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優しい旦那だけど頼りないしつまらない…妻が求める優しい旦那とは?

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

目次

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1:旦那が優しいのは嬉しい。でも…

結婚する相手の絶対条件として「優しさ」を挙げる人も多いですよね。でも旦那の取り柄が「優しい」だけだと物足りなくて、それが原因で不満がどんどん溜まっていくということも……。

その結果、離婚にまで至ってしまう夫婦もいます。優しいだけじゃ物足りないのでしょうか。そんな妻たちの本音や、優しい旦那に隠された心理に迫ってみましょう。

 

2:優しい旦那はこれだからダメ!優しい旦那への妻の不満3つ

妻は優しさ以外に何を求めているのでしょうか。妻がどんなことに不満を抱いているのか、どこを変えてほしいと思っているのか、その本音をのぞき見しちゃいましょう!

(1)優しいけど誰にでも優しくて浮気する

「誰にでも優しい旦那。会社の新人の女の子が旦那の優しさに惚れてしまい、旦那も断れなくて、不倫関係になっていたっていうのを知ったときには、離婚を考えました」(30代女性/パート)

女性というのは「自分にだけ優しい人」を求めているものです。そして人の旦那でも、優しくされたら「この人私のこと好きなのかな?」と勘違いしてしまう女性がいるのも事実。優しさ=愛情と受け取る人は多いです。さらに優しい性格がゆえに、誘いを断れなくて浮気……という展開になってしまう危険性も。

(2)優しいけど話がつまらない

「結婚前に付き合っていた彼氏はすぐ怒る人だったので、いつも穏やかな彼に惹かれて結婚しました。でもあまり趣味もなくて、話が圧倒的につまらない。最近は会話がありません」(20代女性/会社員)

女性は優しい人も好きだけれど、一緒にいて楽しい人にも惹かれるもの。つまらない話ばかりだと会話も減り、夫婦間の溝ができてしまうことも。話が盛り上がらないと、会話するのも苦痛になってきます。

(3)優しいだけで役に立たない

「子どもが同級生に嫌がらせをされたことがありました。気の優しい旦那は、衝突をとにかく避けるタイプ。相手の親と話すのが嫌だというので、結局、矢面に立ったのは私です。こういうとき、もっと頼りがいがあったらなぁって思ってしまいますよね」(40代女性/専業主婦)

正当なクレームが言えない、交渉ができない。優しい人の中には、人から優しいと思われることを重要視しているケースもあります。なので、自分がどんな立場であっても、相手の言いなりに行動してしまうことも。

また、こういう人は、旅行の手配や、お店の人との注文交渉なども避ける傾向があり、妻はガッカリさせられがちです。

 

3:妻が求める「優しい旦那」がわかるエピソード3つ

妻が本当に望んでいる「優しい旦那」とはどういうものでしょうか。旦那に対して「優しい」以外にも、望むことはさまざまです。妻の本音をチェックしていきましょう!

(1)いつまでも話を聞いてくれて的確なアドバイスをくれる

「うちの旦那さんは、私の言うことを否定せずに聞いてくれます。そして私がアドバイスを求めたときは的確なアドバイスをくれる。なので何かあったときは、まず旦那に相談します」(20代女性/パート)

悲しいことがあったとき、愚痴を言いたいとき、嫌な顔をせずに聞いてくれる旦那だと、感謝の念もわいてくるものです。

ただ話を聞いてもらうだけでストレスを解消できる女性は多いもの。余計な場面で口を挟んだりせずに聞き、アドバイスをするのは求められたときだけというのがベスト。嫌な顔せずに話を聞いてくれるだけで、旦那への満足度はぐんと上がります。

(2) いつも自分のことを心配してくれる

「友人の旦那さんは、友人が風邪をひいたとき、自分のご飯の心配をするそうです。一方、私の旦那は私が体調崩したときに慣れないながらも食事をつくってくれたり、気遣ってくれたりするので、とてもありがたいです」(30代女性/休職中)

大人になるとなかなか自分のことを心配してくれる人は少なくなるもの。心配されることによって、妻は愛されているなと感じることができます。心配してくれるというのは、自分のことを気にかけてくれているということ。ふとしたタイミングで心配してくれることを実感すると、旦那が愛おしくなりますね。

(3) 毎日穏やかに過ごせる

「私はすぐイラっとしたり、キツイ言い方をしてしまいますが、旦那はいつも穏やかに対応してくれます。旦那のおかげで毎日仲良く暮らせているので、もう旦那のいない人生は考えられません」(40代女性/会社員)

気分屋の旦那だと、妻も毎日気が休まりませんよね。優しい旦那は、妻のすることに反対することも少なく、失敗しても怒らない人が多いです。

似たもの夫婦もいますが、凸凹だからこそお似合いという夫婦もいます。毎日顔を合わせなければいけないので、穏やかに暮らすためにも、旦那が優しいに越したことはありません。

 

4:優しいのに妻に怒られっぱなしの旦那の本音3つ

妻に怒られっぱなしの旦那さんたちは、言いたいことがあっても何らかの理由で言わないだけかもしれません。一歩間違うと、旦那の怒りが爆発したり、不倫に走ってしまうなんてことも。旦那は実際どう思っているのか、本音を探ってみましょう。

(1)できれば争いたくない

「妻からしょっちゅう怒られています。怒られるのはイヤだけど、反論するともっと怒られそうだから我慢しています」(30代男性/会社員)

優しい旦那の中には、争いごとが嫌いで平穏に暮らしたいと思っているために、妻に反論しないという人もいます。しかし、我慢しすぎている旦那は、ある日いきなりキレる可能性があります。また癒やしを求めて浮気することもありますので、不満があるときは怒るのではなく「こうして欲しい」と冷静に伝えましょう。

(2) あまり気にならない

「妻は小言をよく言ってきますが、あまり気になりません。言ってほしくないことを言われると僕も怒ることあるかもしれませんが、今のところは大丈夫です」(40代男性/自営業)

大らかで優しい旦那は、どんなに妻に怒られてもあまり気にならないという場合もあります。普段どっしり構えていて、妻から多少キツい言い方をされても受け止めてくれます。しかし誰にでも地雷はあります。旦那の優しさに甘えてばかりいずに、普段から言い方には気をつけましょう。

(3) 家の外に癒しを求めたい

「何を言ってもダメ出しばかりされているので、正直、家にはあまり帰りたくありません。誰か他に癒してくれる相手を探そうかなとも思ってしまいます」(20代男性/会社員)

妻のことを考えて優しくしても、いつも怒られる旦那さんは、ストレスが溜まっている可能性もあります。やることなすこと否定されてばっかりだからと、妻と会話するのが面倒くさくなっていることも。家事などをお願いしたとき、できていないことがあっても、やってくれたとしたら笑顔で「ありがとう」と伝えましょう。

 

5:優しいだけではダメだけど…優しいって大事なコト!

もっと頼りがいが欲しいとか、不満なところはあるかもしれません。しかし自分自身もそうですが、完璧な人間などいません。

足りない部分を見て不満を持って過ごすより、良い部分に注目して過ごすほうが、いつまでも夫婦仲良く暮らすことができるでしょう。