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玉の輿の実態は?玉の輿に乗る人の特徴と体験談5選

林舞花

林舞花

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1:玉の輿とは?

玉の輿(たまのこし)とは、女性がお金持ちの男性と結婚することにより、自分も裕福な立場になることをいいます。

お金持ちの独身男性を見つけて、お付き合いして、結婚までこぎつけるのは、なかなか難しいこと。難しいからこそ「玉の輿に乗りたい!」と羨む人が多くいるのです。お金持ちの男性と結婚して、優雅な暮らしを送りたい……セレブ妻になりたい……誰もが一度は夢見るでしょう。

実際、玉の輿と言える男性はどんな人で、年収はどれくらいなのでしょうか。そもそも玉の輿ってどんな言葉? そんな玉の輿婚にまつわるアレコレを、成功した人の体験談や失敗した人の経験談も交えてご紹介します。玉の輿婚を目指していきましょう!

(1)玉の輿に乗るとは?年収はいくらから?

玉の輿というくらいなので、高い地位や収入、資産を持ったお金持ちの男性が相手となります。高い収入で有名なのが、IT社長、医者や弁護士、パイロット、投資家、スポーツ選手などです。

これらの男性の収入は、一般的には年収1000万〜3000万か、それ以上。結婚後には働かなくても、セレブ妻として、優雅なランチにブランドバッグ、エステにもいけるくらい裕福な生活が送れます。まるでシンデレラのような出会いに期待してしまうのもわかりますよね。

(2)玉の輿の由来は?英語では何という?

まずは、「玉の輿」という言葉の意味を調べてみましょう。辞書には以下のように載っていました。

たま‐の‐こし【玉の輿】

1 貴人の乗るりっぱな輿。

女性が婚姻によって手にする富貴な身分。

2 玉(たま)の輿(こし)に乗る

女性が、高い身分の人や多くの財産を所有する人の妻になる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

一般的に「玉の輿」という場合は、「2」の意味ですよね。ちなみにこの「玉」は何かというと、その語源には諸説あり、一般的なのは「宝石」という意味で、美しいものの総称として使っているという説。また、俗説にはなりますが、京都の八百屋の娘であった「お玉」が将軍・徳川家光に嫁いだ話から来ているという説もあります。

この「玉の輿」ですが、当然、英語では「a jeweled palanquin」なんていう表現はありません。意味として通じるのは、「a Cinderella story」かもしれませんね。また普通に「marry into a wealthy family(裕福な家に嫁ぐ)」とされることも多いです。

(3)玉の輿に乗りそうな人の手相「玉の輿線」とは?

手相の中でも、「結婚線」という線は聞いたことがありますよね。その結婚線に関係してくる、「玉の輿線」という線もあるんです。

結婚線は、小指の付け根から伸びている横線です。また、太陽線という薬指の付け根から伸びている縦線があり、その2本が接している場合、結婚する相手の資産によって、裕福な暮らしができるとされています。

この交わっている人は、セレブになれる、または高い地位になれるといった、財力に恵まれる可能性が高いようです。

2:どうすれば玉の輿婚?玉の輿に乗る人の特徴3つ

(1)自立している

自分を持っていて、恋人や家族に依存せず、仕事やプライベートも充実している姿は、男女ともにかっこいいですよね。お金持ち男性は、早くから自分の成長を意識して仕事に励んでいる人が多く、結婚相手にもある程度の自立を求めています。仕事を理解して協力したり、相手の話を聞いてあげたり、時には意見を言い合ったり。

そんなふうにお互いを高め合えるような存在になれれば、玉の輿婚も見えてくるかも!

(2)出会いに貪欲

玉の輿に乗りたいと思っても、そもそも男性と出会う場が多くないと、そんな可能性すら生まれません。

初めはなんてことない合コンから連絡先を交換して、その友達、さらにその知り合い……というように、着々と人脈を増やしていき、沢山の出会いの場に足を運ぶことで、玉の輿に乗れる可能性も上がります。

お金持ち男性は、パーティーや食事会など、さまざまなアクティビティをビジネスの一貫として、またはプライベートを充実させるため、必要としている人が多いので、そういった出会いに貪欲であることが、玉の輿に乗ることに繋がるでしょう。

(3)常識、知識を兼ね備えている

どんなに可愛くてスタイルが良くても、常識のない人は、男女ともに恋愛対象から外れがちです。社会的地位のあるお金持ち男性が惹かれる人は、一般的な常識、知識を兼ね備えている人だといえます。

仕事での挨拶や一般常識は当たり前。印象が良くなければ、仕事もうまくいかないもの。もちろん、付き合う女性もそれなりのマナーや作法、ある程度社会の知識がないと、一緒にいて恥をかかせてしまいます。彼を立てられるくらい、余裕のある女性を目指しましょう。

3:玉の輿のリアルエピソード5つ

(1)同じ職場で結果を出す

「好きになった人が会社の上司で、お互いに仕事をストイックにこなすタイプだったので、仕事で認められるように結果をだし、距離を徐々に縮めて、飲み会などでアピールを頑張って交際に発展!

同じ会社で役職が上の人なら収入もだいたいどれくらいかリサーチできるし、きっかけもつくりやすい。同じ職場なら両親にも紹介しやすく、結婚までスムーズでした」(Tさん・30歳/証券会社勤務)

(2)肉食系女子で出会いの場へ

「夜の仕事をかけもちでしていて、お金持ちの人と出会う機会が多かったんです。羽振りのいい人には、独身かどうかを聞いて、積極的にアピール! その人がダメでも他のお金持ちの友達を紹介してもらって、自分の友達と飲み会をしたりパーティーに参加したりしました。

そしてその中で出会った経営者と交際! できちゃった結婚を狙って晴れて結婚。見事、玉の輿に乗りました」(Oさん・34歳/会社受付)

(3)内面重視をつつましくアピール

「表参道、六本木、麻布界隈でアルバイトをしていていたんですが、IT社長らしきグループが常連さんだったので、仲良くなって連絡先を交換したことをキッカケに交際に発展、そして結婚とトントン拍子に進みました。

あえて普通の家庭の女性と、お金持ちであることを意識されずに交際したいと彼は話していて、お金に興味なさそうにしていたことが良かったみたい」(Mさん・29歳/フリーター)

(4)サポート役にまわり、尽くす女へ

「看護師の友達から、医者との合コンに誘われて行ったことがキッカケで、医者の彼ができました。忙しい彼に時間を合わせて家事も勉強して、身の回りのサポートをできる限りしていたら、プロポーズされました。

代々続く医者家系で厳しい印象でしたが、専業主婦として彼を支えていく意思を伝えたら、受け入れてもらえました。日々努力した結果、玉の輿に乗れました」(Nさん・30歳/製薬会社勤務)

(5)明確な将来設計でスムーズに

「年収で結婚を決めたくて、結婚相談所、婚活アプリ、相席ラウンジ……あらゆる可能性を試し続けて、何人かとデート。将来こうしたい! こうなりたい!というビジョンを論理的に話して、同じような考えを持っていて、利害関係が一致した彼と交際。

正直に希望の年収や将来について話したことで、お金目当てではなく、肝が座ってる系の女子として見られて、夢だった玉の輿に!」(Hさん・34歳/広告代理店)

4:玉の輿婚で幸せになる!と努力しても失敗する人の特徴3つ

(1)見た目ばかりに注力してしまう

「お金持ちの彼が欲しくて、メイクやファッションに気合いを入れて飲み会や合コンに挑む日々。だけど気づけば、私より地味なタイプの子のほうが、スペックのいい人と付き合っていく。焦って空回りしてしまい、婚活に疲れてしまいました。見た目よりも、内面を磨いたほうが良かったかも……」(Fさん・32歳/会社事務)

(2)常識やマナーがおそろか

「高収入男子とデートに……! 高級レストランへ連れて行ってもらったけど、マナーがわからず、可愛くおバカアピールをしたけど、彼はドン引き。会話もわからないことだらけ……。最低限のマナーや、彼の仕事関係について、ある程度は勉強しておくべきでした」(Nさん・30歳/販売員)

(3)年収を意識しすぎ

「婚活アプリで出会った人全員に“年収は?”と聞いていたら、“年収を聞いてくるような女性は好きじゃない”と言われてしまいました。婚活アプリって、割とはっきり結婚を意識している人が多いから、正直に聞いていたけど、やっぱり露骨に玉の輿狙いはダメですね」(Fさん・36歳/営業)

5:玉の輿にのるための具体的な方法論

玉の輿にのるためには、外見も大事ですが、高スペックなお金持ち男性に釣り合うような聡明な女性になるため、内面を磨くことが大切。

お金持ちの男性というのは社会的地位が高かったり、経済的な知識が豊富だったり、交友関係を大事にしている人が多いので、おバカキャラは通用しないと思ったほうが良さそうです。

星の数ほどいる女性たちの中から自分を選んでもらうには、まず自分の身の丈にあったアピール方法を考えて、出会いには貪欲に、相手には謙虚でいることを意識しましょう。

6:玉の輿に乗りたい人は玉の輿神社へ?

数々のドラマの撮影地にもなった、江東区にある『洲崎神社』。「玉の輿」の言葉の由来にもなっている、桂昌院(お玉)にゆかりがあるということで、玉の輿に乗りたい人にご利益があるそう。

神社には、「玉の輿たまちゃん」というオリジナルキャラクターまで存在。玉の輿たまちゃんの前に置かれている神秘的な玉を撫でると、玉の輿に乗れるというウワサも……。玉の輿に乗りたい人はぜひ洲崎神社を参拝してみてはいかがでしょうか。