掲載
更新
絵文字のハートの意味は色ごとに違う?ハートの色に込められた意味を解説
青木 エイミーA.Aoki
目次
隠す1:絵文字のハートは種類や色によって意味が違う?
絵文字のハートは色によって意味合いが違うと言われているのをご存じですか? 意識して使っている人は少ないと思いますが、色によってさまざまな心理的な意味が込められているのを知ると、気になる人とLINEをするときに、脈アリかどうかの判断材料にもなる場合もあるのかもしれません。
ここで一度、絵文字のハートの意味を確認しておきましょう。
2:絵文字のハートの色に込められた意味
赤やピンクといった定番色のほかにも、ハートにはさまざまな色がありますよね。それぞれの色の意味を確認していきましょう。
(1)ピンク
ピンク色のハートマークは、かわいらしい印象を受けますよね。
そのため、相手からかわいいと思われたいときに使ったり、相手のメッセージを受けて、「かわいいね」と伝えたりするときに使用されます。
また、ピンク色は恋を連想させるカラーでもあることから、「新しい恋」を意味する場合も。気になる異性に対して、送りやすい絵文字ですよね。
(2)赤
王道ともいえる赤いハートマークは、本命という意味があり、「愛している」というメッセージが込められているとされています。
ピンクと比べて思いが強く、「恋」というよりは「愛」が示されているといえるでしょう。また、恋愛成就や願いごとを叶えるという意味もあります。
(3)オレンジ
オレンジ色のハートを使用する人もいるでしょう。この場合、ピンクや赤と違って、「LOVE」ではなく「LIKE」としての意味合いがあるといわれています。
そのため、あえてピンク色や赤色を使っていない場合は、「脈あり」だと思われることを避けているのかも。しかし、年下の異性との恋愛成就の意味もありますので、相手が年上の場合、深層心理に恋心が隠れているかもしれません。
(4)緑
あまり使われない緑色のハートマーク。これには恋愛に限らず「新しい出会い」という意味があるといわれています。
また一方で、「面白さ」という意味合いもあるため、自分のメッセージや相手のメッセージに対して、面白さを表現するために使用されることもあります。
(5)黒
ハートの絵文字の大半には、ポジティブな意味が込められていますが、注意しなければならないのが黒色。
黒いハートの意味は「嫌い」という感情や、縁を切りたいという真意があります。恋愛においては、相手との別れと新しい恋を始めたいときに使われるといわれています。意識せず使用している人もいると思いますが、使いどころには注意したいですね。
3:脈アリサインなの?男子がハートの絵文字を使う心理5つ
女性よりも、男性のほうがハートの絵文字を使う人が少ないですよね。だからこそ、ハートを使ってきたときには「脈ありサインかも……」と考えてしまいがちです。
そこで、男性がハートの絵文字を使う心理を確認しましょう。
(1)本命にしか使わない
「ハートって、好きじゃない人に使うと、誤解されかねない絵文字だと思うんですよね。それがきっかけで女の子が告白してきたら、責任を持って応じなきゃいけないと思う。だから誤解されないように、本命の子にしか使いません。
わざわざ絵文字を出すのも面倒ですしね。特別感を出すために、そこはきっちり差別化しています」(Mさん・22歳男性)
(2)遊び目的
「ハートマークを使うと、女性の気をひくことができますよね。だから、軽く遊びたいと考えているときに、“かわいい♡”“好きになりそう♡”などと、ハートマークを組み合わせて、言葉巧みに誘います。
ハートマークで気分が良くなれば、引っかかりやすくなるかもしれないですしね。思わせぶりな絵文字を使うのは、効果的なんですよ」(Oさん・25歳男性)
(3)甘えている
「僕は甘えたいと思っているときに使いますね。好きな彼女にはもちろんですけれど、なんとも思っていない女の人にも使いますよ。例えば、お願いごとをするときとか……。
“お願い♡”なんて言ったら、母性本能がくすぐられて、“かわいいなあ……仕方ないなあ……”と思われやすいのかなって」(Sさん・27歳男性)
(4)相手の真似をしている
「相手の動きを真似る“ミラーリング”っていう心理テクがありますよね。僕は、恋愛でこれを意識しているんですよ。
だから、気になる女の子に好きになってもらうために、相手の文体をそっくりにしています。で、女の子はよくハートを使うから、僕もハートを使うことが多いですね」(Eさん・26歳男性)
(5)深い意味はない
「ハートマークに意味なんてあるんですか? 男同士だと絵文字なんて使わないけれど、女の子にはそっけないと思われてしまうと思うから、適当に絵文字を使っているだけです」(Hさん・29歳男性)
4:絵文字のハートで男性を勘違いさせちゃったエピソード3つ
多くの男性にとって、ハートも絵文字は特別なもの。女友達とのLINEのノリでハートマークの絵文字を使っていたら、男性が勘違いをしてしまうことも……。
そこで女性たちに、実際に勘違いさせてしまったエピソードを聞いてみました。
(1)ハートを多用して頼りすぎた
「男性って、かわいい女の子のお願いごとってなんでも聞いてくれると思うんですよ。私はルックスはすごいかわいいほうじゃないから、せめてメッセージ上だけでもかわいらしさを出そうと思って、普段から頼みごとをするときなどは、男性にハートマークを使っていました。
そうしたら、“僕だから頼ってるんでしょ?”と言われて、勘違いさせてしまっていたことに気がつきました。そのころには、“あの子は間違いなくオレに気がある”って言いふらされていましたね……」(Nさん・24歳女性)
(2)恥をかかせて怒られた
「私は、“頑張って♡”など、気持ちを込めたメッセージには赤いハートマークをつけるんです。誰にでもやっていたし、今まで気にしたことがなかったんですけれど……。
この前、すごく生真面目な男性にデートに誘われて、告白をお断りしたら、“気のあるふりをして、俺のことからかってたの?”と怒られてしまいました。真面目なタイプの男性には、その気がないなら使わないほうが無難かもしれません」(Uさん・29歳女性)
(3)告白と解釈された
「私、SNS上でちょっとしたアイドルみたいな活動をしていて。だから、あざとい顔写真や、かわいい顔文字やハートマークの絵文字を徹底的に使った投稿をしています。それで貢いでもらえるから、気分も良くなってしまっていて……。
ダイレクトメッセージもサービスとして、こまめにやり取りをしていたんですけど、ある男性に“ふたりきりの場でハートを使うっていうことは、好きってこと? これって、告白ってことでいいんだよね”と言われてびっくりしました」(Kさん・21歳女性)
5:まとめ
普段から、そこまで深く考えずにハートマークを使っている人のほうが多いのではないでしょうか。また、色ごとに意味があると思うと、ますます興味深くなってきますよね。
ただし、ハートマークは文脈や相手の性格を考慮して使わないと、あらぬ誤解を与えるとトラブルの原因になるため、気をつけてください。