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同居を断りたい…でもその後も仲良くしたい!例文と断った後にすべきこと

松田優

松田優Y.Matsuda

目次

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1:義両親から同居をもちかけられたらどう断る?

義両親から同居をもちかけられて、きっぱり「イヤです」と言える人はなかなかいないでしょう。断りたいけれど気分を害されたくない、かと言って、いい顔をして同居の流れになってしまうのも困る……もどかしいジレンマですよね。

同居に関することは、その後の関係にも影響を与えかねないデリケートな問題です。うっかり本音を言ってしまって後悔することがないように、波風を立てずによい関係を保ったまま、上手に同居を断る方法を考えておきましょう。

2:義両親との同居を断る本当の理由5つ

感情的にならず、落ち着いた状態で同居を断るためには、まず自分の気持ちを整理しておく必要があります。なぜ、同居をしたくないのか。その理由は、大きく分けてこの5つが挙げられるでしょう。

(1)義両親が好きではない

どれだけ結婚相手を愛していても、相手の両親もとなると話は別。人柄やものの考え方、相性が合わないことがあって当たり前です。「好きでもない人に気を遣いながら生活するなんてまっぴら」と思うのも無理はありません。

同居のデメリットはさまざまなものがありますが、何よりも障害となるのが気持ちの問題。なぜイヤなのか、を突き詰めていった結果、なんだかんだ言って、結局のところ「義両親のことが好きではない」という本音に気づく人も多いでしょう。

(2)価値観が合わない

たまに会うくらいの関係であれば、多少の価値観の違いにも目をつむることができても、同居となるとそうはいきません。家事、仕事、金銭感覚、近所付き合い……ありとあらゆる面で、価値観が合わないことに直面していかなければならないのです。

特に、ジェネレーションギャップの溝を埋めることは難しく、まったく理解し合えないことも出てくるはず。価値観が合わないことは、生活を共にする上で決定的なデメリットと言えるかもしれません。

(3)他人同士が一緒に暮らしてうまくいくはずがない

自ら選んだ結婚相手とですら、喧嘩やすれ違いが起こるというのに、世代も考え方も違う義両親との生活で揉めごとが起こらないはずがないですよね。

戸籍上の繋がりができたとしても、本当の家族として向き合うには長い時間を要するもの。まだまだ他人同士に過ぎない間柄のうちから一緒に暮らしても、円満にいくとは考えにくいでしょう。

(4)夫と新しい家族を築きたい

「結婚は家同士の繋がりである」という考え方は、もう過去のもの。「相手の家族に入る」という意識をもつ人は少なく、夫と妻がふたりで新しい家庭を築き上げていく、という考え方が浸透しています。

そして、義両親と同居をするとなれば、ふたりだけの家庭を作ることが難しくなるのは明白。「結婚生活を邪魔されたくない」と思う気持ちになっても無理はありません。

(5)教育上、子どもを甘やかされたくない

おじいちゃんおばあちゃんは、「孫かわいさ」からつい甘やかしてしまいがち。夫婦の教育方針と意見が食い違っても、なあなあで済ませようとすることもあるでしょう。

食事の前におやつを与えたり、何でも買い与えたり……年に1、2回であれば許すことができても、毎日となるとうんざり。孫を甘やかすことが目に見えている状態で、同居に積極的になる人などいないでしょう。

3:同居を断るには?角が立たない例文3つ

角を立てず、恨みを買わず、それでいて自分の意見をはっきり言う。同居を断る際に参考にできそうな例文をみていきましょう。

(1)夫とふたりで頑張ってみたい

「お気持ちは大変嬉しいのですが、ふたりで立派に家庭を作ることがお父さんお母さんへの親孝行だと思っています。夫とふたりで頑張ってみたいので、見守っていただけないでしょうか」

「自分たちの家庭を作ること」への気概を見せるのは効果的です。頑張りたいと言っている相手に「頑張る必要はない」とは言いにくいもの。「じゃあ、ふたりで頑張ってね」のひと言を引き出すことができるよう、訴えてみましょう。

(2)義父母は好きだが、自分が甘えてしまうのが目に見えている

「大好きなお父さんお母さんと一緒に暮らすことができたら楽しそうだなとは思うのですが、私がどうしても甘えてしまうのが目に見えているんです。●●さんのためにもだらしない嫁になりたくないので、このままの生活を続けてはいけないでしょうか」

同居を体よく断るためであれば、「嘘も方便」です。ときには自分を下げてでも断る理由に説得力をもたせましょう。「甘えていいのよ」と言い返された場合は、「お父さんとお母さんには穏やかな余生を暮らしていただきたい」といった風に、相手への気遣いを伝えるのも好感度が高いでしょう。

(3)夫の兄弟が実家に帰りにくくなるのが心配

「お申し出は大変ありがたいのですが、お兄さんや妹さんにとっても大切なお父さんお母さんですから。私たちがいることで皆さんが遊びに来にくくなっては申し訳が立ちません」

同居を実現させたいがあまり、ほかの兄弟の都合に目が向かなくなってしまう人も少なくありません。御両親に視点を変えてもらえば、「同居はメリットばかりではない」と気づいてもらうことができるはずです。

4:夫が義父母との同居を希望しているときの対処法5つ

夫が同居を希望している場合は、説得がより困難なものとなると覚悟すべき。夫婦関係にまで亀裂が入ってしまわないよう、感情的になりすぎず、冷静に話を進めていきましょう。

(1)近所に引っ越すことで妥協してもらう

ひとつ屋根の下に暮らす、いわゆる完全同居はなんとしても回避したいところ。まず妥協案として近所への引っ越しを提案してみましょう。同市内、同区内、同町内……徐々に範囲を狭くして、お互いの妥協点を探ります。

感情論だけで説得するのではなく、利便性や子どもの学校区のことなどを踏まえ、現実的なメリットデメリットをリストアップして淡々と話し合いましょう。

(2)ふたりで新しい家庭を築きたい気持ちをわかってもらう

夫の感情面に訴える作戦として「愛するあなたとふたりの生活を築きたい」という気持ちを前面に出していきましょう。「義両親と暮らすのが嫌」ではなく、「あなたとふたりの生活を築きたい」というポジティブな方向へシフトすれば、夫としても悪い気はしないはずです。

理想の暮らしを具体的に挙げながら、義両親と一緒にではその生活が実現しづらいということもきちんと伝えましょう。

(3)妻側の実家で同居した場合を想像してもらう

結婚の形が多様化している時代ですが「女性が男性側の家に入るもの」という意識はまだまだ根強く残っています。そのため、夫は「妻側の実家での同居」を想像すらしたことがない人も意外と多いものです。

立場を逆転して考えることで、同居が簡単なものではないことはわかってもらえるはずです。

(4)「義父母をずっと好きでいるために別居したい」と言う

同居を拒否すると「俺の両親が嫌いなのか」と誤解してしまう人がいるのも確かです。あらぬ疑心を抱かせないためにも、先手を打っておくべき。

「いまはお父さんお母さんのことが大好き」、だからこそ「生活する上で合わない面があることを知りたくない」と訴えてみましょう。逆に「大好きなお父さんお母さんに私の嫌な面を見せて嫌われたくない」という方向からのアプローチも効果ありです。

(5)同居から離婚に至った実例を詳細に伝える

女性は、友人や知り合いから同居の苦労話を聞いている場合が多いのですが、男性はそういった話題に触れる機会があまりありません。同居がもたらす弊害を、具体的に知らないことも多いでしょう。

ネットなどの聞きかじりではリアリティに欠けるため、友人や知り合いの話ができればベスト。本人を交えて話すことができれば、よりいっそう説得力が増すでしょう。

5:同居を断っても良好な関係を続けるためにしたいこと5つ

同居を断った後は、アフターフォローが大切。夫の家族と平和な関係を維持するために、気遣いを欠かさないようにしていきたいものです。

(1)頻繁に遊びに行く

子どもが結婚することは、喜ばしいことである反面寂しいものでもあります。だからこそ、同居の話が出ると言えなくもありません。御両親の気持ちを汲んで頻繁に遊びに行けば、ある程度寂しい気持ちも解消されます。

「結婚をして家を出ても関係は安泰である」という安心感をもってもらうことで、わだかまりも消えるはずです。

(2)一緒に出かける

一緒に行楽に行ったり、食事をしたり……結婚後も交流をもつことで、縁は切れないことをアピールすできます。同居をしていないことへの不満ではなく、適度な距離感で心地よい関係を築くことができる状態に目を向けてもらうことで、円満な状態を維持できるはずです。

(3)料理を教えてもらう

同居をしたらお嫁さんと一緒に料理をしたい、という夢を抱いているお姑さんも多いものです。おふくろの味を学ぶ、というと少々時代錯誤な表現かもしれませんが、夫の好みを教えてもらうのは悪いことではありません。

世代によって素材や添加物、味付けに対する考え方が違うこともありますが、人生の先輩の言葉として適度に受け流しましょう。

(4)何かあったらすぐに駆けつける

同居を断ったことが負い目となってしまわないように、いざというときには駆けつけるという姿勢を見せるのも大切です。病気やケガのときは当然のことながら、インターネットやスマートフォンの使い方といった身近なことから気にかけていくのもいいですね。

(5)夫とふたりで仲良く暮らしていることを報告する

男性は、結婚をして家を出た途端、自分の家族と疎遠になってしまうことも少なくありません。「息子夫婦がうまくやっているかすらわからない」と不安に思われないよう、ちょくちょく仲良く暮らしていることをアピールしておきましょう。

最近ではスマートフォンを使いこなすことができる人も多いので、より手軽に報告ができるはずです。

6:まとめ

同居をするか否かは、その後の人生を左右すると言ってもいい重大な問題です。うっかりいい顔をして了承してしまったばかりに、一生後悔することになると言っても大袈裟ではありません。

義両親世代からすれば「当たり前のこと」であり、「よかれと思って」声を掛けている場合も多いため、なおさら断りにくいもの。まずは夫婦でしっかり話し合い、意見の食い違いがないようにしておきたいですね。