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二回目の告白で成功するには?成功と失敗から学ぶ二回目の告白方法
月島もんもんM.Tsukishima
目次
隠す1:二回目の告白の成功率は…?
意を決して告白したものの、あえなく撃沈……。とても悲しいですし、普通であればつらい過去はなるべく早く忘れたいもの。しかしどうしても諦めきれないとしたら、もう一回チャレンジしたくなるのも心情。
しかし一度断られているわけですから、二回目の告白をするというのは、相当の勇気がいるものです。
そこで今回『Menjoy!』では、男性500人、女性500人の計1,000人に、「二回目の告」に関するアンケートを実施しました。
それによると、「二回以上同じ異性に告白をしたことがある」と回答した人は、男性では107人(約21.4%)、女性では90人(約18.0%)いました。
また、二回目以降の告白で成功したという人は、男性で57人(約53.3%)、女性で34人(約37.8%)いました。その成功のタイミングの内訳は以下になります。
【男性】
二回目・・・約37.4%
三回目・・・約10.3%
四回目・・・約3.7%
五回目・・・約0.9%
それ以上・・・約0.9%
成功していない・・・約46.7%
【女性】
二回目・・・約25.6%
三回目・・・約11.1%
四回目・・・0%
五回目・・・0%
それ以上・・・約1.1%
成功していない・・・約62.2%
男性では半分以上、女性でも4割近くが、複数回の告白で成功した、という事実が判明。これは、なかなか多いと言えるのではないでしょうか。
それでは、二回目以降の告白を成功させるにはどうしたらいいのか、その秘訣とは一体なんなのでしょう。次節から見ていきましょう。
2:二回目の告白を成功させた女子から学ぶ二回目の告白タイミング7
二回目以降の告白を成功させるコツはあるのでしょうか。街で成功エピソードを聞いてきましたので、ご紹介します。
(1)相手がフラれたあと
「一回目に告白したときは、相手に彼女がいたんですよね。それを知らずに告白してしまって玉砕しました。で、二回目の告白は相手が別れたときを狙って。やっぱりタイミングが大事ってことですね」(Nさん・25歳女性/総務・人事・事務)
人によっては、相手に彼女がいることを知っていて、付き合えないとわかっていてもダメもと、あるいは「気持ちの整理をつけるため」に告白することもあるでしょう。しかし、焦りすぎは禁物。相手のタイミングを見計らうのも大切です。
(2)仕事が落ち着いて
「私の場合ですけど、一度目のときは相手が仕事忙しくて“今は恋愛をする気はない”って言われて、フラれちゃったんですよね。それで仕事が少し落ち着くのを待ちました。それも、一か月とか二か月とかではなく、一年くらい待ちましたね」(Dさん・27歳女性/研究・開発)
“今は恋愛する気がない”と振られたあと、すぐに別の子と付き合ってた……なんていう話も恋愛あるあるですが、本当に仕事などが忙しすぎて、恋愛をしている余裕がないということも。本当に忙しいのかどうか、自分のことを憎からずは思っていてくれているのか、彼の周辺などに探りを入れてみることをおすすめします。
(3)自分を知ってもらってから
「一度目の告白のときは、それこそひと目惚れだったんですよ。気持ちが舞い上がっちゃって、まだたいして仲良くもない状態で告白したんです。で、“よく知らないし付き合えない”って言われて……。そりゃそうですよね。
でもそれから友達になってもらって、自分のことを知ってもらえるように時間をかけました」(Tさん・24歳女性/金融関係)
自分は相手のことが好きでも、アピールをしていないと相手にはまったく伝わっていないなんていうこともあります。相手のことを知ることも大切ですが、相手に知ってもらうことも大切です。
とはいえ、時間をかけすぎても相手が飽きてしまいます。ある程度ふたりで食事をするなどしたら、「私のこと、どんな人間かわかった?」と、ちょいちょい確認しながらタイミングを計りましょう。
(4)20歳になったとき
「私は高校生のころに、24歳の男性を好きになったんです。でも、その相手には“二十歳になっても気持ちが変わらなかったまた来い”って言われて、フラれたんです。だから、3年くらい待ちました。
で、“二十歳になったから来たよ!”って伝えたら、“マジかよ”って驚いていましたけど、OKしてもらえました」(Aさん・22歳女性/学生・フリーター)
年齢差を理由に、相手にしてもらえないこともあります。もし、ある程度大人になってから二回目の告白しに行ったならば、相手への思いの強さを伝えられるでしょう。「ずっと待ってくれていたって知ったらやっぱり嬉しいですよね」という男性の意見も紹介しておきます。
(5)一度目は作戦のうち
「私の場合は一度目の告白は、フラれることを想定していますね。だからフラれても気にしないです。告白することで意識を引くことが重要。で、ある程度意識してくれてるなって思ったら、少し引きます。そうすると揺さぶりをかけられるから、そのときの相手の様子を見て、一気にアプローチをかけるんです」(Yさん・27歳女性/企画・マーケティング)
「一度目の告白はアプローチのうち」という強者もいました。彼女の言うように、もし恋愛対象に入っていなかった場合、まずは意識をしてもらうことが大切です。また彼女は「二回目でダメなら三回目」といったように、その都度アプローチや距離感を変えて、複数回トライするのだとか。この作戦においていちばん重要なのは、「相手にしつこいと感じさせないライトさ」だそうです。
(6)何度もアプローチ
「私はタイミングとはかまったく考えず、ただがむしゃらにアプローチをしていましたね。毎日“好き! 付き合ってよ!”って言っていました。だって好きなんだから、しょうがないです。
そうしているうちに、こっちの仕事が忙しくなって、全然話せない時期ができてしまって。そうしたら、相手から声がかかるように。そこでまたアプローチですよ。そしたらついに“分かったよ”って言ってもらえました」(Wさん・26歳女性/コンピュータ関連技術職)
毎日のように言い続けるという作戦。「今まで好き好きと言ってきてた子が、いきなり言わなくなると、気になっちゃいますよね」という男性の意見がこの作戦の切れ味を物語っていますね。押して押して押して引く。これがポイントでしょうか。
(7)目標を達成した瞬間
「相手が趣味でサッカーをやってるんですけど、地区大会で優勝したときを狙って告白しました。一度目は普通のタイミングでいってダメだったんで、二回目は相手のテンションがすっごい高いところにぶつけてみたんですよ。そしたら、勢いを味方につけられてOKがもらえましたね」(Sさん・24歳女性/公務員)
人の気分というものは、その日によって違います。普段なら絶対にOKしないようなことでも、365日のうちの1日くらいは、OKをしてしまう気分になることだってあるでしょう。その瞬間を狙うというのも戦略のうち。1年かけてダメなら2年かけてといった感じで、粘り強さが勝利を収めることもあるはずです。
3:二回目の告白でもNGだった女子の反省エピソード5
一回目の告白でダメでも二回目の告白で成功すればいいですが、二回目でもうまくいかないことだってあるはずです。そんな人たちに何がダメだったのかを聞いてみました。
(1)焦りすぎ
「ちょっと焦りすぎましたかね。私のほうが舞い上がっちゃって、向こうのタイミングも気持ちも、ぜんぜん考えてなかったんですよ。それで何度も告白したもんだから、“自己中な人”って思われちゃって、恋愛対象外って感じです。下手こいた~」(Uさん・29歳女性/広報・宣伝)
焦りすぎは禁物です。あまりにもしつこいアプローチをしていると“ストーカーもどき”と思われてしまうこと。やはり何度もアプローチをするわけですから、メリハリをつけたほうがいいでしょう。
(2)いい人ポジション
「告白したけどダメで、でも諦められなかったんですよね。だから、友達として相手の相談とかいろいろ聞いて、人間関係を構築していこうと思ったんです。そうしたら、いつしか恋愛相談までされるようになっちゃって。
いい人ポジションに収まっちゃっいました。最終的にはその彼から“きょうだいみたい”って言われちゃいました」(Hさん・25歳女性/デザイン関係)
恋愛で“いい人ポジション”に収まってしまうと、恋愛対象外になってしまうというのはよく聞く話。ファミレスや大衆居酒屋などで会うことが多くなっていくというのは、危険かもしれません。ときにはイルミネーションを見に行くようなデートをして、女性としてのアプローチをしたいところ。
(3)ヨリは戻せない
「一度告白して付き合ったことのある相手で、二年くらいしてフラれたんですよ。でも、すっごい好きだったから諦めきれなくて。“ヨリを戻したい”って告白したんですけどダメでした。“今までうまくいかなかったじゃん”って言われて、全然、歯牙にも掛けられない感じで」(Oさん・23歳女性/営業・販売)
男性は、一度経験して「ダメだった」と結論づけたことを「今度はうまくいく」とはなかなか思えない生き物です。ヨリを戻したいと思ったら、変わった自分の姿をアピールして「これならうまくいく」と相手を納得させなければならないでしょう。しかし、なかなかそれも難易度が高いようです。
(4)元カレの知り合い
「当時付き合っていた人がいたんですけど、別の人を好きになってしまったので、別れてから告白したんです。一度目は“別に好きな人がいる”ってことで断られたんですけど、二回目に告白したときに“君の元カレ、俺の友達なんだ。友人の元カノとは付き合えない”って言われて。撃沈しましたね。まぁ私も、友人の元カレとは付き合いたくないので納得です」(Aさん・29歳女性/コンサルタント)
多くの男性は友情を大切にします。よっぽどのクズタイプか、その女性に運命を感じるようなことがない限り、「親友の元カノと付き合えるか」という質問には、ほとんどの男性が「付き合いたくない」と答えるのではないでしょうか。少なくとも筆者は「気にせず付き合える」と答えた男性を知りません。筆者の友達は、みんないいやつなんですよね。
(5)別の人に告白していたことを知られて
「彼に告白する前に、別の男性を好きになって、告白したことがあったんですよ。その後、彼にひと目惚れして、その人のことしか考えられなくなったんです。でも、前の人に告白してから1か月しかたってなくて、そのことが知人伝いでその人にバレて、“誰でもいいから付き合いたいんだな”って思われてしまったたみたいなんです。たまたま期間が短かっただけだから、超ショックなんですけど……」(Mさん・21歳女性/学生・フリーター)
彼女のように、別の人に告白してからの期間が短いと、「軽い女」と思われてしまうこともあります。また、彼氏と別れてすぐに告白するというのも危険かもしれません。相手のタイミングを計ることも大切ですが、自分のタイミングを計ることも大切なようです。
4:一度の告白で諦めてしまうのはもったいない!
今回は二回目の告白に関することをテーマにお送りしました。データからみても、一度きりの告白で諦めてしまうというのはもったいないことと言えそうです。
男性なら実に5割くらい、女性なら4割くらいの確率でOKをもらえるのですから。気持ちが変わらないなら、アプローチを続けてみることをおすすめします。