすようにしましょう。そして、手帳は自分だけのもの。自分にピッタリの手帳術を身につけることが大切です。