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布団から出られない…を解消!朝にすっきり起きるためのコツ
新井 よつばY.Arai
1:私、朝布団から出られない病気なんです(笑)
朝、起きるとき、布団のなかでいつまでもウダウダ、ゴロゴロしてしまう人も多いのではないでしょうか。
あまりにも毎日、布団から出るのが嫌すぎて、まったく出られない……という場合は、「もしかして“布団から出られない病”かな……?」と心配になってしまうかもしれません。
でもご安心ください! そんな病気はありません(笑)。
2:布団から出られない原因6つ
では、なぜ布団から出られないのでしょうか。その原因を6つご紹介します。
(1)部屋が寒い
これは、冬の時期のあるあるですね。部屋の中が寒いと、暖かい布団からなかなか出たくなくなってしまいます。「体に悪いから」とエアコンを使わない人もいるようですが、エアコンのタイマーを朝方にセットして部屋を暖めておくなど、布団から出やすい環境を作ってみましょう。
(2)睡眠時間が足りていない
仕事などで忙しいと、どうしても睡眠不足になってしまいがち。平日睡眠がとれないぶん、休日に昼すぎまで寝溜めをして、睡眠不足を取り戻そうとする人も多いようです。しかし寝溜めの効果は薄く、逆に寝る時間の変動が大きくなることで、体内時計が乱れて、スッキリ起きられなくなるのだとか。
忙しくても、できるだけ決まった睡眠時間は確保するようにしましょう。
(3)スヌーズ機能の目覚ましをかけている
目覚ましのアラームを一度止めた後、5分後や10分後にもう一度鳴って二度寝を防止してくれる「スヌーズ機能」。スマホが普及してからさらに身近になった、とっても便利な機能ですよね。しかし、このスヌーズ機能も、スッキリ起きられない原因に……。スヌーズ機能の目覚ましを使って、起きたり眠ったりを繰り返してしまうと、ますます寝起きが悪くなってしまうそうです。
スヌーズ機能はあくまで寝坊防止用としてとっておき、一度目のアラームでしっかり起きるようにしましょう。
(4)イヤなことがある
嫌な予定があると、なかなか布団から出たくなくなってしまうもの。例えば仕事で問題を抱えていたり、職場の人間関係で困っていたり……。起きてからストレスを感じるところに行くと思うと、なかなか体が動いてくれませんよね。できるだけ、嫌なことは寝る前に解決しておいたり、日々の悩みを誰かに相談するなど、気持ちを軽くする方法を考えてみましょう。
(5)運動量が不足している
運動不足も、朝すっきり起きられない原因に。普段、パソコン作業やスマホを触ることで脳は疲れていても、体が疲れていないと、脳と体の疲労バランスが崩れてしまうのです。このバランスが崩れると、しっかり睡眠が取れなくなってしまうのだとか。階段を使ったり、ひと駅分歩くなどの適度な運動をして体も疲れさせることで、ぐっすり眠れるかもしれません。
(6)布団が気持ちよすぎる
布団から出られない、もっともポジティブな原因がこれでしょう。掛け布団がフカフカ、敷布団の弾力が最適、枕の高さや柔らかさが絶妙……などなど。ベッドサイドに香るアロマにずっと包まれていたい……というケースもあるでしょう。しかし寝る環境を整えるのは、安眠にとっては大切なこと。こればかりは、仕方がないかもしれませんね。
3:脱・布団から出られない状態!シャッキリ起きるコツ5つ
では、布団からすっきり出るためにはどうしたらいいのでしょうか。ここからは、シャッキリ起きるコツをご紹介します。
(1)睡眠時間を確保する
先ほども述べたとおり、まずは睡眠時間を確保することが大事です。特に平日は忙しくて、十分な睡眠を取れている人は少ないかもしれません。しかし、睡眠時間が短いと、朝起きるのがつらくなるだけでなく、仕事の効率も悪くなってしまう可能性も。ちゃんと眠る時間を確保することも、デキる大人への近道なのです。
(2)眠りを深くする
深く眠れれば、多少睡眠時間が短くてもスッキリ起きられるでしょう! 筆者は、次の日に大事な案件があるときには、必ず前日に運動します。体が疲れると寝つきもよくなるし、深い眠りも取れるしで、まさに一石二鳥なんです。
また、寝る前のスマホやパソコンを控えたり、枕やパジャマなどの寝具に気を遣ったりすることも、深い眠りを取るために大切です。
(3)太陽の光を浴びる
これも快適な起床のためによく聞きますよね。筆者自身も、朝起きたらとりあえずカーテンを開けます。朝日を浴びることで、体内時計を正常に保つことができるため、スッキリ起きられると言われています。
(4)毎日同じ時間に起床する
平日は朝早いから、休日は昼までゆっくり寝たい……なんていう人も多いでしょう。しかし、日によって起床時間が変えると、体内時計が乱れて起きにくくなる原因になるのだとか。平日ほど早起きしたくないという人も多いと思いますが、休日であっても、平日プラス30分~1時間程度で起床するのがベター。長く寝たい場合は、就寝時間を早めるほうがおすすめです。
(5)人に起こしてもらう
起きるのが苦手な人にとって、目覚まし時計の音って苦痛ですよね(笑)。そんなときは、人に起こしてもらうのもいいでしょう。同居している人がいるならその人にお願いするのもいいし、ひとり暮らしの人は、電話でモーニングコールをかけてらうなんてこともできますよね。
絶対に寝坊できないときや、起きるのがどうしても苦痛な時期は、気分を変えて人に頼んでみるのもアリです。
4:まとめ
毎朝、布団から出られなくて悩んでいる人は多くいるかと思います。でもいつかは起きなければいけないもの。それならばスッキリ気持ちよく起きたいですよね。シャッキリ起きるコツを参考に、生活習慣を見直してみてくださいね。