恋のなやみに効くメディア

飽きっぽい性格は短所?もしかして長所?飽きっぽい人の恋愛・仕事の傾向

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

隠す

1:飽きっぽい性格って長所なの?短所なの?

自分って飽きっぽいなぁという自覚がある人や、付き合っている恋人が、飽きっぽいと思っている人であれば、きっと、じっくりと物事に向き合えないし、熱しやすくて冷めやすいその性格を、短所としてとらえている場合が多いのではないでしょうか。

しかし「飽きっぽい」に限らず、どんな性格も、短所と長所とは表裏一体と言われます。ですので、“飽きっぽい性格”も、短所になることもあれば、長所になることもあるでしょう。

 

2:飽きっぽい人の恋愛傾向・特徴5選

ではまず、飽きっぽいと言われる人にありがちな恋愛傾向にまつわる特徴から! こんな傾向が強い人は「飽きっぽいよね〜」と人に言われてしまいます。

(1)熱しやすく冷めやすい

「飽きっぽい」と言われる人は、感情が熱しやすく冷めやすい面は否めません。

「あの人、理想の感じ!」や「あの子、最高だよな!」と出会って間もない相手に熱烈な恋をしたかと思えば、しばらくするとすぐに熱が冷め、また別の人に興味が向いている……なんてことも「あるある」です。

(2)相手が振り向くと冷める

相手が振り向くまでは熱心に追いかけていても、ひとたび相手が自分を好きになると「なんかつまんない」と感じてしまいやすいのも、飽きっぽい人にありがちな恋愛傾向。

恋に恋しているような性分もあるので、手に入ると飽きちゃう傾向があります。

(3)恋愛サイクルが早い

ひとりの相手とじっくり向き合わずに、次から次へと恋愛の相手を変えてしまうのも、飽きっぽい人にありがちな恋愛傾向です。

恋愛サイクルがやたら早く、特定の相手との関係構築を急いだかと思えば、あっという間に破局……。周囲が驚くほどのスピードで恋愛を楽しむ人もいますよね。

(4)惚れっぽい

飽きっぽい人には、惚れっぽい人も多いです。

それが影響して、相手のことをよくわからないうちに「好きかも?」または「好き!」となることから、相手をよく知った途端に「やっぱ、思ったような人じゃなかった」と冷めるパターンも多いです。

これが、周りからすると「飽きっぽい」という評価になっているケースがたくさん見られます。

(5)刺激のない関係が苦手

刺激のある恋愛なら、のめり込んでも、安定した穏やかな恋愛となると「つまんない」「なんか違う」などと言い始めるのも、飽きっぽい人の特徴。

確かにまったく刺激がない関係性だと、同じような出来事の連続になってくるので、途中で「飽きちゃった」となっても、無理はないのかもしれませんが……。

飽きっぽい人ほど「自分たちの関係には、刺激がない」と感じやすかったりします。

 

3:飽きっぽい性格の人の仕事の傾向・特徴5選

続いては、飽きっぽい性格の人の仕事に関する傾向や特徴を5選紹介しましょう。

(1)転職が多い

飽きっぽい人ほど、長く同じ仕事に従事するのが苦手です。

そのため、必然的に転職が多くなる傾向もあります。

最初のうちは「これぞ、天職!」と思って始めても、やっていくうちにだんだんと「なんか違う」などと言い出し、「やっぱり、この仕事は向いてないかも」と思って、別の仕事を探し始めるパターンも多いです。

(2)仕事への不満が多い

飽きっぽい人ほど、目の前の仕事に飽きてしまうことから、仕事への愚痴や不満が増える傾向もあります。

「つまんない」「やってられない」「バカバカしい」などともっともらしく言いつつ、単にその仕事に飽きているだけ……というケースも多々あります。

(3)広く浅い知識に長けている

飽きっぽい人は、とかくいろんなことに手を出しがちです。

そのため、仕事に関する知識に関しては「広く浅い」傾向も強いです。

いろんなことを知ってはいるものの、じっくり向き合えずに飽きちゃう性格のせいで、どんな仕事も“深いところ”までは経験していないことも。どうしても、うわべだけの話に終始しがちな残念な面も否めません。

(4)ハマると残業も休日出勤もいとわない

飽きっぽい人は、興味があるうちは、仕事に対して人一倍のめり込む面ももち合わせていることが多いです。

そのため、その仕事にハマっているときには、周囲が驚くほど熱心に仕事に向き合い、残業や休日出勤もいとわないケースが多いです。

(5)瞬発力がある

すぐに物事に飽きてしまう人ほど、言い換えれば、瞬発力があるという傾向も否めません。

物事や仕事に対して、興味がある間の馬力は、そこらへんの人には負けないほど強い人もいます。

周りが石橋を叩いて「渡るべきか? 渡らぬべきか?」を迷っている間にも、飽きっぽい人ほど、得意の瞬発力で行動に移す“行動力”だけは人一倍だったりします。

そのあとに、思うように結果が出ないと、すぐに「飽きた」となってしまうんですけどね……。

 

4:飽きっぽくてもハマりやすい趣味5選

飽きっぽい人に共通するお悩みとして「こんな飽きっぽい性格でも続く趣味はないの?」も挙げられます。

そこで、飽きっぽくてもハマりやすい趣味を5選紹介しましょう。

(1)料理

衣食住は生活の基本でもあるので「料理」を趣味にすると、実用性もあって飽きにくい!

しかも、毎日違うものを作る楽しさがあるので、飽きっぽい人でも「今日は洋食、明日は和食」と志向を変えながら楽しむことができます。

(2)カメラ

カメラの趣味は、被写体を変えるたびに新鮮な気持ちが楽しめるので、飽きっぽい人でも比較的続けやすいです。

カメラに凝りだすとお金もかかりますが、それもまた飽きることを遠ざけてくれるし、「今度は、あんな写真を撮りにあそこに行ってみたい」と新しい場所に出向くきっかけにもなります。飽きっぽい人でも刺激を持続しやすいです。

(3)ヨガ

ヨガは、レッスンを終えたあとの爽快感にやみつきになる人も多く、飽きっぽい性格を自認する人でも、続けやすい趣味と言えます。

体を伸ばしたり動かしたりすると、終えたあとの体や心も整うことから「飽きっぽい」性格そのものが改善される人もいたりして……。

(4)食べ歩き

いろんなものを食べる“食べ歩き”の趣味は、飽きっぽい人でも続けやすい趣味。

和食に洋食、エスニックに中華……と、本気で食べ歩こうと思ったら、調べれば調べるほど「行きたいレストラン」も増えてくるはず。

飽きている間もないほど、バリエーションに困らない趣味です。

(5)旅行

初めて訪れる場所には、それなりの刺激がつきもの。

そのため、飽きっぽい性格の人でも「旅行」を趣味にすると、飽きずに継続しやすい傾向です。

国内だけでなく海外にまでターゲットを広げれば、一生では回りきれないほど、多くの「行きたい場所」が見つかるはずです。

 

5:あなたも実は飽きっぽい?飽きっぽい性格診断5選

「もしかして、私って飽きっぽいかも……?」と薄々感じてはいるものの、いまいち確信がもてない!という人もいますよね。

そこで、自分が飽きっぽい性格なのかをジャッジできる診断チェックシートをお届けします。

当てはまるものが多いほど、正真正銘の「飽きっぽい人」です!

(1)周囲の友達に比べて「惚れっぽい」と思う

まわりの友達と比べて「もしかして、自分は惚れっぽいかもしれない……」と思っていたり、みんなから「あなたって、惚れっぽいよね〜」と指摘される場合は、飽きっぽい性分が関係している可能性も大。

次から次へと好きな人が変わっている自覚がある場合も、飽きっぽい人と言えるでしょう。

(2)恋愛経験が豊富

身近な友人たちと比べて「自分のほうが付き合った人数が多い」とか「異性との経験が豊富」と感じているならば、飽きっぽい可能性が高いでしょう。

ひとりの相手とじっくり付き合うのが苦手で、少し付き合っては、相手に飽きて別れてしまう……。これを繰り返した結果として、恋愛経験が豊富になっているのかもしれません。

(3)転職の回数が多い

これまでに転職経験がある人は、その回数が周囲の人と比べて多ければ、性格の飽きっぽさが影響している可能性も高めです。

ひとつの仕事にじっくり向き合うのが苦手な自覚がある人ほど、飽きっぽい性格が関係して、転職を繰り返すのかも……。

(4)まだ使えるものも新製品が出るとつい買ってしまう

ケータイや家電、洋服やお財布など、まだ持っているのものが十分使えるのに、新製品が出ると欲しくなって、つい買ってしまう……。

そんな生活スタイルに心当たりがあるなら、飽きっぽさのせいで散財してしまっている可能性も否めません。

流行を追うには、ある程度お金がかかっても仕方ないけれど、なんでもかんでも新製品でそろえないと気が済まないタイプの人ほど、“飽きっぽさ度”は高いと言えるでしょう。

(5)物事に対して数か月で「極めた」と感じることが多い

趣味でも仕事でも習い事でも、数か月しかしていないのに「よーし、極めたかも!」と感じることができるなら、飽きっぽい人である可能性が高いです。

どんな物事であれ「石の上にも三年」という言葉が示すように、極めるにはある程度の時間が必要。そこを、たったの数か月で満足してしまい「極めたから、もういいや!」と思ってしまうということは、実際には単なる「飽きた」だけ?

 

 

6:「飽きっぽい」は長所であり短所である

冒頭でも少し触れましたが「飽きっぽい」は短所のように思われがちだけれど、発想を転換すれば長所として捉えることもできます。

例えば「飽きること」が原動力になって、周囲の人よりも行動力があったり、常に新しい刺激を求める性格のために、新しい情報をキャッチできるリサーチ力があったりと、長所に生かされていることも、往々にしてあります。

もしも今、「自分は飽きっぽい人間だと思う」と、心当たりがあるならば、短所として悲観するのではなく、長所として活かせるように心がけると、毎日はもっと楽しくなるかもしれませんよ。