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ファザーだけだと何かと大変!シングルファザーが出会いを見つける場所

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:シングルファザーの割合が知りたい!再婚率は?

離婚する夫婦が増えているのですから、シングルマザーやシングルファザーが増えるのも当然と言えば当然です。ですが、離婚して親権を持つのは母親であることが多いため、シングルマザーよりもまだまだ認知度の低いのが、シングルファザーの家庭でしょう。

厚生労働省の「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」によると、母子世帯の推定数は123.2万であるのに対し、父子世帯は18.7万世帯となっています。

ではシングルファザーの再婚率はどれくらいなのでしょうか?

「平成28年度人口動態統計特殊報告『婚姻に関する統計』」を見てみると、平成27年に結婚した夫婦で、夫が再婚、妻が初婚の割合は10.0%、夫婦ともに再婚の割合は9.7%です。これだけでもかなり割合が低いことがわかりますが、これは子供がいない状態での結婚も含まれています。そこから鑑みると、シングルファザーの再婚はかなり難しいと言えそうですね。

 

2:シングルファザーも再婚したい!シングルファザーが出会いを見つける場所5つ

シングルファザーの再婚はなかなか大変なのはわかりましたが、「それでもやっぱり再婚したい!」と思う男性も多いでしょう。シングルファザーが出会いを見つけるには、どんな場所があるのでしょうか。

(1)職場

シングルファザーの日常は毎日めまぐるしく、正直なところ、再婚のための活動をあまりできない人も少なくありません。そのため、未婚男女の出会いの場としてもポピュラーな職場が、シングルファザーにとっても出会いの場となり得ます。

(2)SNS

今はSNSなどでシングルファザーやシングルマザーの交流ができるコミュニティなども増えています。子供を抱える者同士の悩み相談などをしながら、良い人に出会える可能性もあります。

(3)アプリ

スマホさえあれば、いつでもどこでも出会いを探せるのがマッチングアプリです。シンママやシンパパが多く登録するアプリなどもあるので、試しにのぞいてみても良いかもしれません。

(4)結婚相談所

結婚相談所はお金がかかりますが、そのぶん、自分に合った相手を紹介してもらえる可能性が高まります。こちらもアプリと同様に、シンママ・シンパパ応援として、値段が安く設定されているところもありますよ。

(5)婚活パーティー

全国で婚活パーティーは毎週たくさん開かれていますが、その中にはシンママ・シンパパ向けのものも。特に都内近郊などに住んでいる場合は、パーティーの頻度が多いのでおすすめです。

 

3:かなり助かる!シングルファザーが受けられる手当3つ

子供をひとりで育てようとすれば、やはり支援が必要でしょう。そんなときに頼りになるのが、行政サービスです。シングルファザーが受けられる手当にはどんなものがあるのでしょうか。

(1)児童扶養手当

まず国の制度として、児童扶養手当があります。ひとり親家庭の生活の安定と自立のために支給される手当で、基本的には18歳未満の子供を持つひとり親が支給対象です。

現在(平成31年4月〜)の支給額は、児童ひとりの場合、全額支給(所得制限額未満)なら、月42,910円。所得制限額を超える場合には、所得に応じて月額42,900円~10,120円まで10円単位で変動します。

所得制限額については、住んでいる区市町村に問い合わせる必要があります。

(2)ひとり親家族医療助成制度

東京都が行っている医療費の助成制度もあります。こちらも18歳未満の児童がいる家庭が対象です。

ただし、ひとり親家庭の所得が限度額以上の場合や、生活保護を受けている場合、措置により施設等に入所している場合などは除外されます。所得要件などは各区市町村によって違うようです。

東京都以外でも、ひとり親家庭の医療費補助制度を設けている自治体もあるので、一度調べてみるといいかもしれません。

(3)児童育成手当(東京都)

東京都には児童養育手当という制度もあります。こちらは平成20年の7月までは母子家庭のみが対象でしたが、20年の8月1日から父子家庭の父親にも支給されることになりました。

支給額は児童ひとりにつき、月13,500円(平成31年4月〜)です。児童育成手当は所得制限を超えている場合には支給されません。

 

4:シングルファザーをしている芸能人と3選

みなさんが良く知っている芸能人の中にも、シングルファザーとして活躍している男性はいます。

『Menjoy!』の過去記事「シングルファザーの子育ては大変?シングルファザーの芸能人と離婚理由」から3人を紹介しましょう。

(1)西村和彦

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西村さんは2度の離婚を経験して、現在はシングルファザーです。1度目の結婚は女優の立原麻衣さん。2005年に離婚して、2006年に書道家である国重朋美さんと再婚しますが、2015年に離婚しています。国重さんとのふたりの子供の親権は西村さんが持っているそうです。

離婚は2012年から国重さんが活動拠点を海外に移して、別居したことが原因だと言われています。

(2)田中直樹

ココリコの田中直樹さんも2017年に妻・小日向しえさんと離婚して、シングルファザー芸能人のひとりです。おしどり夫婦として知られていたので、離婚のニュースに驚いた人もいるでしょう。

離婚後の親権については、夫婦で話し合いを重ねた結果、田中さんが持つことになったと言います。

(3)辻仁成

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作家・ミュージシャンの辻仁成さんも、2014年に中山美穂さんと離婚したあと、シングルファザーとしてふたりのお子さんをパリで育てています。

自身のパリでの生活について、WEB上で日記を書いているのですが、そこには、息子さんとのほほえましいやりとりや、海外で子育てをする苦労が記されていて、つい応援したくなってしまいます。

 

5:シングルファザーは大変!

子育ては夫婦でやっていても大変なのに、パパだけだったらもう精神的にも肉体的にもかなりの苦労を伴うでしょう。

SNSなどで同じ悩みを抱えている人とつながることで、情報交換ができて、子育てや再婚の助けになるかもしれませんよ。

 

【参考】

「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査の結果」 - 厚生労働省

「平成28年度人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」」 - 厚生労働省

「児童扶養手当」 - 東京都福祉保健局

「ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)」 - 東京都福祉保健局