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夫婦のアレコレ教えちゃいます!仲良し夫婦の秘訣と夫婦の関係が破綻するとき

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:夫婦の意味って?

夫婦の意味を改めて考える……なんだか哲学的な問いに聞こえてしまいますね。もちろん夫婦とは、辞書的にはこういった意味です。

ふう‐ふ【夫婦】

婚姻関係にある男女の一組。夫と妻。めおと。

(出典:小学館デジタル大辞泉)

つまり、婚姻届を提出して、法律上の婚姻関係にある男女のことです。

でも夫婦ってただ書類や法律上の関係ではなく、もっと深い絆がある感じがしますし、あると良いなって思いますし、あって欲しいですよね!

というわけで、夫婦円満の秘訣や夫婦関係のあれこれについて紹介します。

2:夫婦円満・仲良しの秘訣7

まず始めに、夫婦円満・仲良しの秘訣について見ていきましょう。結婚してからもずっと仲良くしている夫婦に、その秘訣を聞いてみました。

(1)逆らわない

「うちの場合は簡単ですよ。僕は妻に全然頭が上がらないですからね。とにかく逆らわないってことです。逆らっても言いくるめられるし、いいことはありません。妻の言っていることは、95%はいつも正しいんだから、従っていればいいんです。

もちろん僕がしたいことをさせてくれる妻だからこう言えるんですけどね(笑)」(Hさん・43歳男性)

(2)相手は他人と認める

「大事なのって、相手が夫だからって何でもわかってもらえるとか思わないことじゃないですかね。私は以前、夫なんだから私が悲しい気持ちわかってくれるはずなのになんで……とイライラを抱えてたんです。

でも当たり前ですよね。そんなの言わないと伝わらない。それに気づいて不満をぶつけたり、“同じ人間じゃないから仕方ない”って考えるようになったら、さらに仲が良くなりました」(Kさん・35歳女性)

(3)面白がる

「とにかく妻の発想が面白くて。ちょっと天然なんですよね。で、僕はどっちかっていうと常識的なことしか考えられない。たまに突拍子もないことを言ってきてムカッともしますけど、“やっぱこいつと一緒だったら死ぬまで笑い続けるだろうな”って考えると許せちゃう。相手と自分の違いとか考え方の違いを楽しめたら仲良くやっていけると思います」(Wさん・46歳男性)

(4)素直になる

「素直な気持ちを伝え合っていたら、喧嘩をしても、離婚したいとかまで思いつめちゃうことはないと思います。

私も夫も言いたいことは言い合おうっていうタイプなので、ぶつかることも多いけど、そのたびに一緒に乗り越え方を探れています。友達夫婦はお互いの不満を外でしか言ってなくて、今離婚の危機です」(Sさん・40歳男性)

(5)隠しごとはしない

「大事なのって、隠しごとをしないとかそういう簡単なことじゃないかなぁ。僕は妻に隠しごとをしないことを結婚するときに誓って、今もそれを破ったことないです。

隠しごとってするだけで疲れるし、していることを自覚している間は、ずっと相手のこと考えてなきゃいけなくて疲れるでしょ。そんなふうに過ごしてたら、相手のこと嫌いになる理由を自分から作っているようなものじゃないですか。それより、自分の全部を見せても大丈夫な相手だって信じると、楽に夫婦生活送れますよ」(Mさん・36歳男性)

(6)適度に息抜きする

「私は夫といっしょにいすぎて疲れたり、夫のこと嫌いになりそうって感じたりしたら、ちょっと距離を置くことでまた好きって気持ちが戻ってくるのを待ちます。

別に浮気するとかじゃなくて、趣味に没頭したり、友達と飲みに行ってストレス発散を外でしたりとか。そうしているうちに夫とゆっくり過ごしたいなぁって気持ちがまた戻ってくるって感じです」(Yさん・35歳女性)

(7)甘やかし合う

「僕らが仲良くいられるのは、お互いに甘やかし合うからでしょうか。だってふたりとも仕事してたら外では頑張らないといけないことも多いし、気を遣い続けて疲れるでしょ。で、家の中でもお互いに完璧に何かをしようとか考えたら疲弊しちゃいますよ。

だから“僕たちすごい!”って甘やかし合います。ふたりで体洗いっこしたりとか、マッサージしあったりとかもします」(Fさん・42歳男性)

3:夫婦円満の秘訣ランキング!

『Menjoy!』過去記事「夫婦円満の秘訣ランキングTOP5!“夫婦円満の秘訣”名言と夜のアドバイス」で、夫婦円満の秘訣をランキング形式でお伝えしました。

その結果は、第1位が「会話」、第2位が「許す心」、第3位が「思いやり」、第4位が「ユーモアを忘れない」、第5位が「理想像を押しつけない」でした。

冷めている夫婦かラブラブな夫婦かって、会話があるかないかで見ていてもわかったりしませんか? 電車の中でも楽しそうに会話している夫婦なら、まだまだ愛が感じられます。

いくら夫婦になったからって相手の気持ちが100%わかるような超人になれるわけではありません。会話によってコミュニケーションをとり続け、相手が多少嫌なことをしても許し、相手が嫌がることはしないという思いやりが大事ですよね。

4:夫婦生活はいつまで?

夫婦生活っていうと、言葉のままの“夫婦としての生活”という意味の他に、性生活を指す言葉としても用いられますよね。この夫婦生活っていったいいつまでするものなのでしょうか?

こちらは『Menjoy!』の「夫婦生活っていつまで?頻度と年齢を大公開!苦痛な場合の対処法も」の記事で紹介しています。

「パートナーといつまでエッチをしたいか」というアンケートの結果では、男女24.2%が3「5~39歳くらいまでしたい」と答え、次いで20.6%が「45~49歳までしたい」と回答しました。

大体30代から40代で終わりにしたい男女が多いのかと思いきや、第3位の19.9%の男女は「60歳以上でもしたい」と答えていました。いつまでなんて期限は設けずに、できるものならどちらかが死ぬまででもしたいと考えている夫婦も意外と多いのかもしれません。

セックスレスのカップルや夫婦も増えている中、こんなふうに何歳になっても仲良くいられるのって幸せですよね。

5:夫婦関係が破綻するときと修復法4

では、夫婦関係が破綻するってどういうときを言うのでしょうか? 離婚問題として扱われる意味での破綻の場合は、長期間の別居やどちらかの不貞の事実などが必要なようです。

そこまでは行っていなくても、もう関係が終わっているな……と感じることもありますよね。そんな夫婦の破綻と修復法を紹介します。

(1)どちらかの不貞行為

わかりやすい破綻の状態は、夫か妻のどちらかが別の人と肉体関係をもついわゆる不倫状態にある場合です。相手がなぜ別の異性を求めたのかを知ることで、関係修復をはかれるかもしれませんが、ここまでくると離婚を求めたほうが良い場合も多いですよね。

(2)セックスレス

最初に「夫婦生活=性生活」としても使われると説明したように、セックスレスが長く続くことも破綻だと感じるかもしれません。この場合は、お互いに刺激がなさすぎることが原因のことも多いです。

子どもができて「子どもの世話ばかりで、ふたりでデートなんていつ行ったか忘れちゃった……」なんていう状態なら、まずはふたりきりの時間を作って久しぶりにムードのあるお店へデートに出かけてみてはいかがでしょう。

(3)会話がない

家で一緒に過ごす時間はある程度あるけれど、会話が全然ない夫婦もいますよね。それでお互いに居心地が良いのなら問題にはなりませんが、話を聞いてくれないなどの不満を持ってしまうことも多いでしょう。

その場合には、まず相手に素直な気持ちを伝えてみるのが良いでしょう。ここで感情的に「どうして話を聞いてくれないの?」などと責めないようにするのがポイントです。ちょっと甘えた雰囲気で、「話したいことがある」とか「もっと色々話がしたいな」などと気軽な感じで話しかけてみてはいかがでしょう?

(4)共通の趣味を探してみる

夫婦なはずなのに、一緒にいる時間が短く、共通の話題がなくて冷めきっている気がする……。そんなときは共通の趣味を探したり、一緒に新しいことをふたりで一緒に始めてみるのも良いでしょう。

ただ時間が経って関係がマンネリ化していただけならば、共通の趣味を通して出会った頃のように一緒に過ごせる時間が増えますよ。

6:夫婦関係を相談したいなら?

夫婦の間の問題ってさまざまなものがありますが、もし問題が起こったらどこに相談しますか?

まずは自分の親や親友など近い人で信頼できる人に相談してみるのが良いでしょう。ですが性生活のことやメンタル面でのことなど、人に言うのが恥ずかしかったり相談するのに躊躇してしまう場合もありますよね。

そういうときには、離婚関係や性生活関係を専門にしているカウンセリングや相談窓口に頼ってみるのも良いでしょう。

夫婦関係の修復や離婚相談などを取り扱っている場所は多いので、まずはメールや電話で話すだけでも心が整理できるかもしれませんよ。

7:夫婦関係を綴ったブログ

今は誰もが簡単に自分のブログを持つことができるので、友達同士では話せないような夫婦の性生活を語ったブログも多いです。

セックスレスに悩んでいる夫のブログや、産後の夫婦関係に悩んでいる妻のブログ、不倫をしている男女のブログなど内容は本当に多岐にわたります。

もし夫婦関係で悩んだら、自分と同じような状況に置かれている人のブログを探してみてもいいかも。同じ心境な人がいるとわかるだけでも勇気づけられますし、あなたの悩みの解決の糸口が見つかるかもしれませんよ。

8:夫婦関係はいろいろ……

夫婦と言っても、関係性はそれぞれ違いますよね。すごく仲が良くて毎日のスキンシップは欠かさないという夫婦もいれば、同じ家に住んでいながら会話がひと言もない夫婦もいます。

他人同士が一緒に暮らしているのですから、喧嘩したり相手に対して不満を持つのは仕方のないこと。どういう夫婦でいたいのかの理想を考えて、その理想に向けて自分から働きかけ続けることが夫婦円満のコツかもしれません。