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既婚者にとってセフレと不倫相手は違うもの?相手の気持ちを確かめる方法

青木 エイミー

青木 エイミーA.Aoki

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1:不倫相手とセフレの違いって…

どんなに相手のことが好きでも、不倫は不倫。決していちばんにはなれないのに、一緒にいる意味ってなんなのだろう……と考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

いくら愛を囁かれたとしても、相手は既婚者であり、法律で認められたパートナーがいる。つまりはセカンド。結局のところ、自分はセフレでしかないのではと思ってみたり、いつかはいちばんになれるのでは……と思いを募らせてみたり。

既婚者にとって、不倫相手というのは、つまりはセフレなんでしょうか。実際のところを既婚者に聞いてみました。

 

2:セフレと不倫相手は違うもの?既婚者に聞いてみた

不倫をしていると、結局のところは体目的なのではないかと思うこともありますよね。そこで、既婚している人に、セフレと不倫との違いや、セフレ狙いと不倫をしたい対象というものが違うのかについて、聞いてみました。

(1)自分も相手も割り切っていたらセフレ

「基本的にセフレっていうのは、相手も同じように体だけと割り切っていないとしんどいですよね。だから、セフレにするなら、絶対に恋愛対象としてナシの人を選ぶと思います。

でも不倫相手とは、おおっぴらではないにしても、デートをしたり、相手の家で過ごしたり、そういった恋人らしいことをしますね。そういう意味では、恋愛感情なり、執着心なりをもっていることが多いといえます」(Gさん・35歳男性)

(2)セックス以外のコミュニケーションがある

「たまにセフレを好きになっちゃうっていう話もありますけれど、私の場合、それってよっぽど体の相性が良かったからじゃないかと思うんですよ。だってセフレっていうのは、体以外のコミュニケーションをほとんど取らないわけですから。

だからセフレとは“今晩どう?”みたいな感じで、誘いのときしか連絡を取り合わないですが、不倫は、お誘いメール以外でもコミュニケーションをとります。そうやって話をしているうちに、本気で好きになって悩まされることもあると思います」(Mさん・38歳女性)

(3)セフレは性欲解消、不倫相手は日常の刺激

「私にとってセフレは、持て余した性欲を解消するための存在ですね。一方、不倫はマンネリした日常に刺激を求めた先にいるものだと思っています。

私は結婚前に家庭のある男性とお付き合いしたことがありますが、ふたりだけの秘密とか、周りにコソコソする背徳感とか、外でいちゃつけないぶん、家で燃えるようなエッチをしたり……そういうのがめちゃくちゃ楽しかったです。そういうスリルは、不倫だからこそなんですよね。セフレとはそんなにスリルは感じないです」(Tさん・33歳女性)

(4)夫の代わりに性欲を満たしてくれる相手がセフレ

「私は不倫相手やセフレを作っていないけれど、正直、心が揺らぐことがありますよ。旦那とエッチがしたいのに、いつも疲れているなど理由をつけて、構ってくれないので……。旦那のアソコを触ったり、新しい下着で挑発しても、全然反応してくれなくて……。

私は結婚したころよりも今のほうがムラムラするし、ひとりエッチをしても、どこか寂しくてつらい。こういう欲求から求める相手なのであれば、セフレじゃないでしょうか。だって、不倫をして泥沼にハマりたいわけじゃないので」(Oさん・37歳女性)

(5)不倫相手=セフレ

「僕は、不倫もセフレも同じようなだろうって思っています。だって、不倫相手と結婚するわけじゃないなら、それってつまりエッチしたいだけでしょう。

不倫するような子って、“割り切った関係だから口外しない”とか“別れるまで大人しくしているから”っていってくれるタイプが多くて、絶対に漏らさないから都合がいいですよね。もし漏らそうものなら、その子の立場だって悪くなるし。不倫なんて言っているけれど、結局男の頭の中では、将来性がないのにエッチさせてくれるって、セフレと変わらないですよ」(Dさん・28歳男性)

 

3:遊び?それとも本気?既婚者の本気度チェック5つ

不倫においては「パートナーとは別れるから」という言葉で引き止めるのがデフォルトです。しかし、実際は別れない人が圧倒的多数でしょう。そこでここからは、既婚者が本気か遊びか見極める方法をご紹介します。

(1)「今はタイミングが悪い」と口にするかどうか

不倫をしていて、「いつ一緒になれるのか」と聞くと、多くの人は「今はタイミングが悪い」と言うでしょう。ですがこれは言葉どおりに捉えてはいけません。

「なんでタイミングが悪いの?」と聞いたとき、「妻の体調が悪い」「子供が小さい」などと、それらしい理由をいうかもしれませんが、それが聞く度にコロコロと変わる場合、いいタイミングは一生やってこないでしょう。

(2)タラレバ話をするかどうか

付き合いが長くなれば、「一緒に住みたいね」「結婚して一軒家の家でのんびりしたいね」など、将来の話をすることもあるでしょう。しかし、実行するつもりもないのに願望だけを言っている、口だけの場合が多いです。

これは、不倫相手に夢を持たせることで期待をさせて、関係性を維持させようとしているだけに過ぎません。本当に愛しているなら、期待させて叶わないときに傷つけてしまうリスクがあるので、発言に慎重になり、実現性が出てきてから口にするものです。

(3)エッチ以外の愛情表現もしてくれるかどうか

既婚者の中には、セフレと不倫を混同している人もいるため、求められるのが体だけであることがあります。

人目を避けるデートをしていても、体調が悪そうなときには家事を手伝ってくれたり、風邪をひいたときに差し入れを買ってきてくれるなど、エッチ以外の場面で愛情が伝わるような言動をしてくれるかを確認したいところ。

(4)もう耐えられないと言った時の反応は?

不倫は報われないことが大半。待たされる時間が非常に長いことがほとんどですよね。そのため、将来に対して不安になったり、家庭を壊している罪悪感に苛まされる人が多いです。

耐えられなくなって、不倫を続けても良いものか悩むときもあるでしょう。どうしても我慢ならなくなったときは、その気持ちを素直に伝えてみてください。音信不通になるかごまかすだけなら遊びの可能性が高いでしょう。すぐになんらかの行動を取ろうと努力してくれるなら、本気である可能性が高いです。

(5)離婚までの期間を明確に伝えてくれるかどうか

たとえ今の結婚相手と別れて、不倫相手と本気で一緒になりたいと思っていても、慰謝料など多くの問題が付きまといます。

すぐに離婚して結婚をするというのは、なかなか難しいことでしょう。しかし、本気で好きなのであれば、具体的に計画を立てて、いつまでに離婚できるか計算ができるはずです。

離婚までの期間を明確に伝えてくれるなら、まずはその期間を猶予期間として捉え、普通にお付き合いをして、本当に実行してくれるか、あるいは言い訳をしてダラダラ時間が経過するかで判断するのも方法でしょう。

遊びの場合には、相手が無理やり決めた期間に適当に合わせたような言動をしたり、聞いても最初から期間をはぐらかす人が多いです。

 

4:まとめ

不倫とは、最終的につらい恋愛になることがほとんどですよね。家庭があるにもかかわらず、その家庭を壊す罪悪感はもありますし、バレたときは慰謝料を要求されたり、社会的な信用を失ったりすることも……。

できればしたくないところですが、好きになってしまった場合には、彼が遊びか本気かきちんと見極めるのも重要でしょう。意を決して不倫をしているのに、セフレ扱いだったなんて、悲しすぎますから。