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あ~興奮する!興奮することランキングでわかる男女差を大調査

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

目次

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1:興奮とは?興奮って英語で言うと?

人気お笑いコンビのサンドイッチマンがネタに入るときに「世の中、興奮することはいっぱいあるけど、いちばん興奮するのは◯◯だね」と伊達みきおさんが言って、漫才が始まります。

ではそもそも、「興奮」とはどのような意味なのでしょうか?

こう‐ふん【興奮】

1 感情が高ぶること。「―を静める」「―して口数が多くなる」「―状態」
2 生体またはその器官・組織が、内外の刺激に反応して、休止状態から急速に活動状態になること。特に、神経細胞や筋線維が活動電位を生じること。
3 気分が病的に高揚した状態。カフェイン・アルコールの急性中毒や躁病(そうびょう)の患者などに認められる。

〈出典:小学館デジタル大辞泉〉

日常生活で私たちが感じる興奮は、「1」の意味ですね。

ちなみに英語で興奮は何というのかについても調べてみました。

「excitement」と「agitation」のふたつが「興奮」を表します。普通に日本で言う「興奮したわ~」と言いたいときには「I am excited.」となります。これはどちらかという良い意味での興奮です。

逆にagitation」は、「動揺する」という意味での興奮で、ネガティブな状態であると言えます。

 

2:女性が日常生活で興奮することランキング!

ここからは、女性が日常生活で興奮することを『Menjoy!』が独自で行ったアンケート結果をもとにランキングでご紹介します!

第10位:異性に褒められたとき(9.4%)

異性から褒められると、「え! この人、私のこと好きなのかな!?」とラブ変換して興奮するでしょう。また仕事などで褒められると、「承認欲求が満たされてモチベーションが上がる」という人もいます。どちらにしろ、褒められるのは嬉しいですから、いい興奮ですよね。

第9位:異性に甘いセリフを囁かれたとき(9.4%)

「壁ドン」や「顎クイ」しかり、少女漫画や恋愛映画のヒロインのような扱いを男性から受ける……。妄想するだけでドキドキが止まらない!という女子は多いです。

物語だからステキなだけで、実際にやられたらキザが鼻についてしらけてしまうじゃないの?と思ったら大間違い。「キタキタキタキター! やだもう私たち、これからどうなっちゃうの……!?」となるのが乙女なのです。

第8位:キスしたとき(10.0%)

長年付き合っている相手との軽いキスであっても、女子は少なからず興奮します。平常心がちょっとだけ上向きになるという感じ。彼氏がそこを見逃さず、上手にすくい上げて料理してくれたら、こちらも大興奮の渦に……となるんですけどね。

第7位:ジェットコースターで落ちるとき(12.6%)

甘い囁きやキスよりも興奮度合いが高いのが、ジェットコースターでの落下!

とはいえ、こんなドキドキを男性と一緒に共有すると、その相手のことを好きになってしまう……という吊り橋効果の話もあります。マンネリを感じているカップルは、興奮を味わいに、一緒にジェットコースターから落ちてみてはいかがでしょう。

第6位:エッチをしたとき(13.6%)

「エッチの真っ最中というよりは、エッチするかも……というシチュエーションでの駆け引きに興奮する」という声や、「冷静にエッチしてたらバカらしくなる。エッチするときは意識的に理性のタガを外して、思いっきり興奮するようにしている」という声も聞かれました。女子にとって、エッチはダイレクトに興奮と結びつくわけではないようです。

第5位:スポーツを見たとき(14.6%)

野球、サッカー、テニスなどなど、その競技自体にさほど興味がなくとも、本気で戦っているアスリートはカッコいいし、接戦を見守る中で、得点が入ったときの歓喜は、「興奮した」という言葉が似合うシチュエーションといえましょう。

興奮したいがためにスポーツを見る、という女子もいます。

第4位:素敵な異性を見たとき(16.4%)

街中で自分の好みど真ん中の異性を発見! あるいは超絶なイケメンに遭遇……。そんなシチュエーションはめったにないだけに、実際に体験すれば、興奮がやみません。ひと目ぼれもこれに当たるでしょう。

脊髄反射的に沸き上がる「うわ、カッコいい!」という意識は、まごうことなき興奮なのです。

第3位:ドキドキする映画を観たとき(27.0%)

サスペンスやホラーなど、緊張感を煽り、視覚効果と音響で心理的に詰めてくる映画は、観ている間、ずっと心拍数が上がりっぱなし。これを興奮ととらえる女子が多く、興奮することの3位にランクイン。

また、恋愛映画でシャイな男性がいよいよ好きな女性に告白するといったシーンや、愛し合うふたりのロマンティックなラブシーンに興奮するという意見もありました。

第2位:いいライブ・コンサートを見たとき(33.2%)

ライブの一体感というのは、体験した人にしかわからない興奮があるといわれています。大好きなアーティストのライブはもちろんのこと、友達に誘われてなんとなく行ったフェスでの会場全体を包み込むような高揚感がすごくて、それ以降、野外フェスにハマってしまったという人も。

第1位:おいしいものを食べたとき(42.0%)

女子が最も興奮するのは、恋愛やエッチではなく、おいしいものを食べたときという結果に。「おいしい!」「幸せ!」「サイコー!」という、興奮の三段活用です。

恋や仕事がうまくいかないときに、「おいしいものでも食べに行こう!」というのは女子の決まり文句。ここには、気持ちをリセットしたいという気持ちと同じくらい、「興奮して嫌なことを忘れちゃいたい!」という感情が込められているのかもしれません。

 

3:男性が日常生活で興奮することランキング!

続いては、男性が興奮することへと移りましょう。こちらも『Menjoy!』独自で集計したアンケートの結果を、ランキングでご紹介します。

第9位:異性に甘えられたとき(8.4%)

異性に甘えられたときに興奮するというのは、女性には見られなかった興奮ポイントです。

異性から甘えられることに、頼りがいのある自分を感じて鼻の穴が膨らむタイプと、「甘えてくるってことは、この後エッチができるってこと……!?」という期待で興奮するというタイプがいました。

第8位:いいライブ・コンサートを見たとき(9.6%)

女性の2位だった「いいライブ・コンサートを見たとき」は、男性では8位。

確かにいいライブを観れば感動・興奮はするけれど、俺にはもっと興奮するものがある、ということですね。いいライブやコンサートへの満足度には、男女で差があるようです。

第7位:ドキドキするような映画を見たとき(12.6%)

女性の3位にランクインしていた映画も、男性は7位という低めの結果に。

ふたりで興奮するためのデートプランを彼氏基準で考えるとすれば、映画はまあまあいい、といえるかもしれません。なぜなら、女子の興奮ベスト10に入った「ジェットコースター」は男性の興奮ポイントのランキング圏外だったからです。

遊園地に行っても、ライブに行っても同じ興奮が得られないのであれば、自分も相手も興奮するんだから映画でも観るか、という消去法としては悪くありませんね。

第6位:キスしたとき(14.2%)

男女ともに、キスは意外と、興奮ランキングの上位には入らなかったという結果に落ち着きました。「キス程度じゃ興奮しない」だなんて、女性慣れしている男性のコメントもありました。

第5位:おいしいものを食べたとき(18.8%)

女性の興奮ポイント第1位に輝いた「おしいいものを食べたとき」は、なんと男性では5位という結果でした。

確かに、おいしいものを食べてテンションが上がり、「おいしい~!」と言っているのは、女性のほうが多いイメージ。逆に男性が「おいしい~!」と興奮している姿は、女子っぽくてかわいいと言われるかもしれませんね。

あ、ジェンダー差別とか、大げさな話じゃないんでスルーしてください。

第4位:スポーツを見たとき(20.6%)

お待たせしました! ようやく男女で合致する興奮ポイントがようやく登場しました。

男性で4位、女性も5位だったスポーツ観戦です。会場に行くのは難しいとしても、スポーツバーやおうちでスポーツを観戦するというデートは、お互いがちょうどよく興奮することができて、きっと盛り上がりそうです。手に汗握る試合展開に興奮したふたりは、前よりもいい雰囲気になっているかもしれません。

第3位:素敵な異性を見たとき(27.0%)

男性の場合は女性と違って、素敵な異性の定義が「胸が大きい」「顔がエロい」など、セックス対象となっているのが特徴的です。

「ただ街中で女性を目で追っただけで、彼女にキレられるのが不満」と男性に言われても、女子がそう簡単に許せないのは当然です。だって、異性を見て性的に興奮しているんですから。女子がイケメンを見てドキドキしてるのとは、かわいさが全然違います。

第2位:異性の裸を見たとき(30.4%)

女性の興奮ポイントランキング圏外だった選択肢が、男性では一気に第2位に! 女性のハダカでドキドキって、中学生かよ!という感じですが、それが男性のリアルなのでしょう。

男性にとって異性の裸は、絶好の興奮ポイントであることは間違いありません。その中でも、ハリがあるのが好きとか、ほどよくたるんでいるのがたまらないなど、好みは人それぞれですが、とりあえず、常に男性の興奮スイッチを意識して、自己ベストを維持するということが大事かもしれません。

第1位:エッチをしたとき(35.2%)

身もフタもない結果といえばそうですが、これが男のサガというものなのでしょう。

結果を見ると、男性の興奮は性と強くつながっているという実態が明らかになりました。女性は全体の13%しか選択しなかった「エッチをしたとき」という選択肢を、男性は35%以上がチェックしているのですから。

 

4:人生で最高に興奮したエッチは?

(1)家のユニットバスで

「ひとり暮らしをしているんですが、ユニットバスなので、バストイレが一緒なんです。で、彼女が俺の家のトイレを使っているときに、なぜか妙に興奮しちゃって……。

彼女が洗面台を使っているタイミングでバスルームに入って、そのままそこでエッチしちゃいました。もともとそんな性癖があるわけじゃないんですけど、なぜか今まででいちばん興奮して……。今でも思い出に残っています(笑)」(Tさん・23歳男性)

(2)汗臭い部室で

「学生時代に、部室に彼女を連れ込んでエッチしたのは、めっちゃ興奮した! 誰かがいきなり入って来るかもしれないし、しちゃいけない場所でしているっていう背徳感と罪悪感もあって。しかもいつも普通に使っている部室だから、なんとなくエロい気分が盛り上がったんだよね……。それにしても、若かったなぁ」(Hさん・28歳男性)

(3)車の中で

「一時期、彼女とカーセックスにはまっちゃって(笑)。

ひとり暮らしだから家に行けば簡単にできるんだけど、狭いうえに、人通りを気にして……っていう不自由さが逆によくて。30分とか1時間かけて人気のない場所を探して……。最高でしたね」(Kさん・21歳男性)

(4)最後までしない関係

「恋人になりそうで、まだはっきりしないくらいの関係の男友達と、イチャイチャして、お互いの体を触ったりはするけど、最後まではしない……みたいな。あれはエロくて、すごく興奮しましたね」(Aさん・26歳女性)

(5)教室で

「大学生の彼氏ができたとき、彼の大学の教室で……っていうのが最高に燃えました! 彼は知り合いに見られる可能性もあるのに、大胆ですよね。そこに私も興奮しちゃって……」(Hさん・26歳女性)

 

5:まとめ

男女それぞれに興奮するポイントは違いますし、その度合いにも差があります。

相手の興奮ポイントを見極め、上手に刺激するスキルがあると関係がもっとうまくいくかもしれません。