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彼氏が別れてくれない…泣く、脅されるなど別れてくれない彼氏の困った行動

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1:彼氏が別れてくれない…という悩みをもつ女子は多い

これ以上一緒にいられないと思って「別れよう」と伝えたら、「俺はイヤだ!」と怒られたり、しつこくいやがらせをしてこられたりなど、なかなか別れてくれない男性も少なくはないようです。

中にはストーカー化する人もいます。警視庁の2018年の12月の発表によると、ストーカー行為等に係る相談件数は2,426件。しかも、その相談件数の半分近くは元交際相手からのストーカー被害だと報告されているそうです。

そういう背景があると、別れ方には慎重にならなければいけないと感じますね。

 

2:しつこい、泣く、脅される…別れてくれない彼氏のホラーな行動5つ

(1)自宅周辺で待ち伏せ

 

「家に帰ると、玄関に元カレがいた」「会社帰りに家の近所のコンビニに入ったら、別れたはずの男がニコニコしながら立っていた」など、別れた彼氏に自宅の周辺で待ち伏せされるのは、なかなかホラーですよね。

男性側としては、「もう一度話し合いたい」「すれ違いを解いて復縁したい」といった思いがあるのでしょうが、女性からしてみれば、家に帰るのが怖くなってしまうシチュエーションです。

(2)付き合っている設定でSNSを更新していた

共通の知り合いが「いいね!」をすると、見たくない人SNSの投稿も、意図せず見てしまうことってありますよね。そんな流れで、フォローを解除した元カレの投稿を見ることもあるでしょう。

「偶然目に入った元彼のSNS。すると、驚いたことに、まだ私との関係が続いているかのような投稿がされていた……」(Uさん・25歳/会社員)

非常に迷惑な話ですし、けっこうな奇行なので、直接指摘するのも怖いですね……。

(3)職場まで来た

「仕事中、めずらしく自分宛にお客さんが来たと思ったら、なんと元彼でした……」(Oさん・27歳/派遣事務)

元彼としては、「わざわざ職場を調べてまでも、お前に会いたかったんだよ。それだけ愛情があるんだよ!」といった、愛情ゆえの行動という認識であることなのが、大変やっかいなところ。

(4)ポストに怪文書が…

自宅のポストに元彼からの手紙が入っていたという経験をもつ女子も少なくありません。募る思いを「手紙」というかたちで伝えようとする人もけっこういます。しかも、一度や二度ではなく、何度も繰り返して……。

ポストをずっと開かないわけにもいきませんので、ビクビクしながら何度も見ることになり、不快感は大きかなるばかりですよね。

(5)実家にあいさつをされていた

一度でも実家に彼を連れて行った場合に、稀に起こるホラーな現象です。

「年末年始に帰省すると、両親から“○○くんが家に来たよ。結婚するのね。なんで一言も言ってくれなかったのよ~”と言われ、身に覚えのない展開に驚愕」(Sさん・30歳/医療事務)

両親と遠く離れて暮らしている場合、親からすると、子どもの恋愛事情はわかりません。とっくに別れたはずの彼氏でも、「順調です。将来のことを視野にいれて、真剣にお付き合いさせていただいております」なんて言われたら、親としては簡単に信じてしまうものです。

 

3:同棲していたらどうする?別れられない彼氏との手の切り方5つ

(1)徹底的に無視

とにかく彼氏に何を言われても、無視を徹底しましょう。少し乱暴な手段かもしれませんが、こういった強引さが必要になる場合もあります。

「相手がかわいそうだから……」といった気持ちが少しでもあると、いつまでたっても関係を引きずってしまう可能性も。本気で別れたいのであれば、心を鬼にして行動しましょう。

(2)自分から出ていく

行動で示すのも良い方法でしょう。新しく家を借りて、自分から家を出ていくのです。

勇気と行動力が必要ですし、大きな環境の変化に不安を感じることもあるかもしれません。しかし、そのような思い切った行動が、状況を大きく好転させることもあるものです。

(3)友達の家に泊まる

新しく家を借りて家を出ることよりもハードルが低く、現実的な方法です。しばらく友達の家にお世話になりましょう。

ひとりでいるよりも友達がいたほうが安心できますし、精神的に不安定になってしまったときに、ケアしてもらうこともできます。

「でも、友達に申し訳ないし……」といって躊躇してしまうかもしれませんが、困っているときに助け合うのが友達です。迷惑をかけたぶん、あとでお返しをすればいいのではないでしょうか。

(4)知人に仲裁に入ってもらう

絶対に別れたい彼女と、絶対に別れたくない彼氏。そんなふたりが話し合っても、いつまで経っても平行線のままでしょう。収拾がつかず、どちらかの意見に押し切られてしまうこともあるかもしれません。

そういうときには、知人に頼んで、仲裁に入ってもらったうえでしっかり話し合いをしてみてください。第三者がいることで話が感情的になりすぎずに済んで、話し合いがきちんと成立しやすくなりますよ。

(5)実家に帰る

実家からでも、職場あるいは学校に通える距離であれば、実家に帰るのもいいでしょう。女性の実家って、彼氏にとっては足を踏み入れづらい場所です。

たとえ彼氏が会いに来たとしても、両親が守ってくれて接触せずに済む確率が高いので、もっとも身近で安全な場所かもしれません。

 

4:彼氏が別れてくれないとき…警察や弁護士に頼れるケース5つ

(1)ストーカー行為やDVなどの被害を受けているなら即相談

彼氏からのDVや、かつての交際相手からのストーカー被害に悩んでいる人は、自分でなんとかしようとせず、警察などに相談することをおすすめします。警察には、都道府県ごとに相談窓口が設けられており、いつでも相談することができますよ。

相手の行為が刑罰法令に当てはまる場合、警察は逮捕に動くこともあります。また、刑罰法令でなかった場合でも、相手方への指導や一時的な避難、保護といった支援を行ってくれます。

(2)過度に交際を迫る場合も相談してみよう

「嫌がっているのに何度も交際を迫ってくる男性がいる……」という場合も、警察などに相談してみると良いかもしれません。

「夜道でうしろをつけて歩く」「家や職場に来る」といった具体的な行為だけでなく、過度な交際の要求もストーカー行為と見なされることがあります。

特に、はっきりと拒否の意思を伝えたにも関わらず、しつこく迫ってきたり、脅すようなことを言うのであればなおさらです。

何度も交際を要求されて怖いと感じたり、ちゃんと話しても理解してくれないような男性であれば、誰かに相談してみることも視野に入れてください。

(3)「○○しないと○○するぞ」は脅迫になり得る

元彼から復縁を求められ、それを断ったときに、「復縁してくれないならお前、ひどい目にあうからな」といったことを言われたら、とても怖いですよね。怖がることをいいことに、さらに過激な発言をしたり、エスカレートしてしまうこともあるでしょう。

このような発言は、脅迫罪になり得るので、警察や専門機関に相談をしてみてください。解決の糸口が見えてくるかもしれません。

(4)証拠集めを欠かさないのが大切

相談をする際には、どれだけ大変な思いをしているのか、説得力を強固にするため、証拠集めも重要です。もしケガをさせられたならその写真や病院の診断書、メールのキャプチャ画像、ボイスレコーダーでの録音など、証拠になりそうなものは大切に保存しておきましょう。

警察では、より正確な情報を得るために、「相手にどのような暴力を振るわれたのか」「相手がどういった人物なのか」といったことを確認されます。その際、言葉で主観を説明するだけではなく、客観的な証拠となるものを提示できれば、被害を証明しやすくなります。

(5)そのほかの専門機関に頼るのも手

「一般社団法人男女問題解決支援センター」など、ストーカー被害や、元彼からの嫌がらせに苦しむ人に救いの手を差し伸べる専門機関があります。

男女問題解決支援センターには、ストーカーの専門医がいるので、警察が対応しにくい案件や関わりにくい場合であっても、力になってもらうことができます。

今、苦しい思いをしている人や、身近にそういった悩みを抱えている人がいたら、ぜひ教えてあげてください。

 

5:誰かに頼る勇気を持つことが大事

深刻な悩みは、身近な人にはなかなか相談しにくいと感じることもありますよね。でも、ずっとひとりで抱え込んでいるのは、とってもつらいことです。警察や専門機関に頼ってみるのもひとつの手です。

誰かに話すだけでも気持ちが楽になるものですし、問題解決につながるかもしれません。勇気を出して、行動してみてください。

 

【参考】

警視庁「ストーカー事案の概況」

警視庁 「ストーカー規制法」

Café Mizen-未然- 「被害に悩むあなたへ」

Café Mizen-未然- 「具体的なケース紹介」

一般社団法人男女問題解決支援センター