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可愛い方言ランキング!使ってみたい方言フレーズをランキング形式で発表

番長みるく

番長みるくM.Bancho

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目次

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1:方言ってやっぱり可愛い!

47都道府県の方言の中で特に可愛いと思われている方言にはどんなものがあるでしょうか。

そこで『Menjoy!』では独自アンケートを実施。20〜30代の男性413名に「あなたが今まで聞いたことにある“方言の言葉”の中で、どこの方言のなんという言葉が可愛かったですか?」という質問をしてみました。その結果を、ベスト10をランキング形式で紹介します。

 

2:47都道府県で可愛い方言を探せ!可愛い方言フレーズベスト10

第10位:しゃっこい

「しゃっこい」は、「冷たい」という意味。主に北海道や東北地方で使われてい方言です。人に軽くあしらわれたり、ちょっとした意地悪をされたときなどに、「しゃっこいなぁ」といえば、「冷血……」という意味になりますが、こういうケースでも、方言によってマイルド変換されることによって、可愛らしく聞こえますね。

第9位:あらへん

「あらへん」は関西の方言で、「ない」という意味。たとえばトイレットペーパーがなくなった場合などは、「あかん、ペーパーがあらへん」となります。ピンチ感が可愛く伝わるかもしれませんね。

第8位:なまら

「なまら」は、北海道地方の方言で、「とても」「非常に」の意味があります。北海道でもそれほどベーシックな方言というわけではないようですが、人気ローカル番組「水曜どうでしょう」で大泉洋さんが連発したことで、全国的に浸透したとも言われています。

そのため、コンサートなどで北海道にきたアーティストは、土地土地のお客さんに喜んでいただける方言として「なまら」を使ってトークのつかみをする人も多いとか。

第7位:じゃけん

「じゃけん」というと、広島イメージですよね。実際は、岡山県、愛媛県、大分県、そして、福岡県などでも広く使われている方言で、「だから」という意味。

もしケンカをしていても、女の子が「じゃけん、うちにも言い分あるよ~」って言われたら、「うんうん、分かった」って思っちゃうかもしれませんね。

第6位:だっちゃ

「だっちゃ」は、東北地方を中心に話される方言ですが、鳥取弁にもあるようで、どちらも「です」「ます」に近い接尾語です。

たとえば「大好きです」という場合には「大好きだっちゃ」となりますが、可愛く言う場合には、語尾を上げていうといいでしょう。本来の意味では「大好きですか?」となってしまいますが、ちゃんと伝わるはずです。

第5位:めっちゃ好きやねん

アンケートの回答の中で関西弁の「めっちゃ好きやねん」や「むっちゃ好きやん」、「ほんま好きやねん」はかなり人気がありました。曲名などになっているので、覚えやすいフレーズだということがあるのでしょう。

「めっちゃ」は「とても」や「すごく」「非常に」などの意味ですが、お気に入りの物を伝えるときや、告白をする場面で関西弁を話す人からこのように伝えられたいという願望から、この方言が人気なのかもしれません。

「めっちゃ」という方言を他の場面で使う場合、例えば「それ、すごくいいね」は「それ、めっちゃええやん」となります。

第4位:あかん

関西の方言の「あかん」には、「だめだ」「効果がない」や「無駄」などの意味があります。大阪のお笑い芸人さんがよく使っていることも多く、広く知られている方言です。

例えば、別れ際、なんだかんだごねられたとき、「うざい、無理」というよりは、「なんぼゆーてもあかん」といったほうが、可愛く別れられそうですね。

第3位:なんしようと

九州で使われているこの方言は、「何をしているの?」や「どうしたの?」という意味です。

例えば「今、何しているの?」は「今、なんしようと?」となります。福岡には、お笑い芸人コンビ博多華丸・大吉による「華丸・大吉のなんしようと?」というバラエティ番組もあります。番組名になるくらい福岡では頻繁に使われる方言です。

第2位:したっけ

『Menjoy!』の過去記事「方言「したっけ」の意味は?「したっけ」だけじゃない北海道の方言5選」に、「したっけ」という方言は北海道だけではなく、東日本の方言として、茨城県や山形県でも使われているとまとめられています。

それによると、北海道の「したっけ」は、「ばいばい」「それじゃあ」といった意味で使われますが、茨城県や山形県では「そうしたら」という接続詞として使われています。ちなみに、アラフィフ世代には、「接続詞として中学時代によく使っていた若者語」的にとらえている人も多いです。

第1位 :すいとうと

アンケートの中でダントツの人気だったのが、「すいとうと」や「すいとうよ」です。これは、福岡弁の方言で「好きだよ」の意味です。

たとえば「彼は君のこと、好きなんだよ」の場合、「彼は君のこと、すいとうよ」となります。好きという言葉を方言で言われると、いつもよりも胸がときめいてしまう人が多いようですね。

 

3:響きがちょっと…女子が使うと落ちる方言の言葉ワースト3

逆に女子が使うと、印象が悪くなってしまうような、あまり使ってほしくない方言はどんなものなのでしょうか?

こちらも、上記と同様のアンケート結果をお伝えします。

第3位:とっきんとっきん

これは名古屋弁で「先が尖っている」ということを意味する方言で、例えば鉛筆の先を尖らせることを「鉛筆をとっきんとっきんにする」などのように使います。

「っ」なしで「ときんときん」のようにも言います。

この方言の使い方を知らない人からすれば、何を指しているのかわからず、ギッコンバッタンやバッキンバッキンなどと発音が似ているせいで、話が頭に入ってこない、という声も聞かれました。

第2位:てげてげ

「てげてげ」は鹿児島県や宮崎県の方言で、「中くらい」や「適当」という意味のようです。

例えばデートのプランが雑だった場合、女子から「彼はテゲテゲな」と嫌味を言われたりするわけです。

また「てげてげでいいが」や「てげてげでいっちゃが」という表現も多く使われます。これは「適当でいい」という意味です。

あんまり素敵なシーンで使われない方言ということで、2位にランクインしてしまったのかもしれませんね。

第1位:おまんこっちんこうし

読みとしては「おまん こっちん こうし」のように区切るのが正しいです。早口で言われてしまうと、「おまんこっちんのうし」のように聞こえてしまうことから、下品な想像をしてしまう人も多いようです。

これは山梨県の甲州弁という方言で、「あなたこっちに来て」という意味です。「おまん」があなた、「こっちん」がこっちに、「こうし」が来ての意味になります。まあ、女性がこれを言うと、エロくて好きという人もいるでしょうが……。

 

4:まとめ

その土地の雰囲気まで味わえる方言は、可愛らしく感じるもの。方言を話している人は、標準語の雰囲気に憧れることもあります。しかし地元の言葉を大切にすることでその人の良い雰囲気がさらに引き出されるかもしれません。故郷の言葉である方言を大事にしたいですね。