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大好きな夫に不倫された…不倫された妻たちが立ち直るためにしたこと

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

目次

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1:即離婚?大好きな夫が浮気したときの妻の対応は?

夫の浮気を知ったとき、妻の対応は大きく3パターンに分かれます。

浮気バレしたからには即離婚したい!という場合、「感情に任せて怒りまくった」「しつこく問い詰めた」という妻が多いです。

また、まだやり直したいという気持ちがあるときには、「話し合いの場をもった」「冷静に夫の話を聞いた」という妻も多くいます。さらには「知らないことにした」という妻も……。

対応によって今後のあり方が変わるため、まさにそのとき、どんな気持ちであるかということとともに、今後どうしたいのか、自分自身の中で整理しておきましょう。

 

2:夫の浮気がフラッシュバックに…サレ妻の気持ち5つ

夫の浮気、忘れたくても忘れられないものです。ここではサレ妻がどんな気持ちになっているのか、本音をのぞき見しちゃいましょう!

(1)何もかもウソをついているように感じる

「週末は泊まりがけの出張になる」「今夜は遅くなるから夕飯はいらない」など、ご主人が口にしている場合、すべてが浮気ではと感じ、何もかもが信じられなくなるという意見が。

「本当に仕事であっても、今までウソをつかれていたという事実から安易に信用することができなくなってしまいます」(30代女性/公務員)

一度裏切られているからこその心理です。かといって、あまり束縛してしまえば、それが窮屈でまた不倫を繰り返すことになるかも……という不安もあって、ただただ悶々としてしまいがち。

出張先がどこなのか、何時に帰るかなどの最低限の連絡はしてもらえるようにすると、自分の心を落ち着かせることができそうです。

(2)消せないLINEを見てふさぎ込んでしまう

浮気した夫のメールやLINEを見たり、浮気相手から嫌がらせのメールやLINEが送られてきた場合……LINEを開くたびに、その過去がフラッシュバックしてストレスに。

「夜、寝ようとしたときや、ひとりでいるとき、スマホを見たときにふっと夫と不倫女のやりとりの文面が、フラッシュバックしてしまうことがあり、つらいです」(30代女性/会社員)

スマホを見るだけで涙が出てくるることがあるようなら、スマホを新しく機種を変更することも視野にいれて! また、なるべくメールやLINEの画面は見ないように視界から遠ざけておくことでフラッシュバックしにくくなります。

(3)夫がスマホを見るたび不安な気持ちになる

夫が誰かに連絡をとっているだけで「まだ浮気相手と続いているのではないか」と心が苦しくなることがある人も。

「毎回毎回スマホ画面を見せてもらうとか、束縛してしまうと、夫も息苦しくなってしまいますよね。でも、どうしても気になってしまいます」(20代女性/パート)

夫がスマホいじりをはじめたら「仕事の話?」など、軽く聞いてみてもいいかもしれません。誰とどんな連絡をとっているのかがなんとなくわかりますし、夫とのコミュニケーションにもつながります。疑心暗鬼になることが少なくなりますよ。

(4)不倫につながる地名や名前がトラウマになっている

地名や名前など、夫の浮気にかかわる名前を聞いただけで吐き気がする妻もいます。具体的な名前でなくても「温泉旅館」や「海」など夫が浮気して相手と遊びに行った場所を目にしたり、その名称を聞くだけでフラッシュバックになることもあるようです。

「家族で旅行に行きたいけれど、夫が浮気相手といったところは行けなくなってしまいました。地名を聞くだけで吐き気がします」(40代女性/専業主婦)

テレビで不意に映像が映ったりすることで、フラッシュバックが起こりやすくなることも。なるべくイヤな連想する機会を避け、心穏やかに暮らせるようにしたいですね。

(5)寝ている最中に思い出し、動悸で起きる

自分自身ではもう夫の不倫は過去のことと思っていても、寝ているときに夢で出てきて、フラッシュバックすることがあります。

「朝起きるとつい昨日、不倫を知ったかのような動悸で起き、いまだに傷は癒えていない現実に、また悲しくなります」(40代女性/パート)

無意識に思い出してしまうことへの対処は難しく、しょっちゅう夢に見ることがあるかもしれません。時間が経つにつれて、不倫されたときの夢を見る回数が減ってきたり、より楽しいことのほうが印象深くなれば、自然とその回数が減っていくことでしょう。

 

3:不倫された妻たちが立ち直るためにしたこと3つ

つらくて悲しい思いをしたあと、みなさんはどうやって立ち直ったのでしょうか? ここでは前向きに暮らしていくために、どんなことをしたのかチェックしていきましょう。

(1)信頼できる人に相談した

ひとりで考えていると、ネガティブなことしか考えられず、どんどんと深みにはまってしまいがちです。信頼できる友人や仲間、カウンセラーに相談して話を聞いてもらった妻も多く存在します。

「話すことによって客観的に現状を把握することもできます。話すことによって気持ちも軽くなりますし、ひとりで考え込んでいるよりもずっと早く立ち直ることができました」(30代女性/会社員)

(2) 夫ととことん話し合う

夫の不倫の理由が、妻が嫌いになったからということばかりではありません。妻が好きだけど構ってもらえず、そのさみしさゆえに不倫をしてしまった、ということもあるでしょう。お互いの愛情を再確認することによって、やり直した夫婦もいます。

「不倫のことを聞くのがつらいときは、具体的なところは聞かずに、責めない口調で、お互いにどう接すれば良かったかなどを話し合いました。夫の本音を知ることで、これからの生活に活かせるようになったと感じています」(30代女性/会社員)

(3) 自分の心を癒やすことに集中する

大好きな夫とやり直したい場合、不倫されたと知ったあとも「良い妻」を演じて、円満な過程を演出しようとしてしまうこともしばしば。しかし、自分の心を偽ったまま生活していると苦しくなってしまいます。

「つらかったとか悲しかったとかを夫に伝えると、重たくなって離れていってしまうのではないかと不安になってしまうと思います。でも、きちんと自分の気持ちを伝えることが立ち直るためには必要だと思います」(20代女性/求職中)

自分自身をまずは大事にし、自分の心を最優先して暮らしていれば、次第に必要以上に不倫した夫を責めることがなくなっていくもの。まずは自分の心を癒すことに集中するのも大事なことです。

 

4:不倫夫を許すなら、自分の心を大切に生きよう!

不倫から離婚する夫婦もいれば、再構築する夫婦もいます。パニック状態になっているときは未来のことなど考えられないかもしれませんが、まずはご自身の心を癒やして、冷静にこれからのことをしっかりと話し合い理想の暮らしを実現していってくださいね。