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尻に敷かれる男ってどうなの?女性の尻に敷かれやすい男性の特徴5つ

番長みるく

番長みるくM.Bancho

目次

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1:尻に敷かれるってどういうこと?

日常的によく使っている言葉ですが、正しい意味を把握しましょう。まずは辞書的な意味を調べてみました。

尻に敷く

妻が自分の意に夫を従わせて、思うままに振る舞う。「亭主を―・く」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

つまり、男性が尻に敷かれるというのは、女性が自らの意見に従わせて、女性の思うままに振る舞うことを指します。

英語で表現すると、尻に敷かれる旦那さんのことを「henpecked husband」といいます。この「henpecked」が、そのものずばり「妻の尻に敷かれた、かかあ天下の」という意味です。

彼女に頭が下がらず、彼女の言いなりになってしまう男性は日本だけでなく、世界中を見渡しても少なくなく、中には「尻に敷かれるくらいのほうがラク」と喜んでいるケースもありますよね。

 

2:尻に敷かれやすい男性の特徴5つ

では尻に敷かれる男性には、どんな特徴があるのでしょうか。

(1)優柔不断で決断力が乏しい

尻に敷かれやすい男性は、優柔不断な性格で、決断力がない人が多いようです。デートのプランや日程、待ち合わせ場所すらなかなか決められず、質問をしても「どうしようか?」「逆にどうしたい?」と、質問で返されることもあります。

これは自分の意見がなく、相手に決めてほしいと思っていることが影響しているのでしょう。日常生活の細かなことや人生で大事なことまで、自分で決定をするのが苦手なのです。それは決断することによって、自分自身で責任を取るのが怖かったり、自分の決めたことに自信が持てなかったりするからです。

(2)強い女性にリードされたい

尻に敷かれやすい男性は、強い女性に魅力を感じているタイプも多いでしょう。強い女性にリードされることが、心地いいのです。気の強い女性が自分の意見をはっきり言うことに魅力を感じるのは、自分自身が自分の意見に自信が持てず、なかなか発言できないことの裏返しかもしれません。

強い女性にリードされることで、守られているという安心感を得ている場合も。子どもが親に守られているように、愛情を持って強く接してくれているように感じて、安心しているのでしょう。

(3)強く命令や指図されることに喜びを感じる

尻に敷かれやすい男性は、命令や指示されることが苦手ではありません。むしろ好きという人も。自分で考えて行動を起こしたり、発言をしたりすることよりも、誰かに命令や指示されることに従うことのほうが気が楽なのです。

相手の考えや意見、指示などに従うということは、つまり自分に責任がないということ。そして、その命令や指示などに従ったときに、相手から認められることに自分の存在価値を感じるのです。

(4)気が弱い

尻に敷かれやすい男性は概ね気が弱く、ケンカや口論になったり、相手ともめたりすることが苦手です。相手と意見や考え方、価値観が違うことがわかっていても、自分の考えを主張するより、平和な解決策を導き出したいのです。その結果、何も主張しないことを選んでいます。

人間関係や信頼関係にヒビや傷が入ることを何よりも恐れ、相手の尻に敷かれることが最善の策だと考えているのです。

(5)自分に自信が持てない

尻に敷かれやすい男性は、自分の考え方や行動に自信が持てません。もし相手に否定され、変だと思われるのが嫌なのです。相手の言いなりになれば、自分が批判されることはありませんから。

過去に自分の意見や考え方を信じて、行動に起こし、挑戦をした結果、うまくいかなかった経験があったり、成功体験が乏しかったりすることから、自分の決めたことがどう思われるか、確信が持てないのでしょう。そのため、尻に敷かれることによって、自分で決断することから逃げているとも言えます。

ほかにも『Menjoy!』の過去記事「円満夫婦になりやすい!? 結婚後“女の尻に敷かれる男”の特徴3つ」には、結婚後に、女性の尻に敷かれる男性の特徴がいくつか解説されているので、チェックしてみてくださいね。

 

3:尻に敷かれる男ってどう?女性たちの本音5つ

尻に敷かれる男に対して、女性はどのように感じているのでしょうか。女性たちの本音を見ていきましょう。

(1)一緒にいて気が楽

「彼氏は尻に敷かれる男のタイプなんだけど、一緒にいて気が楽だな。私の言うことはほとんど聞いてくれるし、もし意見が違ったときも私が丁寧に説明すれば、結局私の意見を尊重してくれるんだもん」(Cさん・30歳/会社員)

尻に敷かれる男性は悪いことばかりでなく、相手の意見を尊重してくれるという良い面もあります。自分の意見が強いと感じている女性にとっては、ベストな相手なのかもしれません。

(2)頼り甲斐がない

「尻に敷かれる男って、どこか相手任せにしている気がする。何を言ってもYESとしか言わないし、責任を押し付けられている気がして、頼り甲斐がないかも。私は、男性にはやっぱりリードしてほしいから」(Uさん・32歳/会社経営)

デートや大切なことは男性にグイグイ引っ張ってほしいと感じる女性にとっては、尻に敷かれる男性のことを頼りなく感じてしまうかもしれません。

しかしアラを探せばキリがありませんが、その分優しく思いやりがあるという視点で見れば、彼に対しての見方も変わってくるでしょう。

(3)私がリードしなくちゃと思う

「彼氏がいわゆる尻に敷かれるタイプの男性だったから、デートの内容や大事なことは基本的に彼ではなく、私が決めていたかな。彼のタイミングで決めるのを待っていると、いつまで経っても進まないし……。

でもおかげで決断力もついたし、計画性が養われたのは良かったのかも。“私がリードしなきゃ”と思うと、だんだんとしっかりしてくるものだよね」(Oさん・25歳/歯科助手)

彼が尻に敷かれたいタイプの男性だと、彼女のほうがリードすることも増えていきます。彼のことを非難するのではなく、自分が変わろうとしたことによって、ふたりの関係もうまくいくのかもしれません。

(4)バランスが取れている

「私はかなり意思が強いタイプで、自分のしたいことは誰にも制限されたくないし、自分の意思は貫きたい。一方、彼は尻に敷かれる感じの人だから、私とバランスが取れていると思う。この彼じゃなかったら、今の生活や仕事も続けられなかったから、感謝してますね」(Eさん・30歳/家事手伝い)

自分の性格をよくわかっている人にとっては、尻に敷かれるタイプの男性のほうが合っていると感じる女性もいるようです。男女の関係はバランスが取れていることが大切ですよね。

(5)彼が話をよく聞いてくれる

「実はうちの彼は、尻に敷かれたいってよく言っています。最初は気弱な部分があまり好きじゃないって思っていたけれど、今はその部分も大好き。だって意見がぶつかり合ったときだって、彼はそっぽを向くんじゃなくて、しっかり私の話を聞こうとしてくれるから。

それで”お前の言うことのが正しいな”って積極的に尻に敷かれてくれるから、いつも仲良しです」(Yさん・30歳/会社員)

彼氏が彼女の話を聞いてくれないと嘆く人もいます。しかし尻に敷かれるということは、相手の意見を尊重し、しっかり聞いてくれるということでしょう。そう考えると、尻に敷かれるタイプの男性も魅力的に感じられるかもしれません。

 

4:まとめ

尻に敷かれる男性は、見方によっては良い面もあります。尻に敷かれることに対しての良し悪しよりも、どうやって相手の気持ちに寄り添うかが大事です。

もしパートナーが尻に敷かれるタイプで、そこに不満を持っていたとしてと、否定的に見ればキリがありませんが、それも裏を返せば彼の良さだと思って接していきましょう。