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カリスマ性とは?カリスマ性がある人の特徴とカリスマ性診断

青木 エイミー

青木 エイミーA.Aoki

目次

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1:カリスマ性の意味は?

そもそもカリスマ性とはどんな意味なのでしょうか。

カリスマ(charisma)を辞書で確認してみましょう。

1 《ギリシャ語で、神の賜物の意》超自然的、超人間的な力をもつ資質。預言者・呪術(じゅじゅつ)者・軍事的英雄などにみられる、天与の非日常的な力。この資質をもつ者による支配をマックス=ウェーバーはカリスマ的支配と名づけ、合法的支配・伝統的支配とともに三つの支配類型の一つとした。

2 人々の心を引きつけるような強い魅力。また、それをもつ人。「カリスマ性のある人物」「ファッション界のカリスマ」

(出典:デジタル大辞泉/小学館)

日常生活の中では、

2番目の「人を引きつけるような強い魅力のある人」という意味で使われることが多いですよね。

 

2:カリスマ性があると言われる人の特徴エピソード5つ

では、カリスマ性のある人ってどんな人なのでしょうか。カリスマ性があると感じた人の特徴について聞き込みを行いました。

(1)初対面の人をまとめる

「私は休みの日にボランティア活動へ参加しているのですが、そこで、カリスマ性を持つ人に出会ったことがあります。ボランティアに参加する人は、そもそもコミュニケーション能力が高い人が多いのですが、その人は際立って目立っていましたね。

初めて会った人たちが、いつも彼を取り囲んで話しています。グループ活動も、自然と彼をリーダーとして進行していたので、とても見入ってしまいましたよ」(Aさん・27歳女性)

(2)クセの強い人たちも従う

「会社のプロジェクトで、ひときわクセの強い人が集まってしまい、先行きーが不安だと感じたことがありました。

話し合いの場面でも、自分の主張を押すだけで一方通行……。このプロジェクトは大丈夫だろうか……とヒヤヒヤしていたのですが、プロジェクトリーダーがまさにカリスマ性のある人で、散らかっていた話をさっとまとめて、褒めるところは褒めながら、もっといい方法として“こんなのはどうだろう”という提案までしていました。あっという間に話し合いは終息したので、驚きましたね」(Yさん・25歳男性)

(3)人見知りの子がすぐに打ち解ける

「大学に、話しかけてもすぐに会話を終わらせてしまう人見知りの女の子がいて、自分たちでもどうしていいのかわからずに困っていたんです。そこに、ちょっと派手な格好をした女の子が来たのですが、二言、三言当たり障りのない会話をしただけで、打ち解けてしまったんです。

その人見知りの子が、すごく楽しそうに話しているのを見て、素直に感心しましたね」(Kさん・21歳女性)

(4)提案に対してみんなが真剣に聞く

「会社の改善提案会で、一斉に部のみんなが発表をする機会がありました。発表が続くと、だんだんと飽きて来て、上の空になってくる人っていますよね。

だらだらと続いて、“こんな場に意味があるのかなあ”と思っていたのですが、ある男性の発表で周りはシーンとしてしまいました。彼の語りかけるような口調に、思わず聞き入ってしまいました」(Mさん・22歳男性)

(5)いつも自信に満ちていて頼りになる

「私の友達にカリスマ性のある子がいます。その子は、いつもどこからあふれているのか、自信に満ちていて弱音を吐かないんですよ。女の子なので、適切な表現かはわかりませんが、いわゆる“男気のある”タイプです。

私たちがくよくよしていても、そんなことがどうでも良くなってしまうくらいポジティブな気持ちにしてくれるし、引っ張ってくれるので、とてもありがたい存在ですね」(Dさん・31歳女性)

 

3:あなたにはカリスマ性がある?カリスマ性診断5つ

なんとなくカリスマ性がある人のイメージがついてきたのではないでしょうか。しかし自分に備わっているかとなると、判断が難しいもの。そこで、カリスマ性のある人が持つ資質をご紹介します。

(1)人に安心感を与える

カリスマ性のある人は、初対面の懐にも入っていける資質があります。相手に恐怖心や警戒心を持たせず、心の内に自然と入り込んでいくのです。

こういった人は、ゆったりした空気で人を安心させるのがうまく、「この人になら任せて大丈夫」という信頼感を人に与えています。

そのため、周りにどんどん人が集まってくるのです。

(2)相手を否定しない

相手のプライドを傷つけたり、不快感を与えたりせずにうまく意見を伝えたり、軌道を修正できる人っていますよね。

彼らに共通するのは、決して相手を否定しないことです。

人は自分を肯定する相手に好感を持つため、うまく相手を肯定しながら事を運んでいくと、素直に自分の話も聞いてくれるでしょう。

(3)冷静で対応力がある

人がついていく相手というのは、何事にも動じない安定感のある人ですよね。

そのため、カリスマ性のある人は常に冷静で物事を客観的に捉え、適切な対応を行なっていく能力が備わっています。

一方で、すべて論理詰めで機械的にはなりすぎるのではなく、人情味のある一面もうまく出しています。だから、人はその人を信頼しやすいと言えるでしょう。

(4)大胆なのに説得力がある

カリスマ性のある人の中には、一見すると突拍子もないことを言う人がいます。

あまりに脈絡がなく大胆なので、最初は耳を疑ってしまいますが、順を追って話を聞くと、筋が通っていて説得力があるのです。

そんな大胆で現実性のある話には、人も「面白い」「ついていきたい」と思うことでしょう。

(5)自分を持っている

人を取りまとめたり協調がうまかったりするカリスマ性のある人たちですが、決して意見を相手に合わせてばかりいるだけではありません。

彼らには、自分の軸があり、それを決して曲げることがありません。

常に目標や目指すものがはっきりして堂々としているからこそ、周囲の声に惑わされずに、うまく道を提示することができます。

 

4:カリスマ性を身につけるには?3つ

カリスマ性を身につける方法は存在するのか、興味のある人も多いでしょう。ここからは、今からでも身につけられるものをご紹介いたします。

(1)意見をはっきり伝える

カリスマ性のある人は自分の軸を持っています。些細な話でも自分の意見を持ち、相手に伝えるように心がけましょう。

ただし、決して人に意見を押し付けないように。

相手の話を聞きながら、自分よりもすごいと思えば素直に褒め、自分の考えの中に組み込んでいく姿勢を持つことが大切です。

(2)感情的になりすぎない

カッとしたり、イライラしたりすると、つい感情的になって声を張り上げたり、まくしたてるように話してしまいがちですよね。

しかし、その感情を自分でコントロールし、人との対話では冷静さを保つことが重要です。

自分とは合わないと感じる相手とも、うまく渡り合えるようになれば、カリスマ性も備わってくるでしょう。

(3)発言や行動に責任を持つ

人が安心感や信頼を持てる相手というのは、「この人になら任せられる」という確かな保証をしてくれる人です。

そのため、自分の発言したことは責任を持って有言実行し、実現性がまったくないなどの理由がない限りは投げ出さないようにしましょう。

積み重ねを行うことで、周りからは、自信があふれた行動力のある人として評価されるようになるはずです。

 

5:まとめ

カリスマ性というのは、天性の才能もあるでしょうが、その多くは後天的に身につけられるものです。

実際、裏では大変な努力をしている人が多いでしょう。だからこそ、人はその人に惹きつけられるのかもしれません。