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借金のある相手との結婚ってアリ?結婚の前とあと、気づいたときにすべきこと

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

目次

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1:借金のある人と結婚できますか?

今回、20〜40代の未婚女性194名に「借金のある人と結婚できますか?」というアンケートを実施しました。結果は以下のとおりです。

できない・・・121人(62%)

完済の目処がたっているのならできる・・・69人(36%)

気にしない・・・4人(2%)

6割以上の人が、「借金をする人とは結婚は不可能」だと答えました。理由や金額以前に、借金を抱えるという境遇になったこと自体が結婚相手として相応しくないと考えるようです。

一方「気にしない」と答えた人はわずか4人。借金は結婚するにあたって大きなハードルと言えそうですね。

2:借金がある…結婚するとバレる?

借金を抱えていることを相手に告げずに結婚、という方法もないわけではありません。これから家族となる人に秘密をもって結婚するのはどうかと思いますが……とにかく、借金を内緒にして結婚した場合、どのようなことになるかを考えてみましょう。

(1)結婚すると借金はバレる?

結婚し、同じ家で暮らしていくとこれまでバレなかったものもバレてしまう可能性が高まります。まずはカードローンなどのローン専用カード。所持しているのを見られたら、一発で借金がバレます。

また、明細や督促状などが郵便で届いたり、なかには電話がかかってきたりすることも。パートナーがポストをあけたときに見覚えのない会社名の封筒が……というパターンも考えられますね。

(2)借金があることを言わずに結婚するデメリットは?

隠しごとをしたまま結婚するわけですから、真実があきらかになったときにはパートナーからの信頼を失うことは確実です。これは、借金があることを気にしない人でも同じ。

借金をしてしまうまでにはいろいろと事情がある場合もありますが、隠して結婚するのは相手を信用していないか、結婚相手のことを軽視しているのと同じです。ときには、理由があって抱えてしまった借金よりも、隠して結婚した事実のほうが大きな問題となる場合もあります。

3:結婚前に莫大な借金が発覚!どうやって乗り越える?3つ

結婚相手にけっこうな額の借金があることがわかったとき、どうしますか。結婚まで考えた人と簡単に別れるのは難しいですし、可能ならふたりで借金を乗り越える方向で考えていきたいですよね。どのようにして対処すべきでしょうか。

(1)借金の理由や額を正直に話してもらう

借金を抱えている理由はさまざま。ギャンブルや遊ぶ金欲しさの借金から、学費や生活費のためにという場合もあります。乗り越えていきたいなら、まずは借金をすることになった理由や借金額、現在の返済額や返済計画などを細かく話してもらいましょう。

嘘をついたり、曖昧に濁したりするのなら彼自身信用できる人ではないと判断できます。また借金の額が尋常ではない場合は、将来のことも考え結婚するかどうかを改めて考えても遅くはありません。

(2)結婚にまつわるイベントを少し先送りにする

半年や1年など短い期間で返済できそうな額なら、結婚式や新婚旅行、住宅の購入、子どもをもつタイミングなどを少しだけ先に伸ばし、先に借金を返済するのもいいかもしれません。

無理して結婚し、諸々の費用で借金返済ができず額が嵩んでしまったり完済が先送りになったりするのは避けたほうがいいでしょう。

(3)結婚後のルールを決める

パートナーの借金だからパートナーが責任をもって借金を返していくのか、それとも結婚したのだからふたりの収入から借金を返していくのか。結婚後の返済について話し合っておきましょう。

曖昧なまま結婚すると、知らないうちに相手の借金に苦しめられることになりますし、共通の生活費から借金返済ということになれば、生活を切り詰めていかなければならなくなります。

いずれにしても、明確なルールを決めないとトラブルの元。取り返しのつかない状態になり「やっぱり借金のある人と結婚したのが失敗だった」と後悔してしまいかねません。

4:結婚後に借金が発覚…離婚せず乗り越える方法3つ

結婚後、相手の借金が発覚。信じていた人に裏切られた気分になりますが、嘆いていても借金は返済できません。せっかく結婚したのですから、離婚せずに続ける方向で返済方法を考えていきたいですね。

(1)返済計画を立てる

借金があることは残念ですが、車や住宅、教育ローンと同じで、返済できるようスケジュール立てていけば問題はありません。

月いくらずつ返済し、何年何か月で返済できるのかを確認します。完済のタイミングがわかれば、その日まで節約や生活の工夫をしながら頑張って暮らしていけばいいだけ。数年単位になるかもしれませんが、離婚せず夫婦で乗り越えていくと決めたなら完済まで頑張りましょう。

(2)収入を増やす

転職や、妻が専業主婦の場合はパートに出るなど、今より少し収入を増やす方法を考えましょう。生活が変わることは不安ですし戸惑いもあるでしょう。しかし、離婚せず乗り越えるためです。借金返済が終わるまでと期間を決めてみるのもいいかもしれません。

(3)支出を減らす

生活の中で見直せる部分を探してみましょう。携帯は大手キャリアから格安携帯に替える、電気代のプランを見直す、インターネットはより安い会社に乗り換える、保険のプランを見直すなど、わずかな額でも毎月、毎年となると大きな額になります。

5:借金があるけど結婚をしたい…結婚前にやるべきこと3つ

借金を抱えていると結婚に踏み切れないでしょう。パートナーにも迷惑がかかるし、マンションを買ったりや子どもをもったりという選択もできないかもしれません。結婚前に見直すべき部分ややるべきことを考えてみました。

(1)返済計画を見直す

繰上げ返済やローンの借り換えなど、結婚前に返済できるような方法を考えてみましょう。結婚すると何かとまとまったお金が必要になりますし、そもそも借金があると結婚後に住宅や車を購入したい場合ローンが組めないことも考えられます。

できるだけ結婚後に借金を持ち込まないようにしたいですね。

(2)支出を見直す

お金の使い方に上手になっておきましょう。外食ばかりしていては出費は嵩みますし、趣味に費やすお金も年間を通して計算すると大きな額になることも。結婚するとお金もかかりますし、今から上手に節約する習慣をつけて、できるだけ余裕をもった返済をしたいものです。

(3)ライフプランを考える

現在の収入で、毎月借金を返済しながらいくら貯金できるのか、いつ返済し終えるのか、10年、20年単位でライフプランを考えてみましょう。

はっきりとした金額や完済時期がわかっていないと不安で結婚に踏み切れないかもしれませんが、具体的な数字に起こして考えてみるとより自分の置かれている状況を理解できます。数年後に完済できそうなら、そのタイミングで結婚や出産の計画をしてみるとよいかもしれません。

6:借金は、金額よりも理由のほうが大事かも……

ギャンブルや無計画な借金、騙されて抱えた借金なら本人の人間性や危機管理能力に問題があると考えられるかもしれません。しかし、奨学金や家庭の事情での借金など、本人が問題ではない場合も。借金の額が大きいと不安になりますが、借金を抱えた理由をしっかりと聞いた上で、結婚を視野に入れたいですね。