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男の本音が知りたい!男の恋愛についての本音と建前まとめ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:男の本音は恋愛心理学でわかるもの?

男性を好きになると、相手の発言や行動がやけに気になるようになります。本当はどう思っているのか……と考えあぐねることもあるでしょう。そういうとき、恋愛心理学に照らし合わせたりして考えることがありますよね。

しかし、それは傾向であって、誰にでも当てはまるものではありません。発言や行動は、そのときの心理や状況によっても大きく左右されるもの。なので、大筋として捉えるべきでしょう。あとは本人と接していくうちに、自分なりの分析を加えていく必要があります。

 

2:恋愛についての男の本音

恋愛を語るときに、「男は○○だ」と言われることがあります。確かにその通りと思うこともあれば、違和感を覚えるものもあります。ここではそんな例を取り上げ、元No.1キャバ嬢で恋愛ライターのナナミ・ブルボンヌさんに解説を加えてもらいました。

(1)男は外見重視

ナナミ:男性というものは、視覚からの刺激に敏感に反応する傾向があります。なので女性に比べて、異性に対して外見を重視するところがあるのは事実です。ただ、そこには好みのタイプというものも介入してくるので、単純に良し悪しで判断はできません。自分は見た目に自信がない……という人でも、誰かにとっては最高の見た目という可能性もあります。諦める必要はありません。

(2)男はポッチャリ好き

ナナミ:「女性は痩せているよりも、ポッチャリしていたほうがいい」という男性の発言を耳にすることがあると思います。男性が好むのは、女性らしいカラダつき。それは凹凸のある体型であり、スキニー体型よりも、多少ポッチャリしている女性のほうがそれに近いからです。

また男性は女性に対して、健康な子どもを産んで欲しいという、本能的な欲求を持っています。そうなるとやはり、痩せているよりも、肉付きが良いほうが健康的。なので、ポッチャリの女性を無意識のうちに求めている、というのは間違いではないでしょうね。

(3)男は浮気をする生きもの

ナナミ:これもまた、男性の本能的な部分に関わってくる性質です。男はやはり本能的には子孫を多く残したい。そのためには、多くの女性と交わる必要があります。だから浮気をしてしまう……というのがこの説に至る流れです。

ただこれを鵜呑みにする必要はありません。人間には理性があり、欲求を抑えることは可能です。そうやって欲望を抑え込むことで、人類は発展してきたのですから。本能を理由に浮気をするような男に対しては、徹底的に対抗すべきです。

(4)男は過去を引きずりやすい

ナナミ:恋愛において、男性は過去の恋人を「フォルダ保存」、女性は「上書き保存」で記憶していると言われます。男性は、元カノの思い出の詰まったフォルダをたまに取り出しては、感傷に浸ります。新しい恋人がいたとしても、そちらの思い出は別のフォルダに収納されるので、元カノとの思い出は手付かのまま。それゆえに、元カノを引きずりやすいのです。

これは老夫婦の例になりますが、妻に先立たれた夫は、落ち込んでなかなか立ち直れないと言います。それに対し、夫に先立たれた妻は元気になる場合があると言われています。男女での、過去の引きずりやすさの違いと言えるでしょう。

(5)男は嘘がバレやすい

ナナミ:ある研究によれば、男性は嘘をつくとき視線が泳いでしまうのに対し、女性は逆にジッと一点を見つめるようになるという結果があるようです。会話においても、男性は嘘をつくと、それを隠そうと饒舌になると言われています。要するに、動揺を隠せないんですね。

さらに、女性は一般的に勘が鋭く、観察力も高いこともあって、そういった変化を見抜きやすいのです。男性の動揺のしやすさと、女性の勘の鋭さが作用しあって、嘘がバレやすいという状況になってしまうのでしょう。

(6)男はギャップに弱い

ナナミ:これは男性に限らず、女性にも言えることでしょう。見た目の印象とは違う一面を見ると、惹かれてしまうことがあります。男性は視覚からの情報を重視するところがあるので、女性よりもややこの傾向が強いかもしれません。ただ、印象はマイナスからプラスになることが前提です。予想よりも悪いほうに転がれば、警戒こそすれ、惚れることはありません。

(7)男は連絡を怠りがち

ナナミ:「彼から返信が来ない」と嘆いている女子をたまに見かけます。それを聞いた友だちが、「男はそういうものだから」と励ます姿も。しかしそれは全員が全員ではありません。むしろその状況こそが、男性の本心と思っていい場合もあります。

本当に狙っている女性であれば、男性も本気になります。作戦を練り、次の一手を考えます。ないがしろにするなんてことはありません。返信をしないとしたら、それは作戦の一端である場合のみでしょう。

(8)男はマザコン

ナナミ:「男はみんなマザコン」とよく言われます。男性にとっての母親というのは、女性が思う以上に繋がりが深いのです。どんなことをしても自分を受け入れてくれる存在に対しては、思い入れが強くなるもの。

また、もっとも身近な存在なだけに、ほかの女性と比較してしまうところがあるんですね。

(9)男は先にカラダの関係になると付き合えない

ナナミ:恋愛において、男性は性欲が先に立ってしまうところがあります。かの芥川龍之介も、「恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたもの」と言っているほど。男性にとって、女性とカラダの関係になるのは、大きな目標でもあるのです。

大きな目標ゆえに、その達成感というのは凄まじいもの。しかし、達成してしまうと、目標を見失います。そのために「付き合いたい」と思わなくなってしまうんですね。女性にはあまりない感覚であり、そんなはずはない……と否定したくなるかもしれませんが、それが男なのです。

(10)男は束縛を嫌う

ナナミ:極端な束縛は誰もが嫌がります。しかし、適度なものであれば、そこまで抵抗感は覚えません。なぜなら、付き合った時点である程度の束縛は覚悟しているからです。好きで付き合ったわけですから、束縛も受け入れざるを得ません。少しの束縛も嫌がるというのなら、それは相手への気持ちが薄れているということでしょう。

逆に、あまりに放任主義だと、男性は寂しく感じることも。自分への愛情がないのでは……と不安に感じてしまうことがあります。

 

3:行動に出る男の本音!本気の相手だけにする行動5つ

真剣に向き合おうとする男性もいますが、中にはカラダ目的で近付いてくる男性もいます。女性としては見抜いておきたいところ。本気の相手にだけする行動について、男性たちに話を聞いてみました。

(1)ソフトなボディタッチ

「距離を縮めるには、ボディタッチをしないといけないとは思います。ただ、あまり得意ではないんですよね……。だって触れたときに、相手にその部分を見られるというのは、違和感があるからでしょう。下手なので、もうちょっと自然にできるようになりたいです」(Aさん・31歳男性)

ボディタッチにも種類があり、下心丸出しのパターンもあります。本気の相手にはそういった感情は込めません。ソフトなタッチを心掛けるでしょうね。

(2)じっと見つめる

「本当に好きな女性の話は真剣に聞くし、そのときは相手をじっと見ますよね。そうやって自分の気持ちを伝えたいと思うところもあります。本気じゃない相手の場合は、どこか上の空で聞いてるでしょうね」(Sさん・33歳男性)

「目は口ほどにものを言う」と言われるように、真剣な思いは視線に現れます。ただ、思いがあふれて逆に見れないというパターンもあります。なので、照れるような仕草を見せて目を逸らす場合は、本気だと捉えてもいいかもしれません。

(3)先の予定を聞く

「好きな人の予定は知っておきたいですよね。それに合わせてデートとか食事に行きたいし。以前、好きだった女性がいたんですが、海外旅行に行ってることをSNSを見て知ったことがありました。ちょっとショックでしたね」(Tさん・29歳)

本気に思っている相手とは、次に会う予定など立てておきたいもの。旅行などの大きな予定は、把握しておきたいと思うでしょう。逆に、適当な相手の場合は、予定も聞かず「今日ヒマ?」というように、突然誘うパターンが増えてきますよね。

(4)「大丈夫?」の連絡が増える

「今、好きな女性がいるんですが、仕事が忙しい子なんです。休みもないぐらいなので、心配になりますよね。だからよく、“大丈夫?”と連絡を入れてしまいます。あんまりしつこいのも微妙なので、適度を心掛けていますが……」(Mさん・27歳)

本気で好きな相手の存在は常に、頭の中にあるもの。体調なんかは気になるところ。また、そういった連絡は、デートや食事のお誘いなんかに比べて、しやすいというところがありますよね。

(5)何気ない会話の内容を覚えている

「気になってる子に誕生日プレゼントを贈ったんですよ。ちょっとしたアクセサリーを。“どうしてコレが欲しいってわかったの?”って聞かれたけど、以前にかわいいって言ってたのを覚えてたんです。そりゃ、好きな子の会話の内容は忘れませんよね」(Yさん・33歳)

何気ない会話の中に、相手の好きなもの、欲しいものなどのヒントが隠されています。本気の相手なら、聞き漏らしたりはしないでしょう。

 

4:男の本音を知る技術はどうやったらわかる?3つ

男性の発言や行動から、本心を読み取ることができれば、恋愛を進展させるのに大いに役に立ちます。そういった技術はどういったところで身に付けられるのか。これまでの項目から考察してみました。

(1)これまでの経験から

やはり何ごとも「百聞は一見にしかず」。経験に勝るものはありません。多くの恋愛をして、男性と深く関わることで、本音やその傾向を知ることができます。自ら体験したことは、血となり肉となります。

ただし、時間は限られています。深く関われる男性の数も限られてくるでしょう。そうなると、収拾できる男性のデータにも偏りが出てしまう場合がありますね。

(2)本やネットの情報

恋愛に関する書籍は数多く存在し、インターネット内にも情報があふれています。検索すれば、いくらでも出てくるでしょう。しかし、すべてが自分の状況に当てはまるということはありません。やはり取捨選択する能力は。各々必要になってきます。

また、恋愛小説や恋愛映画なども、細かい心理描写が含まれているものは、男性心理の参考になるかもしれません。

(3)男性の話を聞く

恋愛をすれば、女性の友だちに相談することもあるでしょう。自分の経験などを踏まえてアドバイスをくれるかもしれません。しかしそれは、女性目線での意見。女性的解釈が含まれていて、男性の純粋な本音とは言い難いです。

なのでやはり、男性の話を聞くべき。すると、男性独特の見栄やプライドなどが垣間見えてきます。そのためには、恋愛感情抜きで話ができるような男友だちを作る必要がありますね。

 

5:本音を知るには経験が必要

いくら本人が「本音で話している」と言ったとしても、それが本音であるかどうかはわかりません。そんな言葉を信じて痛い目を見たという話など、あまた存在します。

本音であるかどうかは、自分で判断するしかありません。それを見極める技術を確かなものにしてくためには、経験の積み重ねしかないでしょう。

 

【取材協力】

ナナミ・ブルボンヌ・・・元No.1キャバ嬢のライター。スポーツ新聞などでライターをするかたわら、ネットショップでレディースウェアやコスメも取り扱っている。『キャバ嬢とヤレる極意』の著者。